TikTok毎日投稿365日を終えて
タイトルの通りです。
TikTokの毎日投稿を1年間走り切りました。
いえーい✌️
▲毎日更新ラスト投稿
一応最初に書いておきますが、このnoteはTikTokの投稿ノウハウ的なものは一切載せてません。
なぜならそれを書くことに私にメリットが1ミリもないからね〜企業秘密だよ🤫
あ、友人各位は直接聞いてくれたら大体なんでも答えます(秘密とは)。
始まりの話
去年、AMEFURASSHI『Coffee』のリリースイベントをきっかけにアメフラオタクみんなで力を入れ始めたTikTok。私は2023年4月下旬から毎日投稿をし始めて、バズったのが4月29日の投稿だった。
▲当時書いたnote
ものすごい勢いで数字が増えていくのを目の当たりにして、当事者なのに他人事のように思えたり、嬉しいよりも困惑や怖さの方が勝ったり、でもやっぱりめちゃくちゃ嬉しくてオタクみんなで毎日お祭りのように騒いだり投稿しまくったり。
そんなふうに状況が目まぐるしく変化していく中で、「ここから誰よりも大変なのは愛来だ」と思ったし「そんな愛来をただ傍観しているだけの存在ではいたくない」と思ったから、TikTokの毎日投稿を1年間続ける、と決めた。
いろいろな記録
1年間の投稿数:約770本
1日2投稿ペースだったの自覚なくてワロタ
フォロワー数
1年前:200人ちょい → 今:約15,200人
総いいね数
1年前:たぶん1,000とか2,000とか → 今:約712,700いいね
バズ動画の再生回数:約5,500,000回
バズ動画のいいね数:約208,500いいね
▼バズ動画
1年間を振り返って
お疲れ様でした。
いや〜〜まじでお疲れ様でした、わたし。
この1年、たくさん病んだね〜〜〜〜〜。わはは。
まず、毎日何かをし続けるってシンプルにめちゃくちゃ大変だったな。
大変なのに、頑張っただけの結果が得られることはあんまりなくて、数字が伸びなくて「くそ~~~」ってなる日の方が圧倒的に多かった。
再生回数が伸びたときも、他の人の投稿が3万再生で1000いいねついてるのに、自分が3万再生いっても500いいねしか付かなくて病んだりした。
自分が十分恵まれた環境にあること、一定数の評価をもらってることは重々承知だけど、それでも上を見ては自分の至らなさに病んでしまう。
だから他の人の投稿は極力見ないようにしてた(⚫︎ッキーさんとか⚫︎イさんとかね)。
私のフォロワーさんやスタダオタクたちは私のバズ動画やAMEFURASSHIの躍進を「すごい」「勢いがある」って言ってくれたりとても凄いことのように言ってくれるけど、そしてそれは間違ってるわけではないのだけど、
TikTokという広大な海を見ていると「まだまだ上には上がいる」ということを痛感することの方が多かった。
一番顕著な例としては「新しい学校のリーダーズ」だし、身近なところで言えば「超ときめき♡宣伝部」然り「いぎなり東北産」然り。「FRUITS ZIPPER」「iLiFE!」ももちろんそう。
全然AMEFURASSHIどころの規模じゃないバズり方してるグループがアイドルだけでもごまんといるし、アイドル以外のアーティスト、インフルエンサー等々含めたら無限大。
TikTokには「1M=100万再生」を超える動画がいくらでも転がってる。数万人〜数十万人フォロワーのアカウントもいくらでもある。
そしてバズってもライブ動員に結びついてないアイドルもたくさんいる。
そんな中で、AMEFURASSHIは確かにひとつのチャンスを掴んだのだと思うけど、それはあくまで「ひとつのチャンス」でしかなくて「勝ち」を掴んだわけじゃないってこと。
1回のバズで喜んで終わってたらすぐ飽きられて忘れ去られていく。
まだまだ攻めていかなきゃいけない、挑戦者の立場なんだなぁって日々痛感したからこそ、毎日投稿を続けるモチベにもなったし、一方でたくさん病む理由にもなった。笑
