Etherscan 備忘録③（2021年5月18日） （概要など）

前回は、コントラクトアドレスにTransactionの記録があるものの、それがなぜ0ETHになっているのかという疑問の部分まで見ていきました。

今回はその続きです。

なぜやりとりをしているのに0ETHなのか。。

おそらく次の2つが考えられます。

①Transfer Fromは無償譲渡の時に使われる
②有償ではあるが、ここには反映されない。

まず今回の情報として

①Txn Hash
0x28623e8b1c838847010f169d5a23cdbd8d07bbc421bc5622513d05f4a9752872
②From（誰から）
0xeb67cff4ea13a1685f2aed6d57a07d54a1eb4ba6
③To（誰に）
0x1502601ea6f1a4fb8601e2494e06fc0836142226
④ID
15252

となります。

有償であれば、Toの「受け取った人」がETHを支払っているはずなので、このアドレスを見てみましょう。

ありました！

先ほどとは逆で、

From（誰から）
0x1502601ea6f1a4fb8601e2494e06fc0836142226
To（誰に）
0xeb67cff4ea13a1685f2aed6d57a07d54a1eb4ba6
Value
0.02ETH

となっており、0.02ETHを送ったことがわかります。

ちなみに、Methodとしては、先ほどの「TransferFrom」ではなく「Transfer」が用いられています。

ちなみに、Erc721 Token Txnsというタブを見ると

「15252」というIDが確かに「IN」していることがわかります。

このことから、コントラクトにも「TransferFrom」などで取引も記録されるものの、その情報は限定的で、Valueなどは反映されないということがわかりました。

いったんEtherscanについての勉強はここまでです。

またEtherscanを学習する際にはここから再開します。