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【完全保存版】Astar Tokenomics 2.0をしっくり学ぼう
0 はじめに
ここでは、「Astar Tokenomics 2.0」について説明していきます。
「TKLab | tklab.astr」さんの記事がとてもわかりやすかったので、是非こちらもご確認ください。
また、詳細はこちらをご確認ください。
1 現状の確認について(変更前)
まずは、変更前について学んでいきましょう。
1 ブロック報酬について
まずは、現状の「ブロック報酬」は「253.08」Astarです。
ブロックが作られるごとに、この報酬が分配されることになります。
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ちなみに、ブロックの生成時間は平均12秒となっています。
つまり、12秒に1回、このブロック報酬が発生しています。
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2 どのように分配するのか
今回は、このブロック報酬をどうやって分配するかの話になります。
下のように、「トレジャリー」「コレーター」「dappStaking」に分配されます。
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ちなみに、「コレーター」はポルカドットのよく見る絵では、ここに当たります。
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具体的には、ブロックを作ったり、トランザクションを確認してくれるノードです。
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では、戻ります。
ちなみに、「dappStaking」は「開発者」と「ステーカー」で構成されています。
そのため、下の4者にどう分配するかの話になります。
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なお、「ステーカー」とはその名の通り、トークンをステーキングしてくれる人です。
(ちょうど良い日本語が見つかりませんが、トークンを預けてくれる人です。)
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3 分配率について
ちなみに、分配率は下のようになります。
「トレジャリー」と「ステーカー」は分配率に幅があります。
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ちなみに、この割合はTVLの割合によって変わります。
TVLはTotal Value Lockedの略で、ここでは、dappStakingでどれだけのトークンがロックされているのかを示します。

ちなみに、この変動幅の合計は、47.38%になっています。

2 どのように変更するか
では、これが「Astar Tokenomics 2.0」でどう変わるのかを見てみましょう。
1 ブロック報酬について
まずはブロック報酬が固定から可変になりました。
そして、上限の値が少なくなりました。
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2 各項目について
次に、それぞれ見てみましょう。
なお、以下、「固定」とは基本的に「%」のことを言っています。
2ー1 トレジャリーについて
トレジャリーは可変から固定になりました。
そして、「10.53% + α」から「5%」になりました。
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2ー2 コレーターについて
次に、コレーターです。
「5.26%」から「3.2%」に減っています。
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2ー3 開発者について
次に、開発者です。
「%」自体は「15.8%」から「24.4%」に増えています。
しかし、ブロック報酬自体が可変なので、量としては増えるか減るかはこれだけでは判断できません。
こちらは誤りがありましたので、修正いたします。
ブロック報酬は変動がありますが、それは、ステーカー分のみの変動でした。
開発者分については、量も増えておりました。
失礼いたしました。
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2ー4 ステーカーについて
最後にステーカーです。
「21.06% + β」から「25% + γ」に変更しました。
固定部分の%は増えています。
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(この辺は細かいと思いますので参考です。)
一方、変動部分はこのようになっています。
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しかし、この調整にかかる%は「47.38%」から「42.4%」に減っていました。
一方、TVLがどの程度関与するかは、「TVL/60」から「TVL/50」へと増えていました。(ただし、計算式上、この値を使うかは確定ではありません)
今回は以上です。
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