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第一回おしえて!メタルアッシュ
注意:キャラクターの主観が入るため、答えが正確でないことがあります
2021.10.31 質問21まで追加
2021.11.17 質問25まで追加
2021.12.19 質問30まで追加
2022.01.09 質問40まで追加
2022.03.08 質問55まで追加
・質問1~10
質問1:GGCって何の略ですか?
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バーンアウト「Grand Gear Cityの略だな。Gearはハイギア、つまり機人のこと。だから、大きな機人の街って意味だな。イマドキ正式名称で呼ぶやつなんて全然いないけどな。ニンゲンが機人のために作った街とも、ニンゲンがいなくなった後に機人が作った街とも言われてるけど、正確なところはよくわかってないとか」
質問2:機人ってどういう存在ですか?
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キラーボックス「合成金属ヴァルカストスの体を持つ生命体。かつてニンゲンの手によって作られた存在ではあるが、ボディは通常の地球生命体と同様、無数の金属細胞で構成されており、多少の傷であれば、修復機構・免疫機構により自己治癒する。……と、ワイドウェブに記述があった。一般的な機人はそういった作りのようだ。我はそのような構造ではないが」
質問3:記憶脳・行動脳について教えて下さい
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ホークアイ「機人の機体制御に関わる代表的な構造が、この二種類の脳です。記憶脳は見聞きした記録、学習した事柄を司り、行動脳は体を動かすための制御を司ります。わかりやすい部分では、平衡感覚や、エネルギー消化などです。機械がまだ原始的だった頃はハードディスク、CPUなどと呼ばれるパーツがあったそうですね。昔と今では機械の作りも全く違いますし、同じ機能・構造を担うわけではありませんが、設計思想としては似ているかもしれません」
質問4:ニンゲンは何が原因で絶滅したのでしょうか?
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クリーヴィッジ「特にコレが原因!みたいなのはないんじゃねェかな。平和だったけどちょっとずつ数が減っていなくなったって記録にはあるなァ。滅びるよりずっと昔には宇宙人が攻めてきたりとか色々あったらしいケドな。ホントかね~?ま、っつってもニンゲンの文明はオレたち機人が引き継いでるワケだ。コドモってのは生んで育てるんだろ?オレたちもニンゲンの手で生まれて、色々教えられて育ったわけだから、機人はニンゲンのコドモで子孫ってこと。マア、ホントはオレたちにはよくわかんねェけど、少なくとも、滅びる前のニンゲンはそう考えてたらしいな」
質問5:GGCで四季はどれくらい意識しますか?気候の移り変わりがあんまりなかったりするんでしょうか?
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ブラックヴェイル「ほう、四季か。春・夏・秋・冬というやつだな。GGCは屋内型都市だが、外気の変動の影響も幾らか受ける。湿度や気圧の変化を感じると、俺たちも季節を意識する。加えて、GGCには定期的に層プレートを外に開いて、雨を取り込む機構があり、その時は俺たちも外気に直接触れる。外の空気は情報量が多いから俺は好きだぞ。ただ、四季、という区分はあまりせんな。俺たちの間では、六季とか八季とか、そういった感覚で話すことが多い」
質問6:GGC各層の広さはどれくらいですか?層ごとに差はありますか?
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ジャッジメント「層プレートの広さはどの層も同じだ。しかし層ごとに居住区の広さには差がある。例えば、第四層は娯楽区域が多く、第三層は都市機関部の占める面積が多い、などだな。我々の第六層は商業施設や金融街が発展している。居住・生活の観点では他の層より広いと言えるだろうな」
質問7:GGCで一番強いのは誰ですか?
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モリオン「びっくりした。そんな火種になる話ぶっこんでくることある?思わず俺が出てきちゃったよ。その話題マジでヤバイからね?どいつも自分が一番強い!って言うか、自分のトコの層主が一番強い!って言い出して、収集つかなくなるんだってぇ。戦争だねこりゃ。まァ~つってもさ、こういうのはお互いの相性とか味方との都合もあるからね。一概に誰ってモンでもないんじゃない? 俺の考えだと、暴君閣下か第三層主じゃない~?って思うけど。あ、やべ、これ陛下って答えておかないと殿下に怒られるか? でもいつか層主も陛下もみ~んなぶっ殺して俺が一番強え~!って言ってみてえな!」
質問8:遺物兵器の表記にオルトオブジェクトとありますが、jsH(別作品)の遺変となにか関係ありますか
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ヨルムグ「うむ、ないぞ!フレーバーとかエッセンスとして楽しみたまえ。何故余が答えるのか?そこはほら、余はもう死んでいるからな、こういう裏話っぽいことを話せるのは余くらいというわけだ。ネビュラポップのやつはアイドル活動以外のやる気に欠けるからなぁ」
質問9:ブラックヴェイルが一番好きなお菓子はなんですか?(例:チョコケーキ、いちご大福といった、種類・味も含めて)
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ブラックヴェイル「最近食った中では、クリーミーカボチャラテが記憶に鮮明に焼き付いているな。その前は四層で食ったマリトッツォ、三層の鯛焼きメロン、フグ肝の糖蜜漬けも美味かった」
クラストール「その時々の気分で選ぶので特にコレが好きというものはないようですが、統計では、より甘ったるいものを好む傾向にあるかと」
質問10:バーンアウトがキラーボックスをどっか捨ててこようかなこいつ・・・と思う瞬間はどんなときですか?
