【#スタエフ芸人便り】#2 ガクテンソク編【stand.fm×FANY】
第2回はガクテンソクが登場!
stand.fmを利用する吉本興業所属の芸人を中心に、サービスを始めたきっかけなどを聞く連載企画が先月よりスタートしました。
2回目となる今回は昨年、拠点を東京に移し、今年の「THE SECOND」で二代目王者となったガクテンソクに取材を敢行。昨年の上京を機に「ガクテンソクの趣〜おもむき〜ラジオ」をスタートさせた二人にお話を伺いました。
また「リレー形式の質問」として、前回取材をしたコンビからの質問にも答えていただきました!
前回の金魚番長からの質問は以下の2問。
・知ってますか? 僕らのこと(古市)
古市 「よじょうさんは結構話してくれて(金魚番長を)知ってる感じなんですけど、奥田さんが知ってんのか知らないのかわからないんですよね。面識はあって、喋ったこともあるんですよ。でもリセットされてる気がするんですよね(笑)」
・二人の焦った瞬間と、そのときどうしましたか?(箕輪)
箕輪 「僕は奥田さんの焦った瞬間とか聞いてみたい。焦らないから…。いや、よじょうさんの方が焦らないか。二人とも気になるな」
――「知ってますか? 僕らのこと」という質問を古市さんからいただいているのですが、いかがですか?
奥田 それ系の感想来るの絶対逆やのに。「よじょうさん、僕らのこと知ってるんですかね?」って言われそうやのに(笑)。逆にそんな接してんねや、金魚番長と。
よじょう なんかあれちゃう? ルミネ(theよしもと)の楽屋とかで奥田は中の楽屋おるやんか。俺たまに若手ばっかりがいる楽屋行くから、そこに金魚番長が来て、喋るというか挨拶はしてるからかな。
奥田 そうなんや。俺は大阪チャンネルの「笑イザップ」観てたから。それに古市くんが選ばれてトークトレーニングを小籔(千豊)さんと村田さん(とろサーモン)から受けてたときを知ってるから。多分まだNSC生って書いてたよ、そのときは。
よじょう じゃあお前の方がよう知ってるな(笑)。
――先日は学園祭でも共演されていましたが?
奥田 パンクブーブーさんとね。(Xで)バズった次の日やったね。金魚番長が1個前の現場の影響で遅れて、出番順が俺ら、パンクさん、金魚番長やったけど。俺らやったら結構嫌やなっていう感じの出番順やん。一番後輩で。
よじょう 嫌やねえ(笑)。
奥田 やけど、堂々とやってたから立派やなと思いますよ。
――箕輪さんからの「二人の焦った瞬間と、そのときどうしましたか?」という質問についてはいかがですか?
よじょう おれ結構焦るで。焦るんで、遅刻とかも1回もしたことないですし。
奥田 (出番の)1時間前に着替えだすもんね。周りが“あれ!?”ってなるもん。迷惑やであれ。16時開演で15時に着替えだしたら周りは「あれ、15時半開演か?」ってなるから。迷惑って気づきや(笑)。
――奥田さんはいかがですか?
奥田 僕も焦りがちなので、常に最悪のことが起こると思って生きてるって感じですね。心の準備と体の準備をしてます。後ろから自転車がバーって来てるなって感じときに、金槌でどついてくるかもしれないと思ってますから(笑)。最悪を想定してるので、焦らないようにしてますね。
――では、stand.fmについてお伺いできればと思うんですが、去年の5月から「ガクテンソクの趣〜おもむき〜ラジオ」を始められています。そのきっかけについてお聞かせください。
奥田 おそらくiphoneの機能も98%ぐらい使えてないと思うんですよ。年齢的にも疎いんで。だからそもそもstand.fmを知らなかったんですよ。で、そのときのチーフマネージャーに「ラジオしませんか?」って言われて「そんなんあるんですか」って聞いて「週1ぐらいでやってみてもいいんじゃないすかね」ってことで紹介してもらったのがstand.fmで。そこで知って始めましたね。
よじょう そうですね。僕が上げたり(stand.fmにアップロード)してるんですけど、僕もほんまにめちゃくちゃ機械とかメカ音痴で。それでも簡単なんですよね、編集も上げ方も。これやったら全然続けられるなみたいな感じですね。
――その始めやすさはstand.fmのいい点ですか?
よじょう めちゃめちゃ始めやすいですよ。
奥田 結構色んな人やってますもんね。
よじょう 音声も全然悪くないし、普通にラジオ聴いてる感覚ですし。
奥田 すごい時代ですね。
――stand.fmをやられていて“これいいな”と思うようなことは何かございますか?
