里芋における新しい陰謀

新たなる陰謀が発覚した。全国の里芋に青色蛍光ペンで着色をするという計画である。白米食頃宇(はくまいたべごろう)という某秘密結社が加盟員の陰謀である。此処における里芋という定義は、無論料理済みのものを含んでいる。すでに本日の給食の里芋には青い着色が施されていることが判明している。この陰謀の目的を述べたい。白米食頃宇は20年前、里芋が好きすぎて友人と共に里芋農家になった。が、2008年のリーマンショックの折にその友人に裏切られ、ホームレスになったのである。彼はその友人に復讐を試みたが、一農家を見つけるのは非常に骨が折れる。彼が思いついた方法は、片っ端から潰していくというものであった。彼は早速その日ためた金で青色蛍光ペンを買い、近所のスーパーマーケットで里芋を買い、着色した。
要は復讐である。個人が個人に復讐するのは勝手だが、この復讐には罪なき人も巻き込まれている。全国の里芋農家と文房具店には十分注意を要請したい。

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