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めのすのレポート

「殿方deナイト」

2019年5月12日

ピアノバーせんのつぼ

企画・運営 萌恵さん

出演者 金澤洋之/上野山渉/鈴木千畝/政野屋遊太/長谷川裕

推しのいるホストクラブほど恐ろしいものはない。

というかイケメンに和装させて一緒に食べて飲んでお喋りして交流するとかホストクラブ以外にどんな言葉が合うのか分からない。

語彙力のあるどなたか、教えてください。

ツイッタープロフィールより抜粋すると

「和装男子が貴方をおもてなし◎交流会イベント」という名目である。

平日は会社員が行き交う東京・新橋。

休日となると、その活気の雰囲気は少々色を変えていた。

多少なりともすれ違う通行人は、観光客らしい外国人の方々がよく目についた。

都内のカフェや飲食店は酷い混雑の印象であったが、お昼より少し前だったからか和やかで落ち着いていた。あの居心地の良さは悪くない。

時間調整して、待ちきれずに会場であるピアノバーへ1番乗り。

「らっしゃっせー!!」と元気な声が飛ぶ。居酒屋か。

OJO企画コラボカフェのお店より少し広いかな、という程度の店内は薄暗く、ピンスポが壁沿いのピアノを照らしていた。

落ち着いた内装と小洒落たテーブルとインテリア。

その空間にイケメン和装男子5名と着物レディが2名。

入った瞬間からすでに目の保養である。

今回は昼・夕・夜の時間帯の3章構成で、昼と夕の2章通しでお邪魔させていただいた。

ドリンク、フード、カラオケリクエストとデュエット、チェキ撮影それぞれに料金が設定されていた。それを知ってすぐに財布の中身の心配をした。

…やばい、足りない。

今回のチケット代4000円と物販のブロマイドコンプリート4000円で当時の私の財布は底を尽きかけていたのである。あぁ、やばい。

楽しみたい気持ちと、手料理を食べたい欲求に負けて章の合間にATMへダッシュ。人生初である。

私の財布事情は置いておき、一つの章の流れとしては、以下の通りである。

①進行役の方から挨拶・和装男子たちの挨拶

②全体で乾杯・歓談タイム

③お好きなタイミングでカラオケ

④和装男子たちからのお知らせ・宣伝

⑤全体集合写真撮影(顔出しNGの方への配慮あり)

殿方deナイトの開催が今回が初回であったからか、まだ手探り感は感じられた。1章の雰囲気を振り返って、2章からはチェキの注文に「逆ハーレム(和装男子大集合)」が追加されるなど開催中に改善や改良を試みていた。

参加して良かったと感じた点は、ドリンク・フードの注文。頼みたいものを紙に書き込んで精算を行うという形式で注文がしやすかった。頼んだフード・ドリンクはどれも美味しかった。フードは和装男子の金澤さんのお手製で、味付けが絶妙。甘めの味付けの肉じゃがはしっかり味がしみ込んでいた。鯖缶を使ったハンバーグは口解け良く大葉と大根おろしと醤油の和風で、白飯があれば箸が止まらなかっただろう。炊き込みご飯は全体的にまとまりの良い味付け。そこそこ量があり食べ応え充分。ドリンクはノンアルコールカクテルの2種類ともいただいた。とても可愛らしい色合いで見た目から楽しめ、飲み口も良かった。提供された飲食への評価は中々高評価だと思う。

勿論、和装男子の方々との交流が何よりも楽しかったことは断言しよう。いいぞ、もっとやれ。

チケットの予約を政野屋さん(のやさん)扱いにしていたからか、終始のやさんがずっと隣に居てくれた。やったぜ。

それなのに喋り下手になりつつある自分に自信がなく、あまり率先して会話できなかった。ばーか。というか自信がないのは常日頃からじゃないか。もう、当たって砕けて塵になれ。

のやさんにはカラオケリクエストで「ようこそジャパリパーク」を入れました。いや、曲目の中にあったんですよ、ジャパリパーク。目を疑いました。2度見どころじゃなかった。最高でした。みんなで合いの手入れる一体感が生まれてました。

それと「magnet」をデュエットさせていただいた。曲をご存じない方はボーカロイド曲でお探しください。歌詞がエロいやつです。歌ってる最中、のやさんが目を合わせてくれるんですよ。わーお。歌ってて音程迷子になったせいで、のやさんの目を見ようにもしどろもどろになってしまう。終わった後に、のやさんから「めっちゃ目が迷ってましたね!」って。もう色んな意味で迷ってました。迷子でした。私の保護者はどこだろう。

また、章の合間にひっそり開催された「召喚の儀」。アプリゲームで著名なFGO(Fate/GrandOrder)のキャラクターを当てる、所謂ガチャ大会である。なんとあの場に私含め5名のマスターが集っていたのだ。回すしかないだろう。ほとんどが爆死する中、最高レアリティを当てる猛者が。すごすきました…。個人的に成果無しは悔しかったので乱数調整をして、千畝さんに1回だけボタンを押してもらったら、最高レアリティが来ました。ありがとう千畝さん。お礼にハンバーグをプレゼントしました。めっちゃ美味しそうにモグモグしてました。(分かる人に言えばモーさんが来ました。ちなみに宝具3になりました。)

和装男子たちのカラオケソロは見事に歌い上げる方から、あざとく踊る方(主に千畝さんが)、はっちゃける方などなど。一番の衝撃は「HotLimit」。カラオケリクエストの曲目の中に唯一「ゆうスペシャル」という謎扱いの項目。長谷川裕さんはどうやら歌が苦手とのことでなにかしらパフォーマンスをする、というようだったが。曲がかかった途端、お店の厨房に駆け込み戻ってきたその姿が。例の衣装である。あの衣装である。しかもお手製衣装。その姿で踊り狂うのである。超至近距離で。出落ちというか、一発芸というか、もはや災害のようなインパクトを放っていきました…。お歌の方は金澤さんが美声を披露されていました。普通にちゃんと聞きたい。

上野山さんが平井堅の「POP STAR」を披露したときはビックリした。めっちゃ歌声が平井堅さんソックリ。それでいて上手で。マラカス振る手がノリノリになりました。盛り上がったなぁ。

2章通して参加したが、時間が過ぎるのがあっという間すぎて。たとえ3章全部居ても、全然遊び足りないくらいだっただろう。また、のやさんや千畝さんという見知った方々以外にも、新しく知った方々や金澤さんのようにお名前はよくツイッターでお見掛けする方とも交流できた。ぜひヲタクトークに花を咲かせていきたい欲求が沸いた。また、宣伝告知されていた舞台などにタイミングが合えばお伺いしてみたいとも思った。

推しが増えてしまうのかもしれない。おぉ、怖い怖い=幸せです。

2019.5.12

めのす

(微少であるが今後の開催があるようなら、改善していただきたい点をコソッと書いておきます。一つ目は名札。首から下げるのは良いが見せづらかった印象。ねじれやすかったからか、意味を成せていたか怪しい。あと、和装男子たちにも是非名札を。存じている方はともかく今回お初の方がいたのでどのようにお呼びすれば良いか戸惑った。二つ目はメニュー。手書きのメモのような状態をコピーしたような物で、カラオケリクエストの曲目と含めA4用紙三枚もあるのは見づらかった。もう少しコンパクトに読みやすいものに改良されたら良いと思う。あと事前にメニューとお値段が知りたかったかな…。三つ目は告知。ほとんどの方が多忙のためチラシがないという事態は非常に勿体ないと感じた。和装男子たちの自己紹介リスト(SNSアカウントなど書かれているもの等〉も配布されていたら、交流会が終わったあとに読み返して、こんな方が居たんだな~とか参加者が振り返りしやすいかもしれないというゴニョゴニョ。)