最近のcEDHで強いなーって思っているデッキについてゆるくお話する
皆さんこんにちは、ゆかりんcEDHというYoutubeチャンネルで活動しているタカトと申します。
TLに流れてきたcEDHのTier表についての記事がおもしろかったので、自分も似たような記事を書くことにしました。
今回はTier表というよりは、最近自分でプレイしたり相手にしたりして「かなり強い」と思ったデッキについてゆるくお話していきます。
コーディ
参考デッキリスト:
Tier1conにて予選で無双してから優勝を勝ち取った話題の5色むかつきターボデッキ。
安t....確実に2-3ターン目にむかつきを叩きつけることができるのが強み。
マナ加速以外の準備が必要なく手札を打ち消しや除去に回せるため、2ターン目にスタックス除去or打ち消し1枚構えながらのむかつきだったり、3ターン目に「スタックス除去+打ち消し1枚」or「打ち消し2枚」を狙える可能性が高く、卓全体でコーディのゲーム序盤を意識しないと勝負を持っていかれがち。
前述のTier1Conで優勝したSickRobotさんは予選のスイスで5-0-2と化け物じみた成績を残しましたが、ここで注目してほしいのが2回も引き分けに持ちこんでいるところ。
cEDHの大会の予選は1ラウンドに90分前後のタイムリミットが設けられることが多いので、予選抜けを目指すために無理な勝ちを狙わずに時間切れまで耐久して引き分けポイントを稼ぐプランをとることもあります。(1vs1の大型大会でよくあるスイス終盤でIDを取ることはかなり少ない)
従来のむかつき特化デッキではなかなか狙えない時間切れ耐久も、打ち消しと除去に多く枠を割いているコーディなら狙いやすい。
非常に早い段階で妨害対策をしつつむかつきからの勝利を狙いつつ、無理そうな場合は時間切れ耐久からの引き分けも狙える、かなり大会に向いているデッキだと思います。
Tier1Conを優勝したSickRobotさん曰く、「コーディはcEDHの試合の中でcEDHの駆け引きを楽しみたくない人におすすめ(意訳)」だそうだ(笑)
Tier1ConにSickRobotさんと同じリストを持ちこんだSpleenfaceさんも「コーディの相手はつまらないし、コーディを使うのもつまらない」と言っていた。
イナーラ
参考デッキリスト:
青黒②+呪文探求者というマナの要求値が非常に低い1枚コンボを武器とするジェネラル。
コーディと同じくコンボに必要なリソースが少ないため、速攻戦でも打ち消し呪文を構えたまま勝負を仕掛けることも用意なのが強み。
もし呪文探求者を打ち消されてしまったとしても、リアニメイトスペル全般+黒だけでコンボを再開できるのでリカバリー性能が高い。
T1サーチ→T2呪文探求者(打ち消される)→T3リアニメイトから再トライ
のような流れで勝利することも多く、速いデッキを使ってみたいけどコーディだとリカバリー性能が低いのが気になる人におすすめです。
コンボルートが複雑で覚えられない?
大丈夫、実際にカードを動かしてみればすぐに身につくはずです。
ウィノータ
参考デッキリスト:
毒の濁流や墓掘りの檻、バウンス以外の除去などの採用率が低い今の環境にマッチしているスタックス型ジェネラル。
大会に持ち込むデッキを決める際、コーディとウィノータを仮想敵に入れておかないとお話にならないと個人的に思っています。
魔力の櫃始動のウィノータは確実に0マナクリーチャーを手札に抱えているので精神的つまづきをぶつけるのが吉。
他にもT1宝石の睡蓮+1マナの人外クリーチャー→T2ウィノータの流れを狙っているときは宝石の睡蓮に除去を当てるとおとなしくなってくれるはず。
T1太陽の指輪や魔力の墓所スタートは毒の濁流などの全体除去ぐらいしか良い回答がない。辛いね。
ウィノータを金粉のドレイクで奪っても、リオーニャやキキジキでドレイクをコピーして奪い返されるので注意。
自分の動画宣伝:
憤怒の息吹はウィノータで出したクリーチャーをアンタップすることはできますが、ナジーラと違い速攻を与えないので気をつけましょう。
ティムナトラシオス(隠遁ドルイド)
私が使っているリスト:
お次は私が大会に持ちこんでいるデッキ。
隠遁ドルイドは速度こそむかつき特化に劣るものの、サーチ手段が豊富で安定したT3キルを狙いやすいデッキです。
「戦慄の復活を止めればいいじゃん」と思われがちですが、戦慄の復活が止められてしまった場合は記憶の旅フラッシュバックから次のターンに確定再トライを狙えるので結構しぶといです。
隠遁ドルイドを主軸としているのでクリーチャーのサーチ手段が多く、コーディを相手にする場合は溜め込み屋のアウフやダウスィーの虚空歩き、敵対工作員などを当ててから、遅めのゲーム展開に持っていけます。
ウィノータなどの法の定め型スタックスは隠遁ドルイドが無影響で仕掛けることができるののも強みです。
リソース戦にも強いので、時間切れ耐久を狙ったり、生半可なデッキの時間切れ耐久を上から押しつぶして勝ちにつなげたりと。大会の予選突破に向いているデッキだと考え愛用しています。
私のリストは隠遁ドルイドに加え聖なるガイドまで採用することで法の定め型スタックスに対してより強く出れるようにしていますが、沈黙やエラダムリーの呼び声などの白いカードを採用した普通の隠遁ドルイドも強いと思います。
参考リスト:
おわり
今回お話した4つのデッキ以外にも強いデッキは沢山存在しますが、全部お話しようとしたらきりがないので、ここで一旦一区切りさせてもらいます。
10月からオンラインcEDHランク戦:ゆかリーグのシーズン2が始まりますので、もし競技的にEDHをプレイすることに興味がある人は↓の記事をチェックしてください!