見出し画像

【完全保存版】Astar Tokenomics 2.0をしっくり学ぼう


0 はじめに

ここでは、「Astar Tokenomics 2.0」について説明していきます。

「TKLab | tklab.astr」さんの記事がとてもわかりやすかったので、是非こちらもご確認ください。

また、詳細はこちらをご確認ください。

1 現状の確認について(変更前)

まずは、変更前について学んでいきましょう。

1 ブロック報酬について

まずは、現状の「ブロック報酬」「253.08」Astarです。

ブロックが作られるごとに、この報酬が分配されることになります。

https://forum.astar.network/t/astar-tokenomics-2-0-a-dynamically-adjusted-inflation/4924

ちなみに、ブロックの生成時間平均12秒となっています。

つまり、12秒に1回、このブロック報酬が発生しています。

https://blockscout.com/astar/

2 どのように分配するのか

今回は、このブロック報酬をどうやって分配するかの話になります。

下のように、「トレジャリー」「コレーター」「dappStaking」分配されます。

ちなみに、「コレーター」ポルカドットのよく見る絵では、ここに当たります。

https://note.com/sota_watanabe/n/n87e6369891be

具体的には、ブロックを作ったりトランザクションを確認してくれるノードです。

https://docs.astar.network/docs/build/nodes/collator/learn

では、戻ります。

ちなみに、「dappStaking」「開発者」「ステーカー」で構成されています。

そのため、下の4者どう分配するかの話になります。

なお、「ステーカー」とはその名の通り、トークンステーキングしてくれる人です。

(ちょうど良い日本語が見つかりませんが、トークンを預けてくれる人です。)

https://docs.astar.network/docs/build/dapp-staking/

3 分配率について

ちなみに、分配率は下のようになります。

「トレジャリー」「ステーカー」分配率幅があります。

ちなみに、この割合はTVLの割合によって変わります。

TVLはTotal Value Lockedの略で、ここでは、dappStakingどれだけのトークンがロックされているのかを示します。

ちなみに、この変動幅の合計は、47.38%になっています。

2 どのように変更するか

では、これが「Astar Tokenomics 2.0」でどう変わるのかを見てみましょう。

1 ブロック報酬について

まずはブロック報酬固定から可変になりました。

そして、上限の値が少なくなりました。

2 各項目について

次に、それぞれ見てみましょう。

なお、以下、「固定」とは基本的に「%」のことを言っています。

2ー1 トレジャリーについて

トレジャリー可変から固定になりました。

そして、「10.53% + α」から「5%」になりました。

2ー2 コレーターについて

次に、コレーターです。

「5.26%」から「3.2%」に減っています。

2ー3 開発者について

次に、開発者です。

「%」自体は「15.8%」から「24.4%」増えています。

しかし、ブロック報酬自体が可変なので、としては増えるか減るかはこれだけでは判断できません

こちらは誤りがありましたので、修正いたします。
ブロック報酬は変動がありますが、それは、ステーカー分のみの変動でした。
開発者分については、量も増えておりました。
失礼いたしました。

2ー4 ステーカーについて

最後にステーカーです。

「21.06% + β」から「25% + γ」に変更しました。

固定部分は増えています。

(この辺は細かいと思いますので参考です。)

一方、変動部分はこのようになっています。

しかし、この調整にかかる%は「47.38%」から「42.4%」減っていました。

一方、TVLがどの程度関与するかは、「TVL/60」から「TVL/50」へと増えていました。(ただし、計算式上、この値を使うかは確定ではありません)


今回は以上です。

サポートをしていただけたらすごく嬉しいです😄 いただけたサポートを励みに、これからもコツコツ頑張っていきます😊