《モチベーショングラフ》最近の色々とチームの話
こんにちは!タノ🦒です。
今日は最近の色々をまとめる記事です。
#ざっくり
モチベーショングラフというのがありますが、
人のモチベーションは一定にはなかなかなりません。
活動開始が最も高く、
その後一時的に急落することがあります。
それは当初考えていたことと異なったり、
壁にぶつかったりすることがあるからです。
またパレードの法則というのがあります。
全体の8割は2割の力で達成できるが、
残りの2割には8割の力が必要というものです。
要は始めるのは実は簡単だけれど、
継続や形にすることが難しいということです。
そのため、
モチベーションが下がった時(=壁にぶつかる時)が大切で、
それを乗り越えることが重要になります。
今回は、そんなことを題材に記事を書きます。
1.抱えているプロジェクト
現在自分が抱えているプロジェクトを列挙します。
《個人》
・Udemy講座開講
・YouTube見える化大学の更新
・先生の幸せ研究所マイプロジェクトフォーラム
(・先生の幸せ研究所養成講座):開始待ち
・学校トレカの作成
・グラログのご依頼
《会社》
・ICT推進(保育補助アプリ導入・システムいくつか)
・財務、課外教室連携
・研修等の連携
・プログラミング教室の立ち上げ
こんな感じです。
一時期に比べると減りましたが、
1つ1つのボリュームや密度が増しました。
また一人で行っている活動が減り、
チームや会社ぐるみで行うことが増えました。
そのためチームマネジメントに費やす時間が増えました。
このマネジメントが面白くも難しくもあり、
自分一人でやればいいものではなくなるため、
できることが増える一方で悩みも増えます。
長所や短所がそれぞれあるため、
目的に向かって最大化できればうまくいきますが、
一方で「すり合わせ」が増えると停滞していきます。
お互いの意見交換や質疑応答だけで終わると、
アイデア出しも決定もなくなっていきます。
またアイデアを列挙していっても形にならない。
それでは何も生まれていきません。
チームで進む際に、すり合わせに終始するような
「停滞期」に入ると、モチベーションが下がっていきます。
では、どうすればいいか?
2.モチベーションの上げ方・チーム作り
そこで思い出したのが、「MOVE YOUR BUS」という本です。
この本は、チーム作りについてのことが載っています。
簡単に説明すると、チームの人員は5種類に分けられます。
①ドライバー(運転手)
②ランナー(すごい速さで走る人)
③ジョガー(ジョギングのように走る人)
④ウォーカー(歩く人)
⑤ライダー(乗っかっているだけの人)
この5人です。
この5人が「人力」でバスを動かすイメージが、
この本のチームイメージです。
ドライバーが方針を定め、チームの力を引き出します。
ランナーは力強い推進力です。チームに必要な力です。
ジョガーはランナーほどではないですが、力を発揮します。
さらに細かいところにも目が行くため、
バスが走り続けるために点検したり、ランナーの代わりにもなれます。
ウォーカーはマイペース。一番多いのがこのタイプで、
「自分の安定」こそが大切というタイプです。
最後のライダー。これは要するに「乗っているだけの人」。
その一方で不満も垂れ流すようなチームを減速させる存在です。
ご自身のチームを思い浮かべると、
これらのタイプに当てはまる人が浮かぶのではないでしょうか?
