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「全文無料」Path_to_the_Geek_final優勝ロトムV
はじめに
こんにちわ、オレンジ「@stampmujin」です。
昨年に引き続き、cl愛知で使用したエクストラレギュレーションのデッキを解説させて頂きます。CL愛知2023では、3勝3敗と振るわない成績になりましたが、先日PTCGOで行われた「Path to the Geek Final」では9勝1敗で優勝することが出来ました。その為、両大会で使用した「ロトムデッキ」を執筆することに致しました。
私は現在、注文住宅の構築に熱中しており、エクストラレギュレーションの考察は、弟のろい「@mihaa0516」に任せきりでした。ですので環境の考察は、ろいが執筆した下記のnoteを読んでいただけると嬉しいです。
その為、本記事はロトムVデッキのデッキ解説のみ、執筆致します。
ロトムデッキの強み
・「空の封印石」でサイドプランをずらせる。
・「レジドラゴ」「ルギア」などのトラッシュをリソースとするデッキに対して、(パラライズボルト)(ロストおくり)の2択を後攻1ターン目から選択することができる為、対戦相手は「バトルコンプレッサー」を容易に発動出来ない。
・「ルギア」デッキに弱点をつける。
デッキリスト
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ロトムV 3
メインアタッカーの為、3枚。
ロトムVSTAR 1
進化することにより、40ダメージ追加することができます。
「レスキュータンカ」を(+40点)に出来る為、必ず1枚採用。
クワガノンV 1
エクストラレギュレーションではグッズロックが強力な為、必ず1枚採用。
デデンネGX 2
山札を掘り進めるデッキな為2枚採用。
(ビリリターンGX)を念頭に入れましょう。
クロバットV 1
サイド落ちの場合を考慮すると2枚入れたいカードではありますが、枠の都合もあり1枚の採用。
カプ・テテフGX 1
「ソーナンス」の採用するデッキが複数ある為、必ず1枚採用。
カプ・コケコ◇ 1
かみなりエネルギーを採用している為必ず1枚採用。
ウソッキー 1
有象無象に強い1枚。
選択枠にはなりますが、私はこのカードを抜きたくはありません。
キリンリキ 1
グッズロックと相性が良い1枚。
「レジドラゴ」戦ではないと勝てない為、必ず1枚採用。
クイックボール 4
デッキの大半のカードをサーチ出来る為、4枚。
ハイパーボール 2
「ロトムVSTAR」にどうしてもアクセスしないといけない場面は少ない為、2枚。
バトルコンプレッサー 4
「ロトムV」のダメージを120点上げることができます。
中盤以降は山札を強くしないといけない為、必ず4枚
バトルサーチャー3
「デデンネGX」「クロバットV」を多用する為、3枚
フィールドブロアー 2
「サイレントラボ」や「ダストダス」の特性を止める為、2枚。
「ロトムV」のダメージを上げる為にも使用します。
レスキュータンカ 2
構築当初は1枚でしたが、「ルギア」の(ジージーエンドGX)で攻撃出来るリソースがなくなってしまうことが分かった為、2枚に増やしました。
「ルギア」対面以外にでも多くの場面で使用することが多い為、必ず2枚採用。
パソコン通信 1
序盤の要求をクリアー出来ないと負けてしまうデッキの為、エーススペックはパソコン通信を採用。
かるいいし 4
序盤の要求を必ずクリアーしたい為、最大枚数の4枚。
ちからのはちまき 3
Vポケモンを後攻1ターン目に倒す場合に、装備することでダメージリソースを削減出来る為、3枚。
隠密フード 3
できれば4枚入れたいカード。
後攻1ターン目にバトル場に「ソーナンス」がいる場合でも(パラライズボルト)を打ちに行きたい為、3枚採用しています。「ソーナンス」がバトル場にいる場合は、最初の7枚と「博士の研究」の7枚の14枚しか、基本的には見ることが出来ません。その為、多投したいカードになります。
LO戦でも重要なカードになります。
しあわせたまご 2
終盤の「N」や「レジドラゴ」デッキの(タイムレスGX)(ディストーション)と「マリィ」の組み合わせで、壊滅しないように装備したいカードです。
受け身のカードな為、弱い部分もありますが、序盤に1枚目の「しあわせたまご」や「森の封印石」を「フィールドブロアー」で破壊させるようにわざと誘発させて、2枚目の「しあわせたまご」を通すなど、工夫次第で強いカードだと思います。
ふうせん 1
「かるいし」4では足りない場面が見受けられた為、1枚採用。
空の封印石 2
サイドプランをずらせる強力なカード。
発動が終盤になる事が殆どな為、序盤に切れてしまっても発動出来るように2枚採用。
森の封印石 1
「空の封印石」を使わない局面では、1番強いVSTARパワーな為、1枚採用。
博士の研究 2
山札を掘り進めるデッキな為、2枚採用。
グズマ 1
ベンチポケモンを倒す為、1枚採用
キバナ 1
エネルギー加速手段が少ないデッキな為、1枚採用。
マリィ 1
