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#8 スピードもクオリティもこだわる!「そり速」の頭の中を覗いてみた【七夕物語】

この企画では、「七夕物語」と称し、クルー(弊社では社員のことをクルーと呼びます)の思いをお届けいたします。
※本記事は、スターフェスティバル(以下、スタフェス)ぴーぷる部(人事部)がインタビュー内容を編集してお届けしております。

第8回目のお相手は、永島さん(以下、soriさん)です。

ソフトウェアエンジニア 永島由基

語り手紹介
プロダクトマネジメント部 永島 由基(ながしま ゆき)

2013年にスタフェスに入社し、現在11年目を迎えている。
プロジェクト内のリードエンジニアとして2つの事業を担っており、業務遂行におけるスピード感はさることながら、そのクオリティにも一目置かれている。
社内では sori さんと呼ばれる。
※旅行が大好きで、47都道府県を制覇し、海外にも足を延ばしているが、最近では台湾南部の情景や食事に感動したとのこと。



soriさん、スタフェスのエンジニアになる!

小さい頃、親の教育方針もあり、当時はまだ真っ黒の画面に文字が書いてあるようなパソコンをお下がりでもらって触っていました。それから漠然と「いつかエンジニアになりたい」と思っていました。
スタフェス入社前は、受託開発が中心の会社に在籍していました。そこで自社開発の事業にエンジニアとして携わりながら、並行して他社の受託開発も担当していました。
30歳前後ぐらいで、「そろそろ自身のキャリアを考えないといけないな」っていう気持ちと、「自社開発に専念したい」という思いがむくむくと芽生えて、転職先を探してたところにスタフェスからスカウトメールをもらったことがきっかけで入社に至ります。

もともとウェブ系の仕事に憧れがあったこともあり、スタフェス入社直後は、ウェブ開発に専念できる環境になったり、受託開発が中心だった前職に比べると自身のやりたい方向性と合致したことができたりという、ポジティブな印象がありました。
一方で、現在の組織とは異なり、入社当時の開発メンバーはもの静かな人が多くて、みんな黙々とデスクに向かって仕事をしている感じの人ばかりだったので、想像していた「ベンチャー企業のエンジニア組織」とは違うことに意外性を感じました。

現在のスタフェスのエンジニア組織はコミュニケーションが活発で、CTOのsotarokさん がジョインされてから、メンバーも開発スタイルも変化したり、コロナ禍で在宅勤務になったり、転職と同じぐらい環境も雰囲気もガラッと変わった感覚です。
合う合わないは人によってあると思いますが、技術に興味があって、やる気や向上心がある人にとっては働きやすい環境なんじゃないかなと思います。

Yusukeさん(スタフェスでは社長のことをこう呼ぶ)とsotarokさんの信頼関係の透明性が高いというか、経営的な考え方とプロダクト開発の距離が近いことで、自分たちが開発側からサービスを作っているという実感が得られる感覚に繋がって、働きやすいと感じる理由の一つになっているかもしれません。


現在の業務について

ここ数年の業務では主に2つの事業に携わっていて、1つは ごちクルNow の開発をしています。企業に勤めるワーカーにお弁当を買ってもらえる、toEのサービスにおける開発ですね。
開発の範囲としては全般を担当していて、裏側の仕組み作りやアップデートから、表側のごちクルNowユーザーに見えるところまで、全て担っています。最近はアプリエンジニアがジョインしたので、アプリに関しては担当が分かれていますが、リリース当初のアプリは私と現在は別の事業を担当しているエンジニアとで作っていました。

一つのサービスを開発するとなると、会社によっては分業もあると思いますが、事業スピードとスキル・モチベーションが一致すれば一貫して1人で触れる点や、裁量の大きさ、積める経験値など、スタフェスの魅力だなと思います。
新しいサービスを立ち上げた際の機動力であったり、少人数で運用していく場面での推進力であったり、そういった瞬発力を上長や会社から評価していただけていると聞いているので、チーム体制と自身の働き方がマッチしているようにも思います。

もう1つは、新事業の開発に携わっています。
ごちクルNowと同様、全般を担当しているんですけど、構想は プロジェクトリーダーであるtakapyyyさん が考えられているのですが、takapyyyさん自身もエンジニアなので、初期の頃はtakapyyyさんと二人三脚で開発をしながら、PdMのあきちゃん と一緒に進めていきました。ごちクルNowとやっている範囲は変わらないんですけど、チームが小人数であったり、プロジェクトリーダーがエンジニアであったりすることもあり、指示系統が異なるとは感じています。