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バーンアウト「コイツの場合、野放しにするほうが不安っていうか、ホントしょっちゅうロクでもないことするから困るんだが、どっちかというと、どっか永遠にしまい込んでおきたいというか…。そうだな…知らない間に物騒な兵器を作ってるとか、カレンダーに『五層襲撃予定日』とか書きこんでる時とか、ジャッジメントのアンダーザロウを盗む計画を立ててたりとか、隣の店を破壊してウチの店を拡張しようとしたりとか…そんな時はすごく思うな…頼むから大人しくしててくれ~…こういうコト言うと、『我は大人しくしている。本来であれば手当り次第住民を解体・分析する行為に及んでいるところだ』とか言い返されるんだよな」
・質問11~20
質問11:ヒギエイアがホークアイの元につくまでの経歴や、同僚への印象を可能な範囲で教えてください。
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ヒギエイア「以前は層立病院に勤めていた。いつだったかの襲撃の時に、災害救助をしていたところ、ホークアイにスカウトされたな。同僚…と言ってもホークアイの人事採用は無茶苦茶だからな。真っ当に雇われているのはオレともうひとり…以前の層主の頃からいるヤツくらいのものだ。トクスフェクトのやつは忠犬ごっこに勤しんでいるようだが、所詮は骨の髄まで五層に浸かったヤツだ。善意だろうと何をしでかすかわからん……が、今の四層に足りない人材ではある。フン、あんな奴に頼らねばならない現状が屈辱だ。ヴィンチズは…あいつは何と言ったら良いんだ?あれは本来機人、というより設備に近い存在だが…まあ、調査・救助・修復、大抵の事業はこなせる使えるヤツだな。オレの担当業務にも近いから、最も頼りにしている。奴は何故かオレに対抗心があるらしいがな」
質問12:四話のハイダガー疑似人格AIとはなんですか?四話時点でのハイダガーくんは怪我から回復して元気になっているのでしょうか?ちゃんとご飯を食べていますか?
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ジャッジメント「部下を案じてくれたこと、感謝する。ハイダガーはブラックヴェイルと交戦した傷がまだ回復しておらず、療養中だ。容態は安定しており、順調に回復に向かっているため懸念は不要だ。疑似人格AIについてだが…ハイダガーはこういった事態に備えて、自らの人格を模したAIを用意しており、現在は本人の代わりにそれを業務に使用している。……簡単なことのようだが、通常であれば本人をそのまま再現した人格というのは危ういものだ。大抵の疑似AIはもっと人格を削ぎ落とし、簡素な機能しか有さない。想像してみるといい、貴公は立体感覚の存在しない次元に閉じ込められることに耐えられるだろうか?ハイダガーは元よりそれに耐えうる人格を有しているからこそ、可能なことだ。くれぐれも、不用意に真似をしないように」
質問13:クラストールとブラックヴェイルは人生の何割くらい一緒に居ますか?
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クラストール「ぞっとする話題が来たな。…いや、失礼。自分の人生の数多の過ちを思い返してしまっただけだ。そうだな…あれと知り合ったのは、ブラックヴェイルがまだ小さな組織に所属してた頃だが、その頃はそう頻繁に顔を合わせていたわけではない。時折奴が私の棲家に押しかけてくるくらいだった。その後、私は知らなかったが…奴は前層主、つまり《皇帝》アルマディスの傘下に入ったらしい。その頃は連絡一つとっていなかったから、詳しいことは知らないが。毎日顔を合わせるようになったのは、奴が層主の座につき、私を無理矢理スカウトしてからだ。だから……ハア…二割ほどは奴に支配されていることになるな。この先《暴君》が死ぬまでそうだと思うと憂鬱だ。《裁君》でもファイブコートでも構わないから、さっさと殺してくれないものか。ああ…私のほうが年上だから、ブラックヴェイルの人生においての割合、はまた違うだろうな」
質問14:おばけは信じてますか?