中盤に手札干渉を入れることで、相手に終盤強く「N」を打てなくなる場合があることから、1枚採用。
サンダーマウンテン◇ 1
相性のよいスタジアムな為採用。
嵐の山脈 1
構築当初は、3枚目の「ハイパーボール」枠でしたが、「ハイパーボール」を多投しても、コストの兼ね合いで使い切れないことや、「サイレントラボ」「シンオウ神殿」「頂きへの雪道」など張り替えたいスタジアムが多数有ることから1枚採用しました。
スピード雷エネルギー 3
強力なエネルギーの為、4枚も検討しましたが、環境に特殊エネルギーデッキが多く、対策カードの採用も見込める為、3枚の採用にしました。
基本雷エネルギー 4
アタッカーを3回作る試合が殆どの為、エネルギー合計が7枚でちょうど良かったので、基本雷エネルギーは4枚採用。
各デッキ相性
ルギアVSTAR 微有利
「ルギア」は雷タイプが弱点の為、ダメージリソースの心配はありません。ですが、「ガブリアス&ギラティナGX」の(ジージーエンドGX)と「サイレントラボ」「N」の組み合わせにより、盤面を破壊されると捲られる可能性があります。その為、(ジージーエンドGX)をされても良い山札を作ることが重要です。具体的には「レスキュータンカ」と「カプコケコ◇」か「サンダーマウンテン◇」どちらかを山札残しておくことを意識してください。
中盤の2回目にサイドを取りに行く場面のプレイングを1番意識することが多いです。内容は以下の通りです。
・「パワフル無色エネルギー」を採用しているタイプには、「アーケオス」で「ロトムV」を取られる可能性がある為、「空の封印石」を使用し、残りサイドを1にする。
・こちら側が、残りサイドを2にする場合は、「アーケオス」で「ロトムV」を取られないよう「ロトムVSTAR」に進化する。
・「サイレントラボ」「N」で壊滅しないように攻撃するアタッカーに「しあわせたまご」を装備する。
・終盤に(ジージーエンドGX)をケアーする為に、「サンダーマウンテン◇」「カプコケコ◇」のどちらかを残しておきたいので、中盤の使用するサポートは「キバナ」を使用してエネルギー加速をする。
以上の内容を意識することにより、終盤に捲られる可能性を下げることができます。
こくばバトレックスVMAX 有利
「空の封印石」により、2枚+4枚のサイドプランを狙える為、比較的有利なマッチアップです。
・「N」「シンオウ神殿」の組み合わせで捲りを狙ってくる為、強い山づくりを意識する。
・「こくばバトレックスVMAX」は、デッキの特性上「ロトムVSTAR」をワンパンで倒せる盤面を作ることが終盤になるゲームもある為、序盤から「ロトムVSTAR」に進化することを意識する。
レジドラゴVSTAR 五分
「レジドラゴ」の回り次第では、厳しいゲームになります。
先行1ターン目に「ソーナンス」をバトル場に置かれると、ロトム側の要求が高い為、厳しいゲーム展開になることがあります。しかしながら「ソーナンス」を先行1ターン目にバトル場に置く要求や、「ソーナンス」をバトル場に置けた場合も、「レジドラゴ」側は先行2ターン目に攻撃する事は容易ではない為、何度も検証を重ねた結果、低く見積もっても相性は『五分』と判断しています。
・「ソーナンス」がバトル場にいる場合は「隠密フード」を「カプ・コケコ◇」に装備して「クワガノンV」の(パラライズボルト)を狙う。
・(タイムレスGX)(ディストーション)で壊滅しないように、「ロトムV」で攻撃する場合は「キリンリキ」を盤面に置く、又は、ベンチの「ロトムV」で「レジドラゴVSTAR」をワンパンできる盤面を作る。
・(アイアンローリング)を連発されると、ダメージリソースが切れてしまう為、「キリンリキ」の(ロストおくり)を使う。
以上になります。「キリンリキ」を「レスキュータンカ」で複数回起動することが出来る為、終盤まで諦めずに戦いましょう。
LO(wallstall) 不利
デッキの安定性を落として対策カードを何枚か入れれば、互角に戦えますが、「プレイヤーズセレモニー」や「トロピカルビーチ」が高価な事から、実際のデッキの強さに比べて、lo使用率は高くないと考えて、互角に戦うことを諦めました。
・「マリィ」を使いながら(パラライズボルト)で攻撃を行い、種切れを狙うこと。
・「隠密フード」を装備することにより、「ソーナンス」がバトル場にいても(そくせきじゅうでん)が使えること。
・「隠密フード」を装備することにより、「カビゴン」がバトル場にいても(にげる)が使えること。
以上の項目を意識することにより、勝てる可能性があります。
雑な解説にはなってしまいますが、その他、有象無象にも「ウソッキー」や「クワガノンV」が強く使える為、明確な不利と感じるデッキタイプは思いつきません。
おわりに
質問やご意見などありましたら、デッキの製作者の、ろい「@mihaa0516」又は私オレンジ「@stampmujin」にTwitterでDMください。今後もエクストラ、スタンダード問わずに考察を行い、記事も執筆予定ですので、Twitter、Noteの程、「フォロー」「いいね」を頂けると、励みになります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。