間違いなく言えることは、
ドライバー・ランナー・ジョガーが一人もいないチームは、
どこにも向かうことができないということです。
そして、この本に出てくる最大の注意点は、
チームを加速させる時には、
「ライダー」「ウォーカー」に力を注いではいけない。
という点です。
なぜなら、ライダーやウォーカーは基本的には変わりません。
「チームへの貢献」という考え方があまりないからです。
ウォーカーはまだその可能性がありますがライダーにはない。
行動原理的にライダーは、
「自分はバスに乗る資格がある。勝手にバスは動く」
という考えがあります。
その上で「乗り心地が悪い」と不満を話すのもライダー。
この本では、ライダーについては”外す”。もしくは、
ランナー・ジョガーに力を注ぎ、
その推進力でウォーカーを巻き込むことが重要と書かれています。
私たちはよくライダーをどうにかしようと時間を費やしてしまいます。
しかし、それは多くの場合時間の無駄で、
声かけをするくらいでは変わることはありません。
また頑張っている姿を見せたとしても、
それで動いてくれるのは同じ「ランナー」「ジョガー」です。
逆に「ウォーカー」や「ライダー」は、
『またやってるよ』『余計な仕事を増やすなよ』
『そんなに頑張られたらこっちがサボっているみたいになる』
という風に思うそうです。
※公務員あるあるの現象でもありますね
※給料が変わらないならなるべく働かない方が楽
もしそれを変えるなら、
数人のランナーやジョガーを巻き込み、形を作り、
「だれにでもできる定期的で簡単な仕事」にして振る。
その段階まで達した時に、
はじめてそれらの人を巻き込む必要があります。
そうではないと、延々と不満を口にする人を
チームに入れた状態になってしまいます。
チームの目標は「雰囲気をよくする」ではなく、
「チームが決めた目的地にたどり着く」です。
もちろん雰囲気が悪ければバスのスピードは下がりますし、
1人ではバスを進めることはできません。
※雰囲気を良くすることが目的のコミュニティもある
ですが、チームが「何かを叶えるため」のものであれば、
バスが進むスピードが大切になります。
向かいたい場所に進めたら、
素敵な景色や、新しい体験がきっとできます。
ドライバーはその景色や体験を語り、
チームを盛り上げていくことも必要そうです。
そんなドライバーの下で働きたいとも心から思います。
また自分がプロジェクトリーダーになるならば、
この視点を大切にして進めたいと思います。
モチベーションの上げ方とは少し違いますが、
モチベーションが下がりやすい要因や、
それを防ぐためのチームマネジメントが分かる気がします。
3.具体的にどうするのか
前述の「ウォーカー」ですが、「ウォーカー」は悪くありません。
というよりも「ウォーカー」がいない組織も持続しない。
ウォーカーはすごいスピードを出すことが苦手な代わりに、「定期的で決まった仕事」をする時には大きな力を発揮します。
つまりプロジェクトを進めていくためには、
①立ち上げ段階はランナーやジョガーで構築
②定期的なルーティーン業務を切り出してウォーカーに渡す
③ライダーに力をかけすぎない
この3点になりそうです。
②にものすごい労力が必要そうです。
これこそが最もプロジェクトで重要な視点ですね、
また、結局形だけを作っても、
熱意や思い、感情を動かせないとプロジェクトは動かない。
このバランスが必要そうです。
ウォーカーを少しずつジョガーにすることも必要ですが、
まずは定期的な仕事を形作っていくべきかと思います。
もし、多くのウォーカーやライダーに火をつけることができる人がいれば、それこそがランナーだと思います。
自分がランナーになるか、
ランナーと一緒に仕事ができるようにするか。
このあたりはもう少し考えたいです。
4.自分の話
よく自分は、
【目的に向かって最大火力を注ぎ込みたい】
と思うことがあります。
それができない要因があると、
もったいないなと思ってしまいます。
環境を整えて、気持ちがあって、スキルがある。
【環境×気持ち×スキル】で効果は発揮されます。
環境は、人間関係や給与、業務過多などです。
元々の目的と関係ない部分が多かったり、
組織的な問題で力が発揮できない。
世の中のどこでも起こっていることです。
これを変えたいと心から思います。
ただ、自分以外をどうにかするのって、
めちゃくちゃ難しいです。
そこに切り込んでいくことも勇気が入ります。
実際、今回は色々な人の力を借りながら伝えましたが、
そもそもの感覚が違って届きませんでした。
このあたりは、会社よりも学校の方がやりやすい位です。
会社に属していても、評価制度やマネジメント層がいないと、
与えられた仕事しかしないものなのかなーと思いました。
そうなってしまう会社組織に根本の問題があるのですが、
自分自身も会社に依存している部分もあるのでなんともいえません。
それはお金や保証の部分ですね。
ですので、早く経済的に自由になりたいと思います。
そして自分が組みたいと思った人と働けるように。
働く人も、働く場所も、時間も自分で選びとりたいと思います。
まだまだ時間はかかりそうですが、がんばりたいです。
タノ🦒でした!またね!