3Dプリンタで作った無限LANアダプタストラップをminneで売ったらお小遣いを稼げた話
表題の件、無限プチプチ的なストラップを作って売ってみたところ、売れたのでnote。お買い上げ頂いた皆様ありがとうございます。
無限LANアダプタストラップ
https://minne.com/items/3884912
THEくだらないストラップ第1段!
LANケーブルを差し込む時のあの「カシャンッ!」という感覚をいつでも、どこでも、何度でも!
はめる際の気持ちよさ・音を撮影したデモ動画はこちらから。
http://bit.ly/1R2ktl0
https://youtu.be/-rMDy3QFF2I
そのままで手で転がしてもいいですし、リングが付いているのでストラップやキーホルダーにも利用できます。
サイズ感は大人の小指くらい、とっても軽いです。
禁煙中のイライラに!アイディアが思いつかない時に!お子さん向けやネタとしてプレゼントにもいかがでしょうか?
デモ動画。
3Dのモデリングは以前からやっていたのですが、3Dプリンタで出力し始めたのはここ最近。
使っているソフトはモデリングにShade、サポート(プリントの際に宙に浮いた部分を支えるための補助的な部分)をつけるのにMeshMixerです。
Shade 3D
https://shade3d.jp/
体験版は無料
製品版は9180円。
日本製なのでもちろん日本語で、直感的で分かりやすいインターフェース、PhotoshopやIllustratorを使っている方にはお馴染みのベジェで曲線を編集できる、3Dプリンタで出力するためのデータの自動チェック/自動エラー修正機能等、とても便利です。
使い始めた頃に作った使い方の動画があるので貼っておきます。
モデリングはできても3Dプリンタで出力可能なデータにするにはいくつもの制限があり、それができていないとエラーで弾かれます。
Shade 3Dですとそのチェック/修正も自動でやってくれるのでいらないストレスがなく非常に快適。オススメです。
ちなみに無限LANアダプタだとこんな感じになります。STLで書き出し。
Meshmixer
Shadeで作ったSTLデータにサポートをつけます。
3Dプリンタでも自動でつけてくれるのですが、自動設定だと尋常じゃないくらいサポートまみれになったり、そもそもはがれなかったりするのでMeshmixerに任せます。
インポートしてサポートジェネレーターを開き、生成すると自動でいい感じのサポートつけてくれます。
PLAの場合は上記の様な設定でいいかと、つけすぎるとフィラメントもったいないし、剥がすのも面倒なので。
出来たらSTLで保存。
3Dプリント
3DプリントはMakerbot Replicatorです。
出来たデータをそのままプリント。設定はフィラメントによるところが大きいのとものすごく長くなるので割愛しますが、プリセットのHighでいいでしょう。
磨き&仕上げ
磨きはダイヤモンドヤスリと紙やすりがあると楽です。
SUN UP ダイヤモンドヤスリ 5本組 チタンコーティング 140mm
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00FPJGVQI/
紙やすりは100均にあります。
あとはテグスとボールチェーンをつけて完成。
minneで販売
ご存知ハンドメイドマーケットminne。アクセサリー&ストラップというカテゴリがあるのでそこに登録。
難しいことは何もありません。かなり親切。
注文が入ったら梱包して送付。
小さく軽いものなので全国一律定形外郵便120円で送れます。
コンビニだとローソン、サークルKサンクス、ミニストップ、デイリーヤマザキが対応だそうです。
セブン-イレブンはポストも120円切手もありませんでした。
まとめ
3Dソフトはかなり進化していて、PhotoshopやIllustratorに慣れている人なら何も難しくないレベル。
3DプリンタもBS-01+やデアゴスティーニなら品質の良い物が10万で変えたり、貸してくれるところが増えてきているので、いいアイディアがすぐにリアルな商品になり、売れる