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わたしのワクワクどこへやら?
それは、ほんの些細なきっかけから始まったのです。
10年ほど働いたアパレル店員のキャリアを捨て、実家の農業を継ぐ事を決めたのは、かれこれ7年ほど前の話。
「農家!?Non Non!あくまで農業!【家業】から【企業】に発展させ、販路を築き、一経営者としてでっかく稼ぐぜ!!」
アパレル店の店長として輝かしい経歴を築いていた私は、
「この組織ノウハウは農業でも通用する!社長として、そして経営コンサルタントとして農業でも革命を起こすぜ!」
と言わんばりに、意気揚々と農の業界に乗り込みました。
そして、お恥ずかしいことに、一年足らずで退散することに・・・。
家族まで巻き込んでしまいホントに申し訳なかった、、、
でも、この一年の間に私は、農作業しながらできる情報収集として、耳から収集する習慣を身につけました。
トラクターに乗る時も、摘果の時も、草刈りの時も、
私の耳にはイヤホンが刺さっており、音楽を聴く代わりに、ビジネスの情報収集を音声で行なっておりました。
農作業って長時間労働だし体力的には結構しんどいけど、頭はそんなに使わないからね。
走りながら音楽聴くみたいなもん。
最初はAudibleとかラジオNIKKEIとかテキスト読み上げ機能とか駆使して色々聴いてみましたが、最終的にはポッドキャストに落ち着きました。
農業の夢が敗れ、再び販売員の道を歩み出してからも耳からの情報収集は続き、今では、朝の出勤時に欠かせない【プライベート】⇒【仕事】の切り替えスイッチとなっております。
たまに入れ替わるものの、 7年ぐらいほぼ毎日聴いている私が、現在定期視聴?定期購読?しているスタメン番組は以下の通り。
Podcast
『北岡秀紀のオクゴエ!Podcast』
『伊藤洋一のRound Up World Now!!』
『本田健の人生相談〜Dear Ken〜』
『向井蘭の社長は労働法はこう使え!』
『安田佳生のゲリラマーケティング』
『週刊 日経トレンディ&クロストレンド』
『流行りモノ通信簿』
『FASHIONSNAP.COM ポッドキャスト』
(他にも円道一樹さんプロデュースは面白く、秋山ジョー賢司さん、青木毅さん、井上健一郎さん辺りは、その時々の状況に応じて聴かせていただいております。)
また、昨年2021年はVoicy比率がぐんと上がりました。
きっかけはキングコング西野亮廣さんでした。
映画『えんとつ町のプペル』が上映され、大ヒットとなり、
「あれ?キンコン西野、なんか怪しい事してたっぽいけど、実はスゴいんじゃね?」
と巷の評価がひっくり返ろうとしていた時のこと。
その評価は私の耳にも届き、
「ちょっとどんなもんか聞いてみよう」
「あれ?ポッドキャストやってないんだ、、」
「なになに?なにやらVoicyなるものがあるらしい。新しい音声メディア?フムフム」
という経緯からVoicyを聴くようになりました。
そしてVoicyでも拝聴する番組が増えていきました。
きっかけがきっかけなので、Voicyは西野さん系統に偏っています。
Voicy
『西野さんの朝礼』
『鴨頭嘉仁の朝礼』
『MBのもっと幸せに働こう!』
『グロービスちょっと差がつくビジネスサプリ』
『NewsPicksニュースレター』
そして最近聴き始めたのが以下の2番組
『イケハヤラジオ』
『あたらしい経済』
どちらかというと週一発信をPodcastで、毎日発信をVoicyで、という棲み分けになっているようです。
正直、この量を全て聴く時間は無いので絞らないとと思いながら、どれも絞れずにおります。
たまにつまらない時はスキップしますけど、どれも楽しいんですよね。。
で、毎日こんなの聴いてたら、ある日気づいたんですよね。
「経営論とか、ビジネスフレームワークとか、マーケット理論とか、色々体系的に考える方法は溢れてるけど、完全正解って無くない?」
「その通り実行してたら必ず成功できる成功法則って、無くない?」
「そんな方法論より、目的やビジョンのほうが大事じゃない??」
って。
そう思った瞬間、突如私の前に現れたのは、
【空虚な空間】
でした。
「あら?わたし、何がしたいんだろ?」
「・・・」
私には目的が、『何も無い』状態でした。
なぜ気づかなかったんでしょう?
私は40歳手前で、就活生が当たる悩みにぶち当たりました。
他人の心情を汲み取りもてなす仕事を続けるために、自分を殺し続けた結果でしょうか。
したいこと、成し遂げたいことがありません。
「自分は何がしたいんだろう?」
「自分の好きなことは?得意なことは?夢中になれることは?」
「情熱をかけられることはなんだろう?」
そんな事を考える日々が続くこと数日。
いや、数ヶ月。
ある些細なことをきっかけに、私は情熱を傾けられそうな事を見つけました。
(具体的なワクワクの見つけ方はこちらが参考になると思います。
・佐宗邦威『直感と論理をつなぐ思考法』
・萩原雅裕『ライフMBA講座 1.人生ビジョン』)
それは、西野亮廣さんが毎日「お知らせ」していた『DAOって何?』を800円で視聴した時のことでした。
有料コンテンツなので内容には触れませんが、クラウドファンディングにいち早く手をつけ、いち早くプライベートサロンを作った西野さん。
『これから来る新しい時代の波に乗り遅れるな!』
『新しい情報を自分から取っていかないと勝ちは無い!』
『クラウドファンディングをやってた西野を詐欺だ!宗教だ!と言っていた人達は新しい波に完全に乗り遅れた。』
『ブロックチェーンやNFTを分からないからって怪しんで、また同じことを繰り返すのか!』
的なことを言っていた(ような気がする)西野さん。
新しい技術を理解しているかのように仰っていた西野さん。
けど、この動画を視聴した私の感想は、
「あれ?西野さん、意外に深くは知らないんじゃない?」
ということでした。
誤解があるといけないのでお伝えしておくと、彼の事はそれでいいんです。
彼はブロックチェーンプラットフォームを【作っている】んじゃなくて【使っている】人間で、
言わばウォズニアックではなくてジョブズであり、
エンジニアではなくマーケターでありクリエイターであるから、
(と私は思っています。)
テクノロジーの深いところまでは知らなくていいんです。
でも、そのレベルの理解でビジネスができるなら、私にも何かできるかもしれない。
まだ間に合うかもしれないWeb3.0。
元々機械が好きで、
数学が好きで、
情報の整理が好きで、
仕組みが好きで、
矛盾が許せなくて、
あやふやが嫌いで、
合理主義で、
エビデンスが大事で、
シナリオを考えるのが好きで、
何より新しいテクノロジーと、伴う未来を想像するのが好きでした。
その、好きの棚卸と、西野さんの動画をきっかけに、
「よっしゃ!いっちょやってみっか!」
ってことで、まだビジネスに結びつくか分からないけど、情熱を傾けられそうな、Web3.0について学ぶこととしました。
(Voicyで最近聴き出した2番組はここに繋がります。)
次回はまだ完璧に理解できていないブロックチェーンの学習について書けたらいいなって思ってます。
長い長い経緯でしたとさ。
おしまい。