再生数が伸びるとそれに伴ってクソコメもたくさん付くんだけど、それに対しては病む以上に腹が立つ気持ちの方が大きかったな。基本怒りが先行してた。
だって私に向けられたコメントじゃないしな。
これは私の体感ベースの話であって全くソースはないんだけど、
たとえばTikTokで1万再生されたとき、その1万人っていうのはほとんどが「愛来のことが好き」「アイドルが好き」な人だと思うのね。
TikTokってその人が見てるもの≒好きなものと関連する動画をおすすめ欄に流す性質があるからね。
でもこれが5万再生、10万再生と伸びてくると、「愛来のことが好き」「アイドルが好き」な人だけでなく、それ以外の層=「愛来を知らない」「アイドルに関心が薄い」層にも届き始めると思ってる。
批判的なコメントがつくようになるのは大体この辺りから。
「なんだよこんな動画、アイドルなんて興味ねーよ」って層にたくさん届いたからこそ、その中の一部から批判コメントをされる、みたいな。
でも「アイドルに興味ない」層に届いたとき、一部の人には上記の通り「興味ねーよ」って批判的に見られる一方、その逆、一部の人には「え、初めてアイドル刺さったかも」って思ってもらえる可能性もはらんでる。
実際、この1年でアメフラ現場に来るようになった人で「アイドルを推すのは初めて」って人がたくさんいるし。
だから批判コメントが付くってことはそういう「アイドルに興味ない層にも届いた」という指標として見てもいいのかな、と、ある時期から思うようになって、そこからは腹が立つことはあっても病むことは全くなくなった。
むしろ「おっ、クソコメ付いてるってことは結構良い感じに外に広まってるのかも〜」と思ってちょっと嬉しかったまである(もちろんクソコメする奴はクソだし、コメントは消すけどね)。
でもこれ私が他人の立場だから病まないだけで、アイドルたちは直でこういうコメントもらってるんだなと思ったらそれは本当にしんどいだろうな傷つくだろうなっていうのもめっちゃ思った。
毎日こんな中で戦って、きっと心折れそうな日もあって、それでもステージに立つことを選び続けてくれてるんだと思ったら、選び続けてくれて本当にありがとう、って感謝の気持ちがめちゃくちゃ大きくなったな。
本当にありがとうだよ。
嫌なことばかりではなくて、良かったこともたくさんあった。めちゃくちゃたくさんあった。
毎日コメントをしてくれる人がいたり、DMやコメントで初現場参戦の相談を受けたり、「地方住みで受験生だからライブには行けないけど、みかんさんの投稿が毎日の楽しみです」って言ってくれる人がいたり、撮可ライブ前には「明日行きますか?動画楽しみにしてます」って期待してくれる人がいたり、「いつもTikTok見てます」「みかんさんのTikTokきっかけでアメフラのライブ行きました」って現場で声をかけてくれる人がいたり、
バズること、数字による評価ももちろん嬉しいのだけど、それ以外のところで、ひとつひとつの嬉しい出会いがたくさんあった。
数字(再生回数、いいね数)はもちろんずっと追い求めてたけど、それ以外にも毎日投稿をする中で目標があって、それは
「私のフォロワー全員にアメフラのライブに来てもらうこと」だった。
だって15000人が全員きてくれたら日本武道館埋まるんよ。
もちろんこれは実現できるわけない大袈裟な目標なのだけど、つまるところやりたかったのは「私のフォロワーが私の投稿を日々見るうちに愛来のこと、アメフラのことをもっともっと好きになってもらって、1人でも多くのフォロワーが『この子に会いたい』『生でアメフラのライブを見たい』と、現場に行きたくなるくらい"好き"を深めてもらう」ということだった。
「バズって知名度を上げる」はある程度達成できたし、せっかくフォロワーがたくさん増えたから、そのフォロワーに対してできるアプローチとしてそういう目標を立てて日々試行錯誤してた。
