【保存版】viエディタって何?(入力モードとコマンドモード)
⓪ はじめに
本日は、viエディタについて書いていこうと思います。
意図としては、 viエディタが出てきたときに、それがどんなものかを理解できるようにするためです。
私はターミナル(黒い画面のやつ)でコマンドを入力しているときに「vi 〜」というコマンドが突然現れ何が起きているのかが分かりませんでした。
そのため、この記事の目的としては、積極的に使いこなすことではなく、「vi 〜」が出てきた時に、「見たことある!」という状態になることを目指しています。
① viエディタとは
viエディタとは「Visual Display Editor」の略で、テキストを編集するためのソフトです。つまり、「メモ帳」のようなものです。
操作方法や画面が特殊であるため、構えてしまいますが、ただのメモ帳のようなものであるという認識で良いと思います。
② viエディタで編集してみよう。
早速、使ってみましょう。
Terminalを起動し、「vi ファイルパス/ファイル名」を下のように入力します。
すると、「viエディタ」の画面に移ります。
ここがポイントだと思うのですが、真っ黒い画面のままなので、私は最初、Terminalの延長だと思っていました。
このように、似てはいるものの、別のエディタが開いたという認識は大事だと思います。
ここで何かを入力しようとしても、何も入力できません。
入力を行うためには「 i」 を押し、「入力モード」にする必要があります。
「 i」を押すと
このように、「INSERT」と表示され、「入力モード」になりました。ここでは「I have a pen.」と入力しました。
入力が終わったら「esc」キーを押します。
「INSERT」が消えて、入力ができなくなりました。この状態を「コマンドモード」と言います。
最後に「 :wq」⇨「Enter」キーで終了です。
最後に、作成したテキストファイルを見てみると
できていました。
いかがでしたでしょうか。
viエディタについて、知るきっかけとなれたら幸いです。