2022年10月、神代植物公園の秋のバラフェスタで〈神代バラコレ〉を使ってみました。
2022年10月8日、東京都調布市にある〈神代植物公園〉を訪れて、ステアラボのアプリ〈神代バラコレ〉を使ってみました。今回は、そのレポート記事をお届けします。
「神代バラコレってなに??」という方は、こちらの記事をご覧ください。
1.神代植物公園のばら園に到着。
京王線の調布駅からバスに乗って、11時ごろ、ちょっと迷いながらも神代植物公園に到着。バスの路線はいくつかあるようなので、行き先をしっかり確認してから乗車することをオススメします。
神代植物公園は、1961年開設の、都内唯一の植物公園です。植物公園として公開される前は、東京都の街路樹などを育てるための苗圃(びょうほ/草木のなえを育てるための畑)だったそうです。
公園内には、約4800種類、10万本・株の植物が生息していて、バラはもちろん、梅や桜の名所としても知られています。
ばら園には正門から歩いて3分ほどで到着します。
ばら園の敷地面積は、都内最大規模の1.6ヘクタール。かなりの広さです。10月4日に始まった秋のバラフェスタでは、約300品種5000本ほどの秋バラを見ることができます。会期中の土日は朝8時から開園しています(月〜金は9時30分開園)。
この日は、8割くらいのバラが開花していました。
神代植物公園作出のバラ〈クイーン・オブ・神代〉もありました。この日はまだつぼみでしたが、そろそろ咲きそうな感じでした。
2.さっそく、神代バラコレを使ってみました。
ばら園をぐるっと眺めたあと、さっそくアプリを使ってみました。
まずは神代バラコレのアプリを起動します。図鑑に加えたいバラを見つけて、そのバラに対応する空枠を探します。
目の前にある〈タランガ〉を撮影したいので、〈タ〉行まで一気にスクロール。タランガの空枠を見つけて、「撮影」ボタンをタップします。
すると、図鑑内にタランガの写真が追加されます。
写真は1品種につき何枚でも登録可能で、同じ品種でもそれぞれ異なる画像を収めることができます。
下の1〜8の数字をタップすると1列ごとの表示数が変わります。画像サイズを確認しながら、使いやすい画面表示に調節可能です。
3.神代バラコレでどんどん撮影してみよう。
それでは、たくさん撮影して、バラ図鑑をどんどん埋めていきましょう。ゲーム感覚で楽しめます。バラには区画ごとにネームプレートが立てられているので、これを見ながら撮影していきました。
ドイツ生まれのドゥフトボルケのネームプレートには「においマーク」が。においマークを見つけたら、撮影をするだけではなく、ぜひ香りをかいでみてください。
お目当てのバラが見つからないときは、地面の「区画番号」が参考になります。アプリの各品種の枠の右上にも、対応する区画番号を記載しています。
園内には「殿堂入りのバラ」や「ロサンゼルスから来たバラ」といった区画も。コーナーごとに特色があり、こうした解説を読むのも楽しいものです。
歩き疲れたので、園内のベンチに腰を下ろして、もうひとつのお目当てだったバラソフト(400円でした!)を食べて休憩。気候もちょうどよくて、気持ちいい土曜日になりました。会期中は、バラに関するマルシェやキッチンカーなども出店されています。
4.秋のバラフェスタで集めた画像を、ステアラボに送信してください。
実は、私たちステアラボにとってはここが一番重要です。
神代バラコレラで撮影した画像を、ぜひ、ステアラボに送信してください。
送っていただいた写真は、2023年春のリリースに向けて開発中のアプリ〈バラノナ〉に使わせていただきます。
バラノナは、バラにスマホのカメラをかざすだけで、バラの名前を判別して教えてくれるという便利で楽しいアプリです。このアプリの機械学習のために、たくさんのバラの画像が必要なのです。今回の神代バラコレをたくさんの方々に使っていただき、バラ1品種につき約500枚、合計10万枚の画像を集めることが目標です。
2022年10月15日現在、神代バラコレのダウンロード数は約500DL、現在集まっている画像は約5000枚です。バラノナ開発には、まだまだたくさんの写真が必要です。
今年の神代植物公園の秋のバラフェスタは10月30日まで。ぜひ、たくさんのバラの写真を撮って楽しんでいただいたあとに、画像を送信していただき、新しいアプリの開発をサポートいただけるとうれしいです。