だから再生数の多さ以上に、「ファンになりました」「ライブ行きたい」「ライブ行きました」って、ひとつひとつの出会いが本当に嬉しかった。
そして途中から、AMEFURASSHIだけでなく他の推しグループの撮可動画も載せるようになった。
これにはちゃんと言い訳()があるので書いておくのだけど、
「フォロワーの多さを利用して愛来以外の推し動画の再生数を増やす/愛来推しに他の推しも好きになってもらう」
「愛来以外の推し動画きっかけでフォローした人が愛来推し動画を見て愛来のことも好きになってもらう」
という、相互利用の形を狙ってやっていた。
みんなDDになっちゃえ~~~🪄💫
実際、Task have Funの熊澤風花ちゃんやばってん少女隊の柳美舞ちゃんの動画が伸びてフォロワーが数百人単位で増えたことがあったのだけど、そこで増えたフォロワーが愛来推しカメラにもたくさんいいねを付けてくれたケースが度々あった。
その逆に、アメフラ現場のフォロワーから「みかんさんの動画を見てたせいでばっしょーのりるあちゃんにハマっちゃったじゃないですか」と怒られたりもした。
なので、うまいこと狙い通りいったんじゃないかと思っている。
そう、浮気にもちゃんと理由があるんですよ(言い訳)(推し各位には単推しになれなくてごめんねって常々思ってるけどもうこの生き方は変えられそうにないので諦めました)
あとねえ、これは私の性格が向いていたのだと思うのだけど、
どういう内容の投稿が伸びるのか仮説を立てて、動画を作って投稿して反応を見て、また次の仮説を立てて……っていうのを繰り返しながら数字を追い求めていくの、まあ結構楽しかったですわ。
ずーっと伸びないと病むけど。病むのは結果に対してだけで、作ってる最中、思考してる時間はめちゃくちゃ楽しいのよね。仮説が当たっていつもより反応が良いと嬉しかったし。
昔から文章を書くのが好きな人ではあるんだけど、学生時代一番の得意科目はずっと数学でした。数字とか証明とか思考のパズルみたいなこと、ずっと好きなんだよな。
そんな性格のおかげもあって、心折れずに1年間やってこれた気がする。
うん、ミクロの視点でいえば病んだ日が多々あったけど、1年を通して見ると嬉しかったこと、楽しかったことの方が断然多かったな。
まあめっちゃ疲れたけどね!
本当にお疲れ様だよわたし。
思い出深い出来事
3つあるんだけど、うち2つは自慢です。許して。
①愛来
これは直近の話。4/20ららぽーと富士見でのフリーライブで新曲『Secret』が披露された。撮可の『Secret』は今回が初。気合入れて撮った。
その中でも、愛来のダンスがバッチバチに良いシーンがあって、しかもそれを画角ほぼ見切れず全身撮れていて「今日の一番の取れ高はここだ」と思ったから、すぐ編集してTwitterに投稿した。
投稿後間もなくして特典会がスタート。
これといって話題もなかったので、まあサクッと撮って帰るか~、と思ってスタッフさんにスマホを渡して愛来の方を向いた、瞬間だった。
「ねえ!さっきの動画見たよ!Twitterの!あれめっちゃ良かった!」
ものすごく前のめりに、食い気味に、そう言われてびっくりした。
言いたいことを言い切った愛来はすぐスタッフさんの方へ向き直って、ピタッとポーズを決めて写真撮影。撮影するその横顔に向かって言葉をかけた。
「あれ、私もめっちゃ良いと思って投稿したの。ほんとダンスめっちゃ良かった」
撮影を終えた愛来がまたこっちに向き直って、
「TikTok GO! GO!」
と言った。テンション高くはしゃぐような笑顔が可愛くて、撮影の【静】とその前後の【動】のギャップがおかしかった。
「もちろん、するする。OK。じゃあね」
驚きのあまり、そう返すのが精いっぱいだった。
愛来の方から話題を出してくることも稀だし、何よりこんなふうに興奮気味に言われたのは初めてだった。めちゃくちゃ嬉しかった。
