飯テロ対抗雑談
いや、この前神保町のエチオピアってカレー屋で飯を食ってきたことをツイートしたら、ツイッターのいいね欄にそのツイートへのふぁぼが大量に並んでセルフ飯テロ状態でとてもつらい。
そんなわけで、せめてこの記事のメンションで飯テロを一段下に追い出してお茶を濁そうと、まあ、そんな感じのどうでもいい雑談記事です。
さて、昔、男塾って名前の漫画があったことは、同世代ならみんな知ってると思う。
この漫画には民明書房という有名なネタがあって……まあ解説はピクシブ大百科に丸投げするか。
見ての通りのネタなんだけど、思い出話として僕はこれ、完全に信じてたかどうかはともかく、普通におもしろネタとして見ていた。正直、男塾を罵倒すれば自分が賢いとアピールできると勘違いしているようにしか見えなかった知り合いとかいるので……わーおもしろーい、で終わればいい話なのに、妙な反応してつまんなくするやつ、たまにいるよね。
と、それはともかくとして、僕が唯一なんか許せなかった民明書房ネタってのがあって、伊達と敵の槍使いの戦いで出てきた、将棋の戦法として先手の手をそのまま後手が真似る戦法があるって話。いや、当時ちびっこだった僕は将棋部にいて、そこそこ将棋やってたので……「角道開けて先手が角交換したらもう真似できないじゃん!」と思ってなんかがっかりしたのをよく覚えている。いや、突っ込みどころそこ? といまの自分は思うが、当時は本気でそう思ってたんだから仕方がない。
しかしおもしろいのは、最近youtubeで将棋動画見始めたんだが、そうするとトッププロでよく指されている角替わり腰掛け銀が「先後同型」というまさに同じ形にしていく形になってること。男塾は嘘ついてなかった! 解説見ると、角替わり腰掛け銀はあまりにいい形なのでうかつに仕掛けられず、結果として王の位置を行ったり来たりしながら相手に手を渡して攻撃を待つ、あるいは場合によっては千日手を狙うという展開になりがちで、結局先後同型からの手待ちという点で男塾の戦法みたいな見方でいいのでは感。つまり角替わり腰掛け銀にはうろやけぬま(漢字忘れた)が必要だった……?(おめめぐるぐる)
そういえば僕が大人になって男塾を読み直したとき、最初にこの種のネタで名前が目についたのは太公望書林だったんだよね。出現頻度どのくらいだろう?
あと、作者の宮下あきら(宮内と書こうとして「いや、れんちょんの名字ではないな……」と調べ直したのは秘密だ)さんが昔どこかのインタビューで、最初はありそうでなさそうな絶妙なところを狙っていたが、本気で信じたちびっこの親から抗議の手紙が来たから絶対に嘘だとわかる路線に切り替えた、っていうことを書いていた気がしたんだが、いま調べると見当たらない……ソースどこだっけ? ゴルフの起源は中国という説については、大半の人間がアレをネタにして男塾を馬鹿にしていた気がするんだが、実は大橋巨泉がそれと似た話を本に書いていて、小池一夫がそれを自分が原作のゴルフ漫画に持ち込んで、親がそれ持っていたんで僕はそれを読んでいた。だからゴルフネタが民明書房にからめて言われるたびに、僕にとってはしっくりこない感が多かったんだよなあ。
と、使い古された民明書房の話でもこのくらいは雑談できるんだなって感じで今回はこれまで。じゃあな!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?