日記
2023.04.01
まなみのりさのラストライブ「LAST」に参戦しました。
泣くの分かってたのにタオル忘れた愚か者でした。
影ナレから泣きました。
座席は後方ブロックの4列目くらい?のセンター。
真正面から、最後のライブを受け取ろうと思って。
3人のパフォーマンスが素敵だったのはもちろんのこと。
クリエイティブチームの本気度が伺える、すごい演出の数々に、「集大成」って言葉がここまでしっくりくるライブもないな、と思った。
チームまなみのりさが、全身全霊で中野サンプラザでライブを創り上げていた。全員がプロフェッショナルだった。
ライブの途中で「双眼鏡持ってくれば良かった」と一瞬思ったんだけど、個々の表情を見るよりもステージ全体で創り上げられているものを見るほうが今日は良い気がして、その気持ちは一瞬で消え去った。
その最たるものが、1曲目の『片道切符』だった。
電車が目の前を走るような、飛び出してくるような立体感があり、とても魅入った。
そうした魅せる曲もあれば、立って楽しむ盛り上げブロックもあり。
まみりの『LUCK SONG』が最近特に好き、という話は以前にも書いたけど、今日はほぼ歌わず音源で、3人が客席をぐるっと周るときの曲として使われていた。
その中で、「みんな歌ってー!」と呼びかけたときがあったんだけど、それがちょうど私の大好きな歌詞のところだったから、歌いながら泣いてしまった……。
やっぱり大好きな曲だったなあ。
『ウソ』はまみりの曲の中で最初に好きになった曲。
この後コロナになって、行こうと思ってた4月1日のライブが中止になった。
それ以来、フェスでまみりを見る度に「今日は『ウソ』見れるかな?」と期待していて、去年6月のギグタカハシで一度はそれが叶ったのだけど。
去年の後半〜今年の2月・3月にまみりのライブを見たときは『ウソ』をやらなくて、ついにあの一回きりだったなぁ、と思っていたから、今日最後に見れたことが本当に嬉しかった。
『ウソ』、音源以上に美しくてカッコよくて綺麗だったな。
歌い出しの「枯れた涙 溢れ出した」のときの後ろの映像、大きな真円がひとつ浮かんでたの、私の中のイメージとぴったりすぎてびっくりしちゃった。
ラスサビのみのりさんの高音が大好きで大好きで、あぁこれを生で見たくて「ワンマンに行きたい」って思ったんだよなって、当時の気持ちを思い出したし、それがこういう形であれ3年越しに叶ったことが嬉しかった。
『三ツ葉』『相合傘』は最近よく音源で聴いてる好きな曲だったから見れて嬉しかったり、『WAVEびーと』でくるくる回って楽しかったり、あと盛り上げブロックのときにいろいろコール言えたのも楽しかったなあ。
名前コールを意気揚々と入れたら「りさちゃん」じゃなくて「りっちゃん」だったね???一人で違うこと叫んでて恥ずかしかったし「え、え、今みんななんて言った!?」ってなった。笑
なんかもうあまりにも、良い意味でふつうにふつうのライブとして、楽しかったです。
演出も楽曲もパフォーマンスも、どれを取っても好きなライブでした。
そんな中で「最後」を意識したのは、影ナレと『片道切符』と『風蝉の灯』と1人ずつの挨拶と『栞』くらいだったかもしれない。
『風蝉の灯』のパフォーマンス、すごく好きだったなあ。
歌詞も振付も演出も、1曲の中で小説1冊分くらいの物語が見えるような世界観で、とても引き込まれた。演劇を見ている感覚で、とても心に刺さった。
最後にひとりずつの挨拶、
それぞれが涙もあったけど笑顔もあったのがとても素敵だった。
みのりさんの「まなさんとりつこがいたから今日まで走ってこれた。この3人じゃなきゃここまで走れなかった」とグッとくるコメントをしたかと思えば、「今日の集合時間に私しかいなかったけど!」でどっと笑いが起こった。