奥田 いいなというか、きっといいんだろうけどまだわかってないのが“ギフト付きレター”ってなんだ? あのギフトは何をするやつなんだ、あれは(笑)。
よじょう わかってないな。ポイントだけどんどん貯まってるけど。
奥田 そうやんな。すごい貯まってるよな(笑)。これは多分きっといい機能なんですよ。
よじょう コインに交換するか、振り込むかっていう2択があるから。
奥田 だからこれを還元するとかできるんやろうなっていう。だからきっといい機能やと思います。
――投げ銭機能のようなイメージ
奥田 そういうことですよね。だから例えば番組ステッカー作るとかっていうこともできたりするってことですよねきっと。ただ、そこまでたどり着けてない。
よじょう 貯まるだけ貯まってます。何かしようと思います。
――上京前は関西のラジオ局で番組もされていましたが、stand.fmをやってみて、どんな違いを感じられますか?
奥田 (stand.fmは)楽屋とかで録っちゃうことが多いから、いかんせんトークが楽屋の延長線になりがちなので、めっちゃお笑いの回も多分あるっちゃあるんですけど、マジで最近起こったニュースを喋るだけみたいな“おじさん喫茶店”になるときもありますね。
よじょう やっぱり(年齢が)43ぐらいになると政治関係の話が多くなりますね(笑)。
奥田 政治だけで30分やっちゃったりすることもあるんですけど、ラジオ局でやっちゃうと「ちょっと政治の話は…」って多分なると思うんで。僕らが喋りたいことを自由に喋れてるなっていう。
よじょう それはいいんちゃう? ほんまに。ラジオ局と全然違うところですよね。
奥田 リスナーには「ごめんね」ともちょっと思ってますけどね。お笑いが少ない回は。
――ありのままお話されている?
奥田 そうですね、思ってることをそのままっていう。
よじょう だからそのときはタイトルも「お笑いなしです」とか書いてます(笑)。
奥田 ちゃんと注意書きです。
――初回からほぼ毎週更新されていますが、最近ではYouTubeでも収録風景を映して投稿されていますよね? そのきっかけもお伺いできればと思います。
奥田 ニューヨークを参考にしたみたいなことだったと思います。逆パターンというか。ニューヨークはYouTubeのラジオが先にあってっていうことですよね。いいやんって普通に思ったので(笑)。
よじょう 意外と(リスナーは)両方聴いて、観てる感じですけどね。
奥田 YouTubeにも流してますけど、基本的にはYouTubeを観てる人よりはやっぱり耳重視というか。身振り手振りの話はしないようにはしてますね。
――機械音痴というお話もありましたが、stand.fmにこういう機能があったらいいなとか、もっとこうしてほしいなと思うことがあればお聞かせください。
奥田 まず教えてほしいな(笑)。多分相当初歩しか知らないんですよ。
よじょう 現状でだいぶ網羅してるんじゃないですか?
奥田 絶対してないで(笑)。お前アナリティクスとか見たことないやろ。
――前回、金魚番長さんは「(聴取)ランキングがあれば」と仰っていましたがいかがですか?
奥田 若いなあ。まだ戦いたいねん、ランキングとかで。順位なんてつけてええことないて。
よじょう ないね(笑)。
奥田 若いわ金魚番長。さすがやわ。
――先ほどちらっとお話しがありましたけど、基本的によじょうさんのスマホでアップロードされているんですか?
よじょう そうですね。
奥田 何でしょう。もう、そういう裏方作業までやらされるのは嫌です、僕は。そういうのは任せてます、YouTubeのアップとかも。
――(欲しい機能について熟考)
奥田 何が足りないかわからないぐらい使いこなせてないってことですよね、きっと。だからほんまにもう、もっといろんな機能があるんやろね(笑)。
――レクチャー会のようなものを開くとかがあっていいかもしれないですね
奥田 そうですね。1回セミナーやってもらいましょうか。「皆さんスマホを開いていただいて」みたいな(笑)。
よじょう たしかに。
奥田 使いこなしてる人、多分いないんじゃない?
よじょう と思うで。
奥田 だからありかもね。
――では、最後になりますが、この記事の読者とstand.fmのリスナーへ向けてメッセージをお願いします。
奥田 東京に来て最初に、勝手にではあるんですけど始めたレギュラーラジオで、末永くやっていきたいなと思いつつ。ほんまに末永く続けたいんか? って思うぐらい力抜けてますけど、思ってるんで(笑)。
よじょう 逆にそこを聴いてほしい感じはありますね。ほんまにお笑いなしで政治だけの話やったやんみたいな回もあるので。
奥田 そのときはもう(配信画面の)トップ画も国会議事堂ですからね。それも「趣ラジオ」って名前でやってるので、趣があっていいなと思ってください。末永くよろしくお願いします!
(了)