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ホークアイ「物語の中の、祟りや物の怪の類のことですかね?信じるかと言われると、悩ましいところですね。ああいうものとは出会いたくないので、居ないほうが助かりますが。ニンゲンの時代の映画には様々な怪物が登場しますが、どのくらい実在したんでしょうねえ……ここだけのハナシ、実際にああいったものを見たらワタシはかなりビックリしてしまう気がします…。ヒギエイアやホロウウィンドに聞かれたら情けない!と叱られるのでヒミツですよ…!それとは別に、GGCでは幽霊が出ます。大気中に残留したエネルギーに機人の思考が写し取られたものですね。れっきとした物理現象で、怪奇現象というわけではないのですが、それなりに厄介で、駆除には苦労しています。第四層は水場が多いので、他の層より出やすいんですよ」
質問15:サハースポットのコート状の布おしゃれで素敵ですね。ところで衣類がさほど重要ではなさそうなメタルアッシュたちにとって布って何なのでしょうか。余剰を楽しむおしゃれ的な……?
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サハースポット「ありがとう。ボクもこの着こなしは気に入っている。勿論、基本的に機人が布で体を覆う必要はないが、ボクはファッションとして好んでやっている。多くの機人は自分の機体のパーツやカラーリングを変えたり、ペイントや装飾彫を足すことでファッションを楽しんでいるけれどね。布を使った装飾は地下階層の発明だけど、五層でも新しいもの好きの機人の中では流行り始めてるんだ。ほら、《無法地帯》クリーヴィッジの着こなしは随分魅力的だろう?あの布をはためかせて大立ち回りするんだ。皆、あれに影響されたのさ。他の層でも色々とデザインの模索が進んでいるようだから、何年か後にはそれなりのブームになるだろう。商売っ気があるなら、キミも投資するといい。勿論、ファイブコートでも準備は進めているとも。基本的には布で体を覆わない、と言ったが、装備として布を扱うことはある。例えば砂塵の多い地域に出る場合は、防砂のための布を装備するんだ」
質問16:各層のお盆的なやつの話がありましたが、六層のお盆的なイベントは何に当たるんですか?
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ロムレンス「六層は十一月の初めに迎霊祭があるな。ファイヤーナイトって言うんだけど、パレードがあったり、花火をあげたり…あとニンゲンのカタチをしたクッキーも売ってるな。かわいいんだよ、これがさ。今は迎霊祭だけど、昔はある王様が助かったことを祝う日だったとか。迎霊祭が終わると、次は年末年始…つまりクリスマスの準備が始まるから、この時期の六層はちょっと慌ただしいかんじだな」
質問17:三層に税金システムはありますか?
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アバイディディ「ええ、勿論ありますとも。層主制度を採用していない第三層ですが、代わりに議会制で運営されております。議会制であっても当然、税金は重要な収入源となります。ただ…三層の皆様は他層にあまり馴染めない…言ってしまえば、一人の層主を信じてついていくスタイルが合わないマイペースで我の強い気質の集まりなので、すんなりと税を払ってもらうのが難しいときがあり、納得のいく…ないしはいつの間にかスルッと払ってしまっているような税金システムの構築には手間がかかります。皆さんマイペースなので、議員も定期的に失政やスキャンダルが炎上して引き摺り下ろされたりして、議会や進めていた案件が滞ることも多く、困ったものです」
質問18:第三層は議会制だそうですが、バーンアウトは勝手に層主名乗ってるろくでなしだと思われていませんか?
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バーンアウト「ッア~~~~~~~!……そうなんだよ~~思われてるんだって…!言っておくけどおれ、自分からは名乗ってないからな? いつのまにか周りが勝手に盛り上がりだしてさあ…!それで、最初の頃は議会から突き上げくらったりして、大変だったんだよ。ホントな! まああいつらも今は利用価値がある、とか言って都合の良い時だけ来るみたいなかんじだけど…それもどうなんだよなあ?」
質問19:住人が他の層に移動するときはどうするんですか?
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クリーヴィッジ「あー、これな。層移動はエレベーターと階段があるぜ。コレ自体はどの層の管理下にもない、層全体で自動メンテされる設備だな。ただ層の管理でこのエレベーター周辺に検問つーか入管が設置されてて、六層なんかは個人認証が必要なんだよな。ま、このオレ様はそんなメンドくせーことしねェけどな!正規の移動手段じゃなくたって、色々抜け道はあるんだよ。床下とかメンテナンスのための移動スペースがあるんだよなァ~? あとは五層なんかは、勝手に穴あけて抜け道を作っちまうらしいな?」
質問20:身分が高かったり、悪事を企んでいる以外の一般機人は他層へ気軽に行けますか?例えば三層と四層、六層と地層では難易度が変わるのでしょうか。
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ハストス「第六層では五層民の入層を厳しく取り締まっている。勿論、パスポート登録情報を見て前科のない者であれば歓迎しよう。地下階層民の場合は位置タグを装着して貰う。四層とは元々良好な関係だったが、層抗争以降は四層民は簡易審査のみで六層への入層を可能に変更した。六層の入層管理はこのようになっているが、層ごとに事情は違う。三層や四層は広く門を開いているし、五層や地下は入層に審査はない。……まあ、五層から出られるか、は別だが」
ホークアイ「……良好…良好…?」
・質問21~30
質問21:GGC以外の都市に行ったことありますか?あったらどんなところでしたか?
