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去年の秋からの経験と気持ちの動きを振り返って
つら過ぎる経験が自分の成長のきっかけになることがあるんだなぁ、と思ったので、個人的な話になりますが、去年の秋からのできごとと心の動きなどをまとめてみることにしました。
今までになかった衝撃的なできごと
まず、去年(2023年)の10月16日、谷村新司さんの訃報が飛び込んできました。
さだまさしさんのInstagramを見て知ったのですが、何が起きてるのか理解するのに数分かかりました・・・それで、思わず「やだ!」って声を出してしまいました。
2023年はセラピスト系の仕事のことであれこれ整えないといけないことが多くて、兼業農家でもあるので、忙しさもあって、谷村さんが療養中だったのを知らなかったんですね。
なので、訃報があまりに突然で、なかなか受け入れられませんでした。
現在の状況は・・・
谷村さんがいなくなってもうすぐ5ヶ月。
10月の後半の2週間で2キロやせまして、そのあとじわじわと1キロ減りまして、現在、ほぼそのままキープ中です。
現在の私の状況は・・・例えばドラマの中で登場人物が「大切な人が亡くなった時のことを思い出す」ようなシーンで、どーーーしても泣きそうになってしまいます。
それ以外にも、ふとしたことで涙が止まらなくなったり、早朝に目が覚めて動悸や息苦しさを感じたりすることがまだまだ多いです。
傷ついたできごと
去年の10月当時、ある心理セラピーツールのようなものをメニューに取り入れていまして、そのツールの運用に関して、管理者側の担当者とチャットでやり取りしていた時のこと。
話の流れで、私が「谷村さんの訃報がつら過ぎたので、私にとってのこのできごとの意味を知りたくなって、『命日占い』を読み直してみたところ、気づきを得たので、それに従って行動してみようと思っている」というようなことを書いたんですね。
その時の返信で、「何か罠にはまっていない?必要以上に心が騒いでいるように思えるので、伝えたほうがいいかと」というような言葉を投げかけられました。
訃報から10日。まだまだショックが強くつらい時期でした。(というか今でもつらいです)
何だか自分だけの聖域に土足で踏み込まれたような気分で、とても傷つきました。
詳しくは仕事用のnoteに書いたので、もしよろしければ読んでみてください。
その後、決めたこと
そんな感じで心がかなり傷ついてしまった私は、いろいろ考えた結果、当分の間、その心理ツールを手放すことにしました。
提供メニューからも削除し、肩書(資格)の表記も削除しました。
いつかまた取り入れたくなったらその時にまた考えようと思っています。
なぜこんなにつらいのか?考えてみた
谷村さんがいなくなって、なぜこんなにツラいのか、私なりに考えてみました。
実は過去にも推しが亡くなってツラかったことがありました。
1人目は、オードリー・ヘップバーンさん。
2人目は、18代目中村勘三郎さん(今年十三回忌ですね)。
3人目は、渡瀬恒彦さん。
でもね、谷村さんの時みたいにこんなに長い間ツラさが続いてなかった気がするんですよね。
なぜでしょうね。
私なりに考えた理由
谷村さんとのお別れがなぜこんなにずっとツラいのか、考えられる理由をいくつか。
好きだった期間が長い(30年弱)。
実は、自分でもこんなに好きだったことを自覚していなかった(亡くしてから気づいた)。
だから、コンサートにも無理して行くような感じではなかったので、結局一度も行けていなかった(行っておけばよかったと後悔している)。
療養中だったことを知らなかったので、あまりに突然の別れだった。(覚悟ができていなかった)
先ほど書いた、傷ついたエピソードも引きずっている。
谷村さんのことは30年近く前から好きだったんだと思います。
ただ、自覚が足りなかったみたいです。
谷村さんより先にさだまさしさんのことを好きになっていたので、谷村さんのことも好きだったんだけど、自分ではあまり認識していなかったのかな。
でも実はとても好きで、もしかしたらいつの間にか、さださんを追い越してさえいたかもしれないことに気づいてしまったという感じです。
辛さと向き合うためにやってみたこと
かげした真由子先生の「命日占い」を読み直して実践。
谷村さんの歌をあえてたくさん聴いて、たくさん泣いてみた。
谷村さんの小説やエッセイを読んでみた。
セラピストの仕事をしばらく休んでみた。
1と3がワタシ的には効果的だった気がします。
谷村さんね、とても努力家で、しかも素直だから、「僕は知らないことが多すぎる!」と思ったらしく、いろいろと猛勉強してエッセイに書いてました。参考文献の多さに目が点になったよ、私。
そんな感じで、谷村さんが伝えてくれたお勉強の成果が、私の中の何かを刺激してくれたようで、今、だんだんと自分の向かいたい方向が見えて来つつあるような・・・。
なぜか出会えた素敵な本とイラスト
谷村さんがいなくなってしまった悲しみと向き合ううちに、なぜかふと出会えた本がありました。
「満月珈琲店の星詠み」です。
気分転換を兼ねて、夫が書店に連れ出してくれた時、いつもは見に行かない棚の付近を歩いていたら見つけました。
Amazonで見かけたことがあって、本の存在自体は知っていたのですが、その時にはなぜかスルーしてました。
書店で実物が目に入って来た時、「あ!あの本、文庫化されてたんだ!」と思って、手に取ってみました。
それで、一度は棚に戻したのですが、なぜかその場所を離れられず、とりあえず第一弾だけ読んでみようと思って、買って帰りました。
これ!
本当に買って良かったです!
そのあと、第五弾まで通販で買いまして、現在、第三弾まで読み終わっています。
こんな素敵な本があったんだ~!
もっと早く読めばよかった~!
と、感動の嵐です。
自分の「本当の願いごと」や人生について、考え直すきっかけをいただきました。
この本のことについては、また改めて書きたいと思ってます。
この本は、素敵なイラストとのコラボ作品という感じで・・・
イラストレーターさんのポストカードブックを買ってみることを、今日決めました!
どちらも、不思議な縁で出会った感覚になれる本でした。
谷村さんが結んでくれた縁なのかなぁ。
結局のところ、谷村さんのおかげで気づいたこと
谷村さんの歌の中に、とってもよく登場するワードがあるんです。
それは、「星」。
「昴」とか「オリオン13」とか「VEGA」とかも含めると、すごく多いです。
谷村さんのコンサートのDVDを見ていたら「中学の頃、星座の本を読んでいました。当時はそういう男子中学生、珍しかったんですよ」と話していました。
そして、「命日占い」を読んだ時、谷村さんの命日の星の配置と私の誕生日の星の配置を読み解くと、「接点のなさそうな二人だけど、もともと同じところから来ているような関係性」であると書かれていたんです。
二人に共通するパズルのピースのようなものが見つかると、それが今後の人生に影響を与えてくれる、とのことでした。
それが「星」なんじゃないかなぁ、と薄々感じている私です。
実は、この数年で買った本の数が、西洋占星術に関連するものがいちばん多いんです。とくに意識していなかったのですが、結果的にそうなってました。
そこにさらに、「満月珈琲店の星詠み」に出会ったでしょう?
これはもう、何かのメッセージのような気がします。
何となく、谷村さんの声が聞こえて来そうな。
「あ、やっぱり星が好きだったんだね」って。
そうなんです。星が好きなんです。
これからは、西洋占星術をもう少し深めてみようかな、と思い始めている私です。
こういう「本当はこうしたかった」と気づけるきっかけをくれたのは、間違いなく谷村さんだと思うので、この気づきを大切にしていきたいと思います!
いつか、何らかの形で皆さんに還元できたらいいなぁ~。
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