Twitterのツイートがブクマになった版「Potluck」
ブクマ版TwitterみたいなSNS案「Potluck」
書かずに共有する世界……いいですねぇ
組織内の情報共有は難しいですよね。
Twitterやチャットのようなフロー型だと「書くのは楽」ですが、後で探せません。一方、Wikiのようなストック型だと「後で探せます」が、書くハードルが高いです。いずれにせよ「書く」ことがハードルでした。
この流れを変えるアプローチがあって、「ただ記録するだけ」「それを共有するだけ」というものです。Twitterのリツイートもそうですし、Veinという「チーム内でURLを共有する」ようなサービスもあります。
このVein、いいなぁと思いました🐰
この路線で私も何か考えたいと思ったのです。
Twitterのツイートがブクマになった版 ← これを考えてみた
そこで考えたのがpotluckというSNSです。
potluckには「料理を持ち寄ってパーティーする」的な意味があります。元はpot(鍋)+luck(運)で、闇鍋を彷彿とさせる語源のようですが、ともかく、いろんなモンが放り込まれててマズイものやウマイものがあったりする、というニュアンスを込めてます。
potluckは、たとえるなら「URLのペーストしかできないTwitter」みたいなものです。ツイートはできませんし、リプもできませんし、何ならリツイートさえ許されません。
誰が何をブクマしたか。
純粋にこの点だけを貯めていきます。これはもっと言えば、以下のような情報もわかります。ブクマと人を見ているわけですね。
あるURLが、合計何人にブクマされているか
ブクマしているのは誰か
あなたがフォローしている人のうちこの人とこの人はブクマしてますね etc
WorldWideもあるし、Closedもある
このpotluck、はてブみたいにワールドワイドしかないわけではありません。Veinのように、クローズドなチームでも使えます。
もっというと、ブクマ先として以下の単位があります。
自分だけ(自分用)
クローズトなチーム
ワールドワイド
自分用には必ず保存されます。一人で使いたいならそれだけで良い。ただ、必要なら他のチームやワールドワイドにも流せます。「投稿セット」をつくっておき、投稿前にチェックで選べるようにすればワンタッチでできます。たとえば以下のように、プライベートと仕事と趣味コミュニティを切り替えられるわけです。
セット1: 自分だけ
セット2: 自分だけ + 旧友6人チーム
セット3: 自分だけ + Scrapboxコミュニティ
セット4: 自分だけ + 会社1
セット5(private all): セット2+セット3
URLそれぞれもまたページを持つ
はてブでもVeinでもそうですが、ブクマされるURL単位でページがあります。
ここにはそのURLが指す先の全般情報とか、いつ誰がブクマしたかとか、読んだとか、そういった情報を表示します。あくまで行動(アクティビティ)とその数しか出しません。コメントなどは一切ありません。
ここがpotluckのポイントです。言葉ではなく行動が情報となっているのです。
スマホアプリをサポートして「ストクれるアプリ」にすると良い
このpotluck、見てのとおり「いかに皆にブクマ装置として使ってもらうか」が鍵になります。
そのためには常用してもらう必要があります。アプリ化はMustでしょう。TwitterやLINE、Instagramといったレベルで浸透するのが理想です(妄想だけなら自由です)。
おわりに
ブクマするSNSの案、potluckについて書いてみました。
思えばブクマって出尽くしてそうでまだ覇権は誰も取れてないと思っているので、ワンチャン?あるのかもしれませんね。
個人的には既存SNSの「早くそれなりのことを目立たせて言った奴が勝つゲーム」にはうんざりしているので、ちょっと試してみたさがあります。誰かお願いします~(他力本願!)
近況と日常
一足早い夏休みを(数週間前に)終えました。道は開けるという本を再読して、悩みをもっと減らしたいなぁと再考――結果、どうやら私は気楽な趣味人に行ってしまうようです。実際、「自己満族(自己満足する族)」とか「ホビースト(ホビー + ビーストで趣味の獣 → 趣味狂人」とかいった造語をして定着させようとしています。
何かを成したいとか、自分より大切な何かを幸せにしたいとか、何者かになりたいとか……。
どうやら私にはそのようなモチベーションはなさそうです。ありそうだと演じることはかんたんですが、演じても虚しいだけです。笑顔のふりをすれば楽しくなるといいますが、モチベはそうではないんだなと。ふむ、人間の精神も意外と単純ではないのう、と思いました。
趣味といえば、ちょうど昨日、歩道橋をコレクトするのはどうか!!と思いまして、早速調べているところです。2012年時点で1.7万橋あるらしいですね。一方で、ちゃんとしたデータベースはなさそう。さて、どうやって楽しんでやろうか。私は街中をぶらつくのが好きなのですが、その大義名分がないことを嘆いていたのです。歩道橋にはそのポテンシャルがある。最近何かとネガティブな世の中ですし、頼むぞ。我を楽しませてくれぃ。
というわけで、来週も暑いof暑いでしょうが体調に気をつけて過ごしましょうね。さてと、散歩行くか。