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アークテリクス ベータジャケット修理の巻

昨年、購入したアークテリクスのベータジャケット。今年の春先に思わぬアクシデントにより破損してしまいました。
今回、バードエイドを利用して修理完了し、無事手元に帰ってきました。


アークテリクスのベータジャケット

アークテリクスのウェアはアウトドアだけでなく今や人気のウェアと言えるでしょう。ここ数年、人気上昇のせいか抽選販売や販売制限、そして結構な価格変更もあってか、簡単に手に入れることが難しい状況です。

購入したのは定番ベータジャケット2023AW(秋冬)モデル。直営サイトでは売り切れでしたが、幸運にも正規代理店で購入できました。
正直、68,200円(税込)は結構厳しい価格ですが、見つけた瞬間にポチってました(汗)

私の住む地域は冬でも比較的温暖なこともあり、ダウン着用でお店に入ると暑く感じることも多く、オーバースペックを感じることが少なくありません。どちらかというとシェルジャケットで風を防ぐことであまり厚着しなくても良いので、そちらのほうが日常使いに良いのです。

似たようなブランドではパタゴニアやノースフェイスなんかも選択肢としてはあるのですが、ロゴの存在やフォルム的にはアークテリクスのほうが好みでした。

詳しい商品についてのレビューはYouTubeやいろんなサイトお任せするとして、個人的には買ってよかったウェアでした。
スーツのを上に着てもそこまでカジュアル感はなく悪目立ちしません。ハリ感があり綺麗に見えます。表地は30デニールの生地で裏地はGORE C-KNIT® Backerというしなやかさでシャカシャカ感がなく良いバランスを保っていると思います。
2023AWはトリムフィットという体型にあったフォルムですが、肩周りなどの稼働部分はゆとりがあり窮屈感がまったくありません。さすがアウトドアブランドのウェアという感じです。当然、オフの日ではまったく問題なし。
高い買い物でしたが、着用して数日で大のお気に入りになりました。


ベータジャケット破損...

そんなお気に入りのベータジャケット。通勤やオフの日だけでなく、犬の散歩のときでもヘビーユースしていたのですが、ちょっとしたトラブルに見舞われ、一部破損(破れ)してしまいました。

画層右下が破損箇所
破れぶれというより、穴あきにに近い
裏側からみたところ

これは生地が弱いとかそういうわけではなく、かなりの衝撃で転倒したことによって破損したもので、日常的な使い方では問題なかったと思います。

購入後、4ヶ月くらいの出来事で結構落ち込みました...。正直、買い直すかどうか迷ったくらいですが、なかなか簡単に手が出る商品でもないし...。

ネットで検索してみると少ないながらも修理された方の記事を発見。普通の衣服ではあまり保証書など聞きませんが、アウトドアメーカーでは意外とリペアも当たり前のようです。アークテリクスではバードエイドという保証システムがあります。正規代理店で購入したので本物のバードエイドがついていので、修理依頼してみようかと。


ARC’TERYX オーナー保証

+ 修理補償プログラム BIRD AID

まずはリペアセンターにメールで相談です。メールしたその日のうちに返信いただき、破損箇所がわかる写真を送付。

遠方なのでサービスカウンターへの持ち込みはできない旨、伝えると修理センターは依頼書とバードエイドを一緒に送付するように連絡いただきました。早速、指示いただいたとおり修理センターに送付しました。

2日ほどして修理センターからメールで見積もりを頂きました。
アークテリクスの修理保証プログラムではベータジャケットの保証金額は18,600円。今回は3,200円とのことで、発送料以外の持ち出しはなし。即、修理をお願いしました。

商品購入後、修理が発生した場合
BIRD AIDとそのご購入製品を国内正規販売店へお持込み下さい。
公式オンラインストアでご購入された製品の場合、コールセンター宛に検品ご希望の旨ご連絡ください。
修理金額累計がご購入金額の30%まで、お客様負担は無償になります。

例: 販売価格(税抜)¥30,000 × 30%= 最大修理補償金額 ¥9,000
1回目の修理金額¥5,000 + 2回目の修理金額¥2,000 + 3回目の修理金額
¥2,000 すべて無償修理
この例の場合は9,000円分の修理代金が補償、付加されるという事になります。

ARC’TERYX オーナー保証 + 修理補償プログラム BIRD AID


ベータジャケットの復活

修理に出したのは10月5日。頂いた見積書には納期約4ヶ月...。
ダラダラして修理に出すのが遅くなったので、今シーズンは駄目かな...、と諦めていたのですが、冬らしい気候になった11月19日に宅配ボックスに...。

今季は諦めていたので、正直うれしい。ワクワクしながら開封です。

綺麗に包装され、まるで新品のウェアが到着したような感じです。

修理箇所を確認してみると

破けているので表地は新品の状態とは言えませんが、しっかりとステッチ補修されています。

裏側は同じような生地でパッチ処理。圧着部分もしっかりしているので、あまり性能にも影響ないかもしれません。

正直、山行などで激しく使わず、街着として使用するだけなら保証修理など使う機会もないかもしれません。ただ、長く使うモノであればこのようなシステムが整備されているのは心強い。高額なモノであれば尚更でしょう。

修理箇所はよく見れば気がつくとは思いますが、なにか勲章のような気分で余計に可愛いワンポイントのように愛着が湧きましたよ。

予想より短納期で到着したので、今季もしっかりお世話になりますね。



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