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[寄り道]失敗しないDX?

最近「失敗しない〇〇」のようなWeb記事だったり
「DX失敗したくないのですがどうすれば?」と相談いただくことが
多くなってきたと感じています。

失敗を回避しようとしている時点で「DX」のスタート地点にたてないかと。

「DX」の目的はVUCAの時代に立ち向かうため、今までの手法が通用しないため、生き残り、さらなる成長に向けデジタルを活用しトランスフォーメーションすることです。

新しい形に変革していく道のりは挑戦の連続です。つまり失敗の連続でもあります。このため最初から失敗しないようにと石橋をたたきすぎてしまうと
前にすすめなくなります。また、失敗しないから始めてしまうと失敗を許容しない文化をひきずって挑戦が怖くなります。

こうしたら失敗する、こういう人材をDX担当にすると失敗するは確かにあるでしょう。ただし、それは他社のケースで自社であてはまるかは不明です。
変革、挑戦していくのですから、まずは失敗を許容し、挑戦したい人材と
失敗を学びに変えられる人材、文化を醸成していく。
ここから初めて行くのが良いと思います。
「DX」から始めるのではなく、目の前の業務改善から始め、小さく失敗と成功体験を積ませ、成長していった人材を「DX」担当として抜擢する形が
よいと考えています。

失敗はどんどんしよう。それは挑戦者の証だから。

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