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アルマディス「GGCの外を放浪する者は多くはない。吾は以前……層主であった頃よりさらに前に、世界を巡行していた。多くの風景、多くの都市を見た。GGCのような積載型完全屋内都市は珍しいもので、世界に五つほどしかない。多くは平らな土地に広がるように街が作られている。様々な場所があった…故に、全ては言えぬが、いくつか特徴的な都市を教えよう。暖かな湯が湧き、それを観光に利用している都市。雲に届く高き崖を抉り、作られた都市。所有する多くの歴史を紙の本に写し、土産として商う都市。滝の傍の水上に建てられ、水の力を電力に利用している都市。黒き宙に在りて、星を観測する都市。一口に都市、といっても様々だ」
質問22:五層にはファイブコートの以外の反現体制勢力はどれくらいありますか?
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ブラックヴェイル「それなりにあるぞ。小さい組織を含めれば、30は下らないだろうな。常に大小のいざこざがあって飽きん。とはいえ、ファイブコートと同じくらい勢力がある組織は限られる。俺としては強い組織が増えて、第五層がより混沌としてくれると良いのだがな。ま、気長に育ててゆきたいものだな」
質問23:層主たちはお互いの連絡先ちゃんと把握してますか?電話したら出てくれますか?
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クリーヴィッジ「そういやたまに電話かかってくるよな。あれなんでだ?五層と六層に教えてないんだが」
ホークアイ「クラストールやトーロードが勝手に割り出してるんですよ」
クリーヴィッジ「あー」
ホークアイ「それより、地階はしょっちゅう電波が切れるじゃないですか。通信設備どうにかしてくださいよ」
クリーヴィッジ「地下って基地局、どこにあるんだろうな」
質問24:機人はどこかの国の言語で話してますか?それとも機人語みたいな独自言語でしょうか?
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トーロード「GGCではいろんな言語を使ってて、大体はニンゲンの言葉だね。と言っても、ニンゲンが絶滅して大分経ってるから、その頃とは言葉も幾らか変質してるけど。六層と五層はニンゲンの時代で言うイングリッシュ、四層はイタリアン、三層はいくつか混ざっててややこしいんだけど、主にはジャパニーズ。ニンゲンの時代ではまったく違う言語として扱われてたみたいだけど、機人は処理能力が高いから、別の層の言葉も普通に分かるよ。そうだな、僕たちにとっちゃ、ニンゲンの時代で言う『方言』みたいな感じだね」
質問25:ホークアイのクロススペースって結局なんなんですか?
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ヨルムグ「クロススペースか。あれはホークアイの秘密兵器といったところだ。空間歪曲装置、と四層ではそう分類されている。物質やエネルギーを指定した場所に移動させることが出来るスグレモノというわけだ。ホークアイは大型の武器を積むのに向いた機体じゃあないから、ああいったこすっからい手で対抗してるってワケだ。いやあ、余の後継は努力家だね~。発掘された時は本来の座標演算装置がなくなっててねえ、代わりにホークアイがその場その場で空間座標を計算しているんだね。本来の演算装置があればもっと気軽に使えるハズ…っていうか、普通はそんな無理矢理使うコトないんだけどねぇ。元々は宇宙船に積んでるモノだからね、アレ。古き名はReach The World。宙を渡り、天を分かつ古代技術の果て、と言ったところだな」
質問26:ハイダガーは普段なにをしてますか?ずーっと実験ですか?
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ハイダガー「わたしに与えられた研究室にて、実験と兵器製造、ならびに拷問などを担当している。わたしの行動は全て、ジャッジメントの許可の元、行われる。必要とされる事態とならぬ限り、出撃は許可されない。ゆえに、研究室の外にでることは殆どない」
ロムレンス「え、また一日中籠もってんのか? じゃあ今度一緒にランチ行こうぜ」
ハイダガー「……一考いたします」
質問27:ジャッジメントとブラックヴェイルが完全ステゴロで喧嘩したら勝率はどんな感じになりますか?
