「好みのタイプ」について考えてみる。月命日によせて　谷村新司さんのこと。

2024年11月8日ですね。
今日は谷村新司さんの月命日です。

この月命日のテーマ投稿、もうそろそろ年内いっぱいぐらいでひと区切りかなぁ、と思ったりしています。
来月は書くつもりです。

その後は1月になってみないとわかりませんが･･･

最初は好みのタイプじゃなかった谷村さん

誰かを好きになる時って、どんな時なんでしょう？

私はたぶん30年ぐらい前から「谷村新司さんが好き」というベースができていたと思われるのですが、実は若い頃の谷村さんって、いわゆる好みのタイプではありませんでした。

私は1975年生まれですから、谷村さんが「昴」を発表した頃には5歳。
何とか物心ついたころという感じでしょうか。
なので、谷村さんという人物を認識していてもおかしくないわけですね。

でもたぶん、私が谷村さんをハッキリと認識したのは、1990年代に入ってからではないかなぁ。
というか、実は最初の頃は、「自分には関係ない人」みたいな位置づけだったと思われます。

80年代後半、中学生の頃にはたぶんもう「昴」は知っていたと思うし、「冬の稲妻」とか「チャンピオン」とかもたぶんタイトルだけ聞けば歌を思い出せる状況だったような･･･

で、若い頃の私は谷村さんは見た目があまり好みじゃなかったんでしょうね（笑）
あまり真面目に聴いていなかったんですね。

今から思えば、始まりは「三都物語」

1992年。
「三都物語」ですよね～。この歌をJRのCMで聴いた時、私の心が反応しましたね。

今から思えば、この辺りが「谷村さんすごいいい曲作るよね！」とちゃんと認識した頃ですね。

でもまだそれほど好みのタイプじゃなかった（笑）

だけど本当に「三都物語」は素晴らしい。抒情的な歌詞は多夢星人（阿久悠）さんだとしても、その歌詞の魅力を最大限に引き出すメロディは谷村さんじゃないと作れなかったでしょう。

それに加えて、歌声と歌い方というか、発音の仕方？
すべて整ってる感じでした。

そして気づけば、メチャクチャ好みのタイプに･･･

そのうちに、ふと気づいたら谷村さんのアルバムをバッチリ予約して買うようになり、「地球劇場」もほとんど毎回欠かさず見るようになり･･･

いつの間にか、見た目も「好みのタイプ」になってました。

なんでしょうねぇ･･･谷村さんが還暦を過ぎたあたりからでしょうか、本当に素敵な優しい笑顔なので、好みのタイプになりましたね。

話はそれますが、私はどちらかというと、お目目パッチリな人は好みではありません。
なので、吉沢亮さんとかよりも、松下洸平さんのような、目が細めの人が好みなんですよね。

そういう観点からすると、綾野剛さんもタイプなのでは？と思われるかもしれませんが、実はごめんなさいタイプじゃないんです（笑）

逆に、目は大きめですが谷原章介さんと田辺誠一さんはタイプです。

でも、目が細めの人が好きな確率は高いです。先ほども書きましたが松下洸平さん、鈴木亮平さん、井上芳雄さん、柄本佑さん、神木隆之介さん･･･

そんなわけで話を戻すと、谷村さんは好みのタイプに当てはまりますね。
でも、たぶん見た目だけじゃないんですよね。見た目だけなら条件に当てはまる人の中で、全くタイプじゃない人が存在することから考えても、谷村さんには何か特別な理由があるのではないかと･･･

「生き方」「考え方」なのかなぁ

そこで思い当たることと言えば、やっぱりその人の「生き方」「人生に対する考え方」「人との接し方」なのかな、と。

年を重ねると、その人の生き方が見た目に現れてきますよね。

谷村さんは冒険心を忘れず、常に挑戦し続けるアクティブなところと、周りの人たちを和ませることを大切にする優しいところと、自分の言動にはきちんと責任を取ろうとするしっかり者のところと、そういった様々な生き方や考え方が、素敵な表情を作り出してきたのでしょう。

最近、2018年頃の谷村さんのラジオ番組の音源をみつけて聴いていますが、毎回とても素敵な体験談を話してくれてたようで、普通にリアルタイムで聴いているかのような錯覚をおこしてしまいながら楽しく聴いています。

先日は、「デパ地下大好き」というお話や、イタリアに行った時に思わぬ買い物をしてしまった話などしていて、谷村さんはスーパースターだけど普通の感性の持ち主で、そこがまた素敵なんだなぁと思いながら聴きました。

まとめ　谷村さんが好きな理由

最終的には、谷村さんが好きな理由は･･･

谷村さんがそこにいたから。

です（笑）
歌声が好きとか、普通に話す声も好きとか、作る歌が好きとか、話が面白いから好きとか、そういったものはすべて後付けの理由な気がします。

谷村新司という人が存在していて、いろんな人と関わりながら様々な活動をして行く中で自然と吸収して来たエッセンスが、素晴らしい才能と結合して表に現れ、全体として世界にただ一人の素敵な人という状態になったから、そこに惹かれたのかな、と思います。

なので、私が谷村さんが好きな理由は、谷村さんがそこにいて、私は谷村さんを知ってしまったから、です！

というか、もっと言うと、理由なんてないのかもしれません。
「魂がふるえるから」という感じなのかも･･･