Maticのエクスプローラーを見てみよう!
こんにちは、BlockBaseで勉強会に参加中のユウキです。ブロックチェーンにご興味のある方は、是非お気軽にご連絡ください。
皆さん「Matic」のエクスプローラーを見たことはありますでしょうか?
「Etherscanは見たことあるけど、Maticはない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今日はMaticのエクスプローラーを見てみたいと思います。
https://explorer-mainnet.maticvigil.com/
こちらがホーム画面です。
この部分だけでも情報がたくさんあります。
①Average Block Time(ブロックの平均時間)
②Total Transactions(総トランザクション数)
③Total Blocks(総ブロック数)
④Wallet Addresses(ウォレットアドレス数)
①Average Block Time(ブロックの平均時間)
こちらをみると、Maticのブロック生成時間は約2秒なのですね。
ビットコイン、イーサリアムなどに比べてかなり早いスピードですね。
①Bitcoin ・・・ 約10分
②Ethereum ・・・ 約15秒
③Matic ・・・ 約2秒
また、2秒ということは
1時間で約1,800個、1日で約43,200個、1か月で約130万個のブロックが作られるのですね。
②Total Transactions(総トランザクション数)
タイミング的にとてもわかりやすい数字が出てきていました。
この記事作成時(2021年5月22日時点)では総トランザクション数は約1億のようです。
覚えやすいですね。
③Total Blocks(総ブロック数)
現在、ざっくりと1,500万のブロックが作られているのですね。
1か月に作られるブロックが約130万なので約11か月分の量ですね。
Maticのメインネットのローンチ(開始)は2020年なので、わりとしっくりとくる数値になっています。
↓ ビットコイン(この時点で685,145ブロック)
↓ イーサリアム(この時点で12,515,860ブロック)
④Wallet Addresses(ウォレットアドレス数)
これが多いのか少ないのか、ちょっと判断が付きにくいのですが、現在約93万のウォレットアドレスがあるということがわかりました。
⑤価格・時価総額
こちらも見てみましょう。
まず、「Coin Market Cap」などでもおなじみの「Market Cap」は「Market Capitalization」のことで、「時価総額」の意味になります。
それを踏まえると
1.Price(価格) ⇒ 約1.2$(約130円)
2.Market Cap(時価総額) ⇒ 約75億$(約8100億円)
となるようです。
⑥BlockScout
せっかくなので、下の部分も見てみましょう。
Blockscout is a tool for inspecting and analyzing EVM based blockchains. Blockchain explorer for Ethereum Networks.
BlockScoutはEVMベースのブロックチェーンを①検査②分析するためのツールなのですね。
⑦メインネットとテストネット
こちらを見ると、なんというテストネットがあるのかもわかりますね。
①Main Networks ⇒ Matic Mainnet
②Test Networks ⇒ Mumbai Mainnet
「Mumbai Mainnet」というものがあるのですね。(「Mumbai Networks」ではない。)
なお、この「Mumbai Mainnet」もこちらのMatic のエクスプローラーで見ることができます。
いかがでしたでしょうか。よかったら皆さんもMaticのエクスプローラーを触ってみてはいかがでしょうか。