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ジャッジメント「私が勝つ」
ブラックヴェイル「ほう、それはどうかな。俺もかなり強いぞ」
トーロード「性能的にはどっちも接近戦に対応できる機体だしね。ジャッジメントは『裁君』としての体裁があるからダーティファイトが出来ないトコが不利。ケド、それはいつものことだしなあ。まあ、結局は五分五分だよ」
ハストス「無難なコメントだな」
トーロード「この場で無難なコト以外言えないからな?」
質問28:モリオンへ ウィンクできますか?
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モリオン「おー、できるできる、見てなよォ、……殿下ぁ、オレ、目五つあるけど、何個閉じたら良いんですかね?」
サハースポット「半分なら2.5個になるな」
モリオン「オッケー、楽勝だって」
サハースポット(……どうやるつもりなんだ)
質問29:ヴィンチズは最大何体くらい動員できますか?普段はどこかに待機してますか?
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ヴィンチズA「我々は四層のあらゆるところに存在しているのです! 全体の数を数えたらきりがないのですが、都市機能の維持が我々の本業なので、ホークアイのために動員できる数というなら、2000くらいなのです?」
ヴィンチズB「多すぎるのです、道がすし詰めになるのです」
ヴィンチズC「1000くらいが妥当なのです」
ヴィンチズA「というわけで、1000なのです!」
質問30:年間行事で好きなのはなんの日ですか?
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ホークアイ「四層ではやはりカーニバルでしょう!目玉イベントとして、層主が『天の使い』として滑空ショーを行います。歴代はワイヤーで吊るしていましたが、ワタシはこの通り、飛行機能があるので自前で滑空をお見せいたします!なかなか評判がいいんですよ」
ジャッジメント「そうだな。層の行事はいずれも力を入れているが、バレンティンの日は特に楽しんでいる。層民から貰う多くの言葉や贈り物は、六層の政庁一同、励みになっている。……層主になる以前は、パンケーキの日が好きだったな」
ブラックヴェイル「俺は派手に楽しめるなら、何でも構わんのだが、そうだな、ケンタッキー・レースなどは面白いかも知れんな。五層では珍しく殺し合いではなく、走りの速さで勝敗を決めるイベントがある。まあ、ファン同士の喧嘩で翌日は要修理の機人が大量に病院に転がっているのだが」
バーンアウト「年末年始だなー。店に客がたくさんくるし、年の終わりってなると、どいつものんびりしてるし。ああいうダラけた空気、落ち着くよな」
クリーヴィッジ「うちは行事とかないからなァ。あ、こないだ三層で見たタナボタってのは面白かったな、四角い紙がシャラシャラしてて」
バーンアウト「七夕か?」
クリーヴィッジ「それ」
・質問31~40
質問31:サハースポットのファイブコートでの公的な立場というか…設立のあらましを知ってる人以外からの認識というか…その辺を知りたくて…
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サハースポット「ファイブコートは反ブラックヴェイル体制組織であり、同時に前層主である《皇帝》アルマディスを再び擁立することを目指す組織だ。ファイブコートのリーダーはアルマディスであり、ボクは副官・補佐としてその指示の元、表立った実務を行っている」
モリオン「まあホントは全部殿下が決めてやってるんだけどね。陛下、いつも落ちついてるからホントは何もしてなくても、どっかり構えて部下をこき使ってるイメージ持たれやすいんだよな」
質問32:バーンアウトは二脚に換装可能でしょうか?
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キラーボックス「可能だ。多くの機人を調査してみたが、バーンアウトはその中でも非常にカスタム性の高い構造をしており、思いつく限りありとあらゆる多様な機能や兵装に対応することが出来る。故に、脚部を二脚にするも、軟体系の素材に変えるも、自在と言えよう」
バーンアウト「やめろよ、おれはこれが安定してて気に入ってるんだから。あと多くの機人を調査したってなんだ?危ないことしてないだろうな?ちょっと、こっち来いおまえ」
質問33:「裁き断つ天光(アンダーザロウ)」はジャッジメントの自前の装備なのでしょうか?
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ジャッジメント「『裁き断つ天光(アンダーザロウ)』は、私が生来有する機能ではなく、六層が一丸となって開発した追加装備だ。大量のユピウスを束ねて放つ高出力は、GGC屈指の威力だと断言しよう」
トーロード「まさに雷光、天の裁きってかんじだよねー。カッコよくなるようデザインも何度も調整したし」
ハストス「だが、ブラックヴェイルの盾を貫通できない点は課題だな」
ジャッジメント「そうだな。改良が叶えば、第五層の制圧も容易くなろう」
質問34:アルマディスの相手の認識に干渉する能力はどういったものなのでしょうか?