何が嬉しいって、【価値観の一致】が嬉しかった。
私が良いと思ったものを愛来も良いと思ってくれたこと。
私視点の「愛来が良いパフォーマンスをしてた、それを私が撮れた」
愛来視点の「自分で良いパフォーマンスができたと思った、それを新井みかんが撮ってくれてた」
その2つの視点がイコールになったことが嬉しかった。
この一年、撮ってきて良かったなぁ。
▲愛来さん大絶賛の動画
②中国人男性
愛来がバズった去年5月、時を同じくして中国版TikTokで小島はなちゃんがバズっていたのだけど、そのきっかけの動画(日本のTikTokからの転載)を投稿していた中国人とTikTokでDMし合う仲になった。
インタビュー的に向こうの状況を聞いたり、こちらから撮可動画を送ってあげたり、バズったのははなちゃんだけど中国人の彼は愛来推しだったり、私が投稿した他グループの推しカメラにも「可愛い」ってコメントがきたり(DDじゃねーか!)。
異文化交流楽しかった。
最近連絡取ってないから久しぶりにDMしてみようかな。
当時、彼にインタビューしたものをnoteで公開しようと思ってたんだけど編集してるうちに月日が経っちゃって出しそびれてる。
需要がまだあるなら、読んでくれる人がいるなら、投稿するんだけどどう?私は結構出したい気持ちある。意見求む〜
③柳美舞
愛来以外の推し動画を投稿するようになって、唯一「バズらせようと狙ってバズらせることができた」のが柳美舞ちゃんの推しカメラだった。
詳細は割愛するけど、「これならいける気がする」と思って「どうしたらバズる確率を上げられるか」をめちゃくちゃ考えて投稿した結果、無事1M(100万再生)を超える動画になった。
▲この動画です。現在130万再生
仮説を立てて試行を繰り返すのが楽しい、という話をさっき書いたけど、まさにその仮説が大当たりしたのがこの動画だったのでシンプルにめちゃくちゃ嬉しかった。
愛来のバズ動画ほどの大反響は起こらなかったものの、ばっしょーのアカウントも美舞ちゃんのアカウントもフォロワーがだいぶ増えたっぽいし、多少の認知度UPに一役買えた気がするので上々の成果と言っていいでしょう。
自分の中で「仮説」と「経験」であったものが「ノウハウ」になった、自分のこれまでのやり方で間違ってないんだ、という手応えを感じられて自信にもなった1件だった。
これからのこと
とりあえず毎日投稿はこれでおしまい。延長なし。
久しぶりにTikTokに縛られない生活を謳歌しようと思います。
やった~~~~~自由だ~~~~~!!!!
でも、TikTok投稿を完全にやめるってこともしないです。続けます。
そりゃあそう。だってフォロワー15000人だよ。ただの1オタクなのに。やめるだなんてもったいない。
撮可ライブ撮るのも編集するのも楽しいしね。
これからはペースを落として、その代わりもうちょっとクオリティを重視した動画投稿を続けられたらいいなーと思ったりしてます。
「やってみたいけど時間かかるから難しいなぁ」って思ってたこととかもいろいろあるし。
愛来以外の推し動画ももちろんね。
これまでは愛来推しカメラを最優先に投稿して余った時間で他グループを、ってやってたけど、この先は優先度一緒になるのでね。
全推しグループがTikTokドリームを掴めるかといったらそれもまた難しい話だとは重々承知なのだけど、それでもまあ、やれるだけのことはやっていきます。
TikTokだけじゃなくてYoutubeとかインスタとかね。
いろいろやっていきたいな。
まあまあ無理のない範囲で。
楽しくがんばります。
おしまい。
サポートするより私の推しを見てくれた方が嬉しい。 動画でもSNSでもフェスでもライブでも良いから、私の自慢の推しを見てくれたら嬉しい。 そして、私の推しをあなたも好きになってくれたら、もっと嬉しい。