【完全保存版】Irysを使ってMetaplexのCore NFTを作成しよう!
この記事では、Core NFTの作成方法を説明しています。
0 事前準備
こちらの記事の第1・3・4章を実行してください。
ローカル環境でウォレットを作成し、テストトークンを取得します。
また、nodeのバージョンは20以上にしておいてください。
1 やってみよう
では、実際にCore NFTを作ってみましょう。
1 git cloneしよう!
次のコマンドで、git clone を行いましょう。
git clone https://github.com/ytakahashi2020/metaplex_core.git
2 依存関係のインストール
では、依存関係をインストールしていきましょう。
ちなみに、私のnodeのバージョンはv20.12.1のようです。
インストールを行います。
npm install
3 自身のキーペアの設定
次に、自身のキーペア(秘密鍵と公開鍵)の場所を設定します。
次のコマンドでキーペアがどこにあるかわかります。
なお、「Devnet」になっていることも確認しましょう。
solana config get
「index.js」のこちらにご自身のパスを設定しましょう。
4 実行しよう
では、準備が整いましたので、次のコマンドで実行しましょう。
node index.js
エクスプローラを確認すると、このようにNFTを確認することができました。
ちなみに、メタデータを確認するとこのようになっています。
なお、私がやった時は、画像の方はうまくいきませんでした。(前やった時はうまく行ったのですが。。)
メインネットでやったところ、下のようにうまくいきました。
アップローダー依存の気がしたので、この問題はスルーします。
2 コードを確認しよう
1 umiの設定
まずは、ブロックチェーンとやりとりするためのumiを設定します。
「createUmi」を使用します。
ここでは、このようにして、devnetを設定しています。
今回、「Core」というNFTを使用するので、「mplCore」を設定します。
2 アップローダーの設定
今回は、「irys」で「arweave」にアップロードをするために、「irysUploader」を使用します。
devnetを使用したいので、下のようにdevnet用のアドレスを設定します。
3 ウォレットアドレスの設定
次に、自身のウォレットアドレスを設定します。
その場で作ったものでも良いのですが、エアドロップがうまくいかないことが多いので、自身のアドレスを設定するのが良いと思います。
次に、先ほど設定したウォレットファイルを元に、キーペアを作成しています。
ちなみに、格納場所に入っているのは秘密鍵です。
最後に、そのキーペアをumiに設定します。
実は、「keypairIdentity」を使うのがポイントです。
4 画像のアップロード
次は、画像のアップロードを行います。
まずは画像を読み取ります。
次に、umiが読み取れるように、「GenericFile」という型に変換しています。
その上で、「upload」関数を使って、「irys」を通じて、Arweaveにアップロードします。
5 メタデータのアップロード
次に、こちらのメタデータをアップロードします。
メタデータのアップロードは「uploadJson」関数を使います。
6 NFTの生成
まずは、「generateSigner」関数で「Signer」を作成しています。
これは結局のところ「キーペア+α」です。
これがミントアカウント用のアドレスになります。
あとはcreate 関数を行うだけです。
最後に、signatureをデシリアライズして、エクスプローラで確認できるようにしています。
https://devnet.irys.xyz/EP2VzZh1nosBxtKhhhGcJ4GxcbUo6FpHqtCrcvnftyME
https://devnet.irys.xyz/uCHksWRGxnfQctScgjGgVWgrd7xBjwtxihVZjB72w1v
以上です。
サポートをしていただけたらすごく嬉しいです😄 いただけたサポートを励みに、これからもコツコツ頑張っていきます😊