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クラストール「ふむ。あれについては私も一度興味を持って調べたことがある。大雑把に言えば、皇帝のあの機能は、投影の一種だ。かつて、機人の祖先にはニンゲンの代わりに危険な場所に赴き、収集した数多の映像をバーチャルリアリティ空間へと映し出し、ニンゲンを楽しませる者があったという。おそらく、あの機能はそれに由来するものだろうな」
質問35:層主陣がカジノをうろついてもきづかれてないのはどうしてでしょうか?
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サハースポット「ハァ、困ったことだが……大抵のやつは、たとえニュースで見た顔だとしても実際に間近で見るとピンと来ないものだ。少し似ているな?と思うことはあるだろうがね。その上、場所がカジノであれば皆、自分自身が楽しむことを優先する。層主が来ていようと、『層主サマもこういう遊びをするんだな~』などと思って終わるやつが多いだろうな」
質問36:トクスフェクトはどういう風に客を誘惑しているのですか?
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トクスフェクト「ハハア、お客さん、俺の商売に興味あるクチ? 金に困ってるのかな? 良いねえ、大きな夢があるんだろう。上等なヤツになりたい、楽をしたい、見返したい、たくさん儲けて贅沢をしたい。うんうん、大きな望みを見るのは俺も大好きだね。是非とも、俺にアンタを応援させてくれよ。さ、奥にソファがあるからまずはそこで話を聞こうじゃないか」
質問37:クリーヴィッジの前に地階の層主はいましたか?
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クリーヴィッジ「いねェなァ、地階はまとまりもやる気もねえ連中の集まりだからな。オレが地下第一層初の層主!ってワケ。頼れるだろ? キラーボックスのやつは昔、地下第二層で層主張ってたらしいが、あの頃のアレは層主っていうか、ただの災害だろーよ」
質問38:GGCにテーマパークみたいな施設はありますか?あるとしたらどの層にどんなのがありますか?
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バーンアウト「施設自体は結構あるよな。どの層のやつらも、楽しいことが好きなのは同じだし」
クリーヴィッジ「規模のデケェヤツなら、三層か五層だな。侵入して遊んだことがあるが、面白かったぜ。デカい遊園地は入っちまえば遊ぶのはタダだしな」
バーンアウト「おまえなぁ……。五層は大きなテーマパークがいくつもあるけど、治安が悪いからなぁ」
ブラックヴェイル「フ、安心しろ。テーマパークの敷地内においては殺しは不可になっている。娯楽設備が破損すると危険だからな」
バーンアウト「辿り着く前に死ぬかも知れないのはどうするんだよ」
ブラックヴェイル「駅前から武装送迎バスが出ているぞ。有料だが」
バーンアウト「割と親切」
質問39:機人たちはペットを飼ったりしますか?
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キラーボックス「ペット。愛玩を目的として所持・飼育される対象、か」
ホークアイ「時々流行りますよね、ペット。AIKATAくんとか」
クリーヴィッジ「ああ、自我機能が発達してるちっこい小型機械な。まあキラーボックスも似たようなモンだよな」
キラーボックス「ほう」
ホークアイ「余計なことを教えると、あとでバーンアウトに怒られますよ」
質問40:層主たちのアルコール(それに準ずる酩酊成分)の強さはどれくらいですか?
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ホークアイ「どうなんでしょう、そこの所」
バーンアウト「店やってるほうから見ると、おまえら大体強いよ」
クリーヴィッジ「面白みのねえ回答~~!ジャッジメントなんかはどうなんだよ、あいつオレたちと一緒に飲まねえだろ」
ホークアイ「いつも水ですよね。さてはあの人、『貴公らと酒を交わす理由はない』なんて格好つけてるけど飲めないんじゃないですか~?」
バーンアウト「この間、一人で来た時は一杯頼んでいったぞ」
ホークアイ「ええ~!?」
・質問41~50
質問41:遺物兵器「肥大樹」はどうやって手に入れたんですか?
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ブラックヴェイル「あれは地下階層で見つけたモノだ。地下には機元前のモノが色々と埋まっていてなぁ、なにか面白いものでも拾えないかと探しに行くことがある。『肥大樹』はクリーヴィッジから買い取った……正確には採掘する間、邪魔をされない権利を買ったというべきか、まあそんなところだ。取扱説明書まで近くに埋まっていたから、あれは良い買い物だったな」
質問42:GGCのテレビはどんなのが放送してますか?ドラマとかアニメとかありますか?