ふたりが「ごめんなさい!」ってステージ上で謝って。りささんが「東中野で降りちゃったの〜」が可愛くてずるかった。
あの瞬間、最後なのが信じられないくらい、平和なMCだったなあ。
写真撮影のとき、「15年間走りきったゴールだから、みんなも一緒にゴールテープを切ってほしい」って言われて両手を上げて写真を撮った。
みんなが両手を上げてるから顔なんて映ってないけど。笑
でもその言葉で、「ああ、今日ここに来れて良かったな。間に合って良かったな。一緒にゴールテープを切れて良かったな」って思えました。ありがとう。
最後の『栞』は、「気持ち」が前面に出ているパフォーマンスだった。
いつもあれだけ綺麗なハーモニーをつくりあげていた3人が、涙故に声が出なくなりそうになって、それでも歌い続けて、歌いきっていた。
みのりさんが、りささん・まなみさんの手を引いて、3人ぎゅっと近づいてから、最後の「最後ぐらいはちょっと笑顔で」を歌った。
ラストライブの締めくくりに相応しく美しい、そんな光景だった。
歌い終わって、『栞』の音源をBGMにみのりさんが挨拶をして、3人でマイク無しで「ありがとうございました!」と叫んで、客席に手を振りながら退場。
3人が去った直後のBGMの『栞』の歌詞が
「もう出番はないんだね 続きはもうないんだね」
で、一気に寂しさが襲ってきた。
アンコールを求める手拍子と「まみり」コールがあって、出てきてくれるか分からないけど私も手拍子をし続けた。
BGMの「もう出番はないんだね」を払拭してほしかった。
でも、随分経っても3人は出てこなくて、客席はちらほら帰る人が出て。
それでももしかしてもしかしてと、諦め切れずに待っていたけど、スタッフから「本公演は終了しました」とアナウンスがあって、さすがにそれを聞いたら諦めがついて、帰ることにした。
帰り際、そういえば、二丁魁のスタンド花があったなと思って。
置いてあった場所が関係者受付のところだったから、入場時は写真を撮れなかったけど、帰りなら撮れると思って寄った。
そしたら。
その隣に「スターダストプロモーション」って文字が見えて、え?スタダの誰?って見たら、「ukka」って書いてあって。
わああっと込み上げてくるものがあった。嬉しさだった。
ukkaは今日大阪でライブがあって、それがなかったらあやめちゃんとかは見に来てたのかなあ、なんて思ってた。
それがこんな形で来てるなんて、びっくりしたし、なんだか嬉しかった。
だって私がまみりを好きになったきっかけのライブは、ukka目当てで見に行ったフェスだったんだもん。まみりとの縁を繋いでくれたひとたちだもん。
それから、今日のMCで、
「今日どうしても来れなかった人も中にはいると思う。でもきっと気持ちを飛ばしてくれてるはず。だから、その人たちの気持ちも受け取って、今日のライブをしたい」
というような話を3人がしていて。
ああ、ukkaも大阪から中野サンプラザに気持ちを送ってくれていたし、まみりもその気持ちを受け取って今日のライブをしてくれてたんだなって、そのスタンド花を見て思った。
たかが1オタクの、勝手な気持ちだけど。
ukkaさんの分も、まみりさん、見届けてきたよ。
まみりを好きになったきっかけはukka。
ラストライブを見に行こうと決めたきっかけは二丁魁。
そして、その二組のスタンド花が横並びにあって。
二丁魁のスタンド花がなかったら、ukkaのスタンド花にも気付けなかった。
私にとって大切な2組が、まみりとの縁を繋いでくれたことを、最後にまた感じることができて、嬉しかったです。
おしまい。
サポートするより私の推しを見てくれた方が嬉しい。 動画でもSNSでもフェスでもライブでも良いから、私の自慢の推しを見てくれたら嬉しい。 そして、私の推しをあなたも好きになってくれたら、もっと嬉しい。