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ひとりじゃない

こんばんはこんにちは!
本日の稽古ノート担当の山下健吾です!
今回の題材は『マラソン』ということで個人競技の良さについて語っていけたらと思います!

皆さんご存知の通りマラソンはリレー方式や駅伝などを除き基本的には個人競技の種目が大半です。1人でスタートを切りゴールまで辿り着く孤高のスポーツ🏃


僕が中学の頃3年間続けていた水泳もまたリレーを除き個人競技でした。時には1000メートルもの距離を泳ぎ続けなければいけないこのスポーツは筋力や肺活量だけではなく体力や精神力、自分との闘いを潜り抜けなければいけません。
水で遮断された聴覚や徐々に重くなっていく腕と脚。たまに自分が1人で泳いでいるんじゃないかもう誰もいないのではないかと思う孤独感に襲われ、途中で諦めたくなるときもあります。
でも勝利を勝ち取るためにはそこ乗り越えなければならない!

マラソンも同じで42.195キロメートルという長い距離をひとりで果敢に挑まなければならない状況で次々とリタイアしていく姿を見れば「もう充分頑張った」「良くやったほうだ」と自分に言い訳をして諦めたくなるときもあると思います。確かにハーフマラソンでさえ長いのにその倍となると打ちひしがれる気がします。
が、本当にそれでいいんでしょうか?
そうやって言い訳して無理やり納得させて終わっても"モヤモヤしたままじゃないですか!"
マラソンも水泳もゴールして初めてその頂きを覗ける。それに限るんじゃないですかね。
それに個人競技と言われてますが決して
"ひとりじゃない"僕はそう思うんです。
今まで一緒に練習していたチームメイトや支えてくれているコーチ、大会運営してくれている人達
各エイドで食べ物や飲み物を用意してくれている企業の方々。その想いをすべて背負って初めて
マラソンというスポーツが成り立つと思います。
真剣勝負にこんなこと言うのも野暮だと思いますが勝ち負けなんて関係なく、なにを成したか。が今後の自分の人生を彩る。だからそのために走りきる。そんなかっこいいスポーツ、いや情熱に僕はこの作品を経て触れました!
まさに気合い、根性、忍耐が試される時
我々役者はその魂を受け継いでお客さんの笑顔
という頂きを目指して今日も走り続けます!

SMOKYROAD '煙ゆく道'

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