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モリオン「映像番組はみんな好きだよな。ウチの管轄の店のモニターでも、夜はスポーツ番組を流して、ちょっと賭けとかしたりさぁ。アニメ番組っつうとー……有名なのって言ったら、やっぱ三層の『だるま家族』とか? 90万話あるとかじゃなかったけなァ。ドラマは……陛下ぁ、今期って何が人気ですっけ?」
アルマディス「今シーズンであれば、紀元1400年頃の人類の戦いを描くドラマシリーズの第四期が層を問わず、好評だ。主要人物たちが運命に翻弄される様が大変に涙を誘う、と」
モリオン「あれかぁ、俺もシーズン3泣いちゃったもんなぁ。でもあれ、六層制作だからウチで見るの大変なんですよね」
サハースポット「自分で電波が繋がるように小細工をするか、五層政庁の提供するチャンネルに契約しなければならないのが面倒な所だろうな。その上でも、あの番組はこちらでも結構な視聴率を記録している。緊張の走る生死の駆け引きや、深い親愛の行く末は誰しもが好むものだ。時代考証を無視して、作中に機人を登場させているのも好まれやすい理由だろうな」
モリオン「……ってあれ? もう新しいシーズンやってんすか? 陛下見てるんですか? 言ってくださいよ!」
質問43:キラーボックスがいなくなったあとも地階二階層は存在してますか?住民増えましたか?
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クリーヴィッジ「地下二層は今もちゃんとあるぜ、オレもたまに遺跡を掘りに行くが、住民はどうなんだろうなァ? あそこほら、物資がないだろ? 住んでるヤツも元から活動的じゃあねェし、住民票とかねェし……ま、住民登録とかねェのは地下一層もだけどな!」
質問44:登場人物のなんとなくの歳の順が決まっていれば知りたいです!
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トーロード「第四層には《大公》ヨルムグの頃から務めてる年寄りがいるんだけど、一番年食ってるのはそいつじゃないかな。それか、《皇帝》だよね。単に稼働が長いっていうならヴィンチズとも言えるけど、あいつら機人っていうか設備だしなぁ? その次がクラストールで、ブラックヴェイルとモリオンより上。僕とジャッジメントとハストス、あとアバイディディは近い世代で、《策公》とヒギエイアはそのちょっと下くらいか。ま、そんなに差はないと思うけど。若いのはロムレンスとサハースポットだね。《無法地帯》は……記録がないからサッパリなんだけど、平均よりは上そうだよな、アイツ」
ハイダガー「…………」
トーロード「お前もさー、記録情報クラストールがロックしてるからわかんないんだよね。どーなんだよそこんトコ」
ハイダガー「事実、を言うが……私の生年には興味がなく、記憶していない」
トーロード「これだよな~~、イッちゃってるヤツはどいつもさぁ~~?」
質問45:層主になる前/層主の部下になる前は何をしてたか知りたいです!
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バーンアウト「おれは層主になってないから、前とかないけど。生まれた後に仕事の勉強を転々としてて、師匠の軽食屋で働いた時にコレだな~と思って。こう、熱を加えたり、形を変えたりするの良いなって思ったんだよな。で、一人前になってからはずっと自分の店やってるよ」
ホークアイ「ワタシは層職員として、市場の調査と記録をしていましたね。統計は得意ですし、長距離移動も優れていますからね、あれも楽しい仕事でした」
クリーヴィッジ「いやァ~、変わんねえな、今と全然変わんねーっていうか、ずっとおなじよーにしてたらいつの間にか層主になってたっつうか?」
ジャッジメント「GGCの水道や電気など、生活基盤設備の通路には時折旧世紀の危険なもの……例えばまだ機能している遺物などだ、そういうものがある。上層においては、地下階層ほど危険なものはないが。そういったモノに遭遇した生活基盤整備員を救助、怪我をした場合は当面介助する職務をしていた」
ハストス「オレはあまり一処には留まらなくてな。職場に不満があったわけではないが、色々な産業に興味があって、そうしていた。最後は公共交通車両を製造する会社の経理をしていて、そのあと前層主の装備を作る会社に移った。ジャッジメントの最初の砲は、そこから借りた資材で作ったものだよ」
トーロード「僕はまあ、何ていうの? フリーのハッカーってやつだね。その頃は五層にいて、幾らか悪事もしたけど、そろそろ真面目に就職するかな~ってジャッジメントのトコにきたわけ。ま、ジャッジメントの部下として公的に言えるのはそういう感じ?」
ブラックヴェイル「若い頃……つまり、アルマディスの下に行く前は、幾つかの中小組織に居てな。多くの娯楽や悪事はそこで学んだ、というわけだ。それと、クラストールともその頃友人になった」
クラストール「全ての私の人生において、貴方と友人になったことはありませんよ。私の自宅に押しかけてきて、勝手にくつろいでいただけです」
質問46:ヘカトンケイルってなんですか?
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ホークアイ「以前の層主が残した兵器……なんですけど、壊れてるし動かないんですよね。本人認証が必要なんですが、解除する前に亡くなられたので。廃棄にも予算がかかりますし、今は観光スポットとして利用していますよ」
質問47:GGCの外はどうなっていますか?
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バーンアウト「GGC自体が街何個ぶんかの都市なこともあって、この辺りは他に街がないんだよな。だから周りはずーっと広い草地だけだな。湖とかもあるけど。あと、地上にはニンゲンの暮らしてた街の遺跡が残ってるよ。GGCが建つ前は、機人たちもそこで暮らしてたみたいだぜ。50kmくらい歩けば、駅舎町があって、そこから他の街に行くことも出来るな」
質問48:メタルアッシュ世界の地球はどれくらい地表が残ってますか?わりと水没してる地域とかありますか?
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クリーヴィッジ「地表の面積はニンゲンの時代からそんな変わってねェんじゃねーかな。違うって言やぁ、大陸の形だろうな。大陸プレートが動いて、小さな島がくっついたり、逆に半島が離れたりして、ニンゲンの頃の地図とは随分変わってるみたいだぜ。あと、ホクベーにでけェ地下洞穴があってさ。宇宙人が攻めてきた名残だとか聞くけど、ホントかね~?」
質問49:ハイダガーさんはちゃんと寝ていますか?
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ハイダガー「睡眠は身体機能、脳機能を万全に稼働させるために必要な行程であり……当然、正しく行っている」
ロムレンス「うそだぞ~、結構徹夜してるぞ~」
・質問50~
質問50:第三層の議会はいつもはどのような感じなんですか?
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アバイディディ「第三層議会に所属する議員は、三種類に分けられます。一般議員、高等議員、そして最高議員――私の役職がそれにあたりますね。私を含めて最高議員は三人おりまして、皆、投票で選ばれております。三層は専制層主がいないものですから多くの物事は議論と投票で行われますが、政策が議論だけでは纏まらない時や、他層と関わる重要な物事などは、三人の最高議員で合議を行い、方針の決定を行っていますよ」
質問51:2話でファイヤーワークスがぶっ壊れてしまいましたが、GGCは建設技術がすごくてすぐに直ってしまうのですか?
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バーンアウト「ウチはちゃんと保険に入ってるからな。ぶっ壊れても一週間くらいあれば直るな。五層の庁舎くらいでっかいとそうすぐには直らないかも知れないけど……いや、そうでもないのか? あそこ、クラストールがいるしなぁ」
質問52:キラーボックスは重いんでしょうか、軽いんでしょうか。
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キラーボックス「とのことだが?」
バーンアウト「えー、うーん? まあ持つのに苦労するってことはないな。見た目相応?」
クリーヴィッジ「いや、こいつ結構重いだろ」
ホークアイ「触られたくない時は突然重くなりますよね。この間、層主で集まった時にサイコロ代わりにしようと思ったんですけど」
バーンアウト「おまえらが悪いだろ、それは」
キラーボックス「抗議。我が解体しなかった事をありがたく思え」
質問53:GGCには学校とかありますか?
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ジャッジメント「技術や知識を学ぶ場はGGCにも多く存在する。内容も期間もさまざまで、月に一度のワークスペースから、数ヶ月の短期集中学習や、数年間在籍し多くの物事を学ぶ通年コースもある。ニンゲンのように幼生の頃から社会生活を学ぶための場、としての学校、という意味であれば、厳密にはない、と言えよう。我々機人は生まれた時点で社会生活のための知識や立ち振舞を備えている。しかし、生まれてから実際に街に出るまでの一ヶ月は、現在の社会情勢を学んだり、コミュニケーションの練習をするために、生産施設にて講義が行われる。ニンゲンの学校に相当するものといえば、それかも知れないな」
質問54:大体の機人にはデフォルトで備わってる、みたいな機能ありますか?通信とか…?
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ヒギエイア「視覚、聴覚、触覚、エネルギーを取り入れる機構……など基本的な機構は多くあるが、そういうものを指すのではなさそうだな。五感や生存に直結する機能以外……であれば、通信・位置情報機能・空気成分分析・気圧感知・小規模な空間収納などか。身体に収納しない武器を扱うやつらは、普段は空間収納に片付けている。ポイントカードやハンカチを入れておくことも出来るが、きちんと空間計算が出来るやつ以外はよしておいたほうがいい。深い所にしまって取り出せなくなるからな」
質問55:ファイブコートの名付け親は誰ですか?
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サハースポット「第五法廷(ファイブコート)の名はボクが付けた。アルマディスの率いる反抗組織に相応しい名を、とね。《暴君》ブラックヴェイルを引きずり下ろし、正しき《皇帝》の時代を新たに築く、という意思表明として良く機能しているだろう?」