また、これまでスタフェスで着手してこなかった分野のサービスなので、社内でも私自身においても実績がないんです。だからこそ新鮮な気持ちで、インプットもしながら日々向き合う部分は多いかもしれません。
特定分野の開発を行うにあたり、業界理解、ステークホルダーやユーザーの理解がないと難しいので、各所へのヒアリングは欠かせない部分です。そこはプロジェクトリーダーのtakapyyyさんとPdMのあきちゃんが担ってくれているので、私はそこで拾ってきてもらった声を読み込んだり、実装段階で2人に質問したりしながら進めているという体制になっています。

新事業に関しては現在、Tech PM(プロジェクト内でのリードエンジニア)というポジションで関わらせてもらっていて、技術的な面での選定を任せてもらう場面が多いんですね。どう技術選定を進めるか、運用面も考慮した社内他サービスとの連携をどう行うかという点も考えていかないといけないので、ただ言われたことをやる「作業」ではないという面でやりがいを感じています。

あとは、社内の開発全般に通じているところなんですけど、会社設立15年を迎えている現在でも、私が入社する前から運用しているシステムに依存しているところが大きいので、そこからの改善点とかメス入れしていくべき点が多々あるので、そのあたりでもやりがいがあります。


自由度と責任感

実は旅行が大好きで、去年(2023年)時点で、47都道府県を制覇しました。海外にも行っていて、最近行ったところのお気に入りは、台湾南部ですね。
台湾旅行をするとなると、北部に行く方が多いと思うんですけど、南部の古都のような雰囲気も好きでしたし、食事も美味しくて、満足感の高い時間でした。

たまに旅行先で仕事をさせていただいていますが、自由度がかなり高いなと思います。ただ、その自由度高く仕事をするためには、やっぱり実績を出して信頼してもらえているというのが前提になると思うんですよね。
旅行のためにではありませんが、あらゆる場面で選択肢を増やすためにも、先述したアウトプットも含めて、実績で示していく姿勢を貫きたいなと思っています。

最速で最高を目指せ

セクシー賞を受賞して、素直に嬉しかったです。実は1年半前にも受賞していたので、この短期間で2回も受賞していいの?という戸惑いもありましたが、役員からの選出理由で「この短期間で2回目?と思われるかもしれないけど、それだけのバリューを発揮をしているので、選出は妥当」というコメントがあったので安心しました。

ずっと意識して実行してきたことではありますが、社内コミュニケーションツールのSlackに「そり速(そりそく)」というスタンプがあるんですけど、業務のスピード感において、特にインパクトを出せているのかなと思います。
また、「WOW!」はスピードだけでなくクオリティについても言及しているバリューなので、クオリティが伴ったアウトプットを評価いただけたのかなと思うと嬉しいですね。

スピード感については最近改めて意識し始めたわけではないので、通常運転ではありますが、クオリティに関しては常に意識しています。
クオリティを求めないとすぐバグが出てきてしまいますし、いくらスピード感があっても 期待値のすり合わせをしないままに進めると手戻りが大きくなって、結果やり直しになってしまうこともあるので、クオリティについては特に意識するようにしています。

また、それは私だけがやっていればいいというものでもないと思っていて、開発チームの体制変化に伴い、ここ最近でジョインされたクルーも少なくないので、知見やこれまでの背景など、ナレッジを共有していくこと、サポートすることも注力するよう心がけています。

バリューについては、チーム内で「バリュー発揮ってこういうことだよね」という会話はあまりなくて、各々が意識して体現できるように邁進している印象があります。ただ、バリューをSlackのスタンプでやり取りし合う文化があるので、Slackコミュニケーションが活発なチームは特にバリューを意識しやすいのではないでしょうか。

一方で、今まであまり社外へのアウトプットをしてこなかったので、今後強化していきたい部分ではあります。
昨年、沖縄で行われた社外勉強会で LT(ライトニングトーク)をする機会があったんですけど、もっとそういう機会を増やしていきたいなと思っていたり、スタフェスで毎年12月にアドベントカレンダーと称してクリスマスに向けて技術ブログを一記事ずつ社内で書いていく取り組みがありますが、私が技術ブログを書くタイミングがだいたいそのアドベントカレンダーに集中してしまうので、年間を通して定着させていきたいと思っていたりします。
アウトプットを通して、スタフェスの技術力や文化を広めていけたらいいなという気持ちです。


編集後記

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
セクシー賞を受賞したsoriさんにお話を伺ってきました。

soriさん、セクシー賞の受賞、本当におめでとうございます!
「そり速」のSlackスタンプは本当によく目にしますし、どのチャンネルでもリアクションをくださるsoriさんの存在に安心しているのはきっと筆者だけではないと思います。

レスポンスの速度だけでなく、開発においてもスピード感やその質にこだわっているというsoriさんですが、それを自分事に留めず、チームに浸透させるべく、開発メンバーとのコミュニケーションも意識しているのが素敵だと思いました。

soriさんの開発面における今後の益々のご活躍も楽しみですが、アウトプットの機会がより増えて、soriさんの頭の中が覗けることも心から楽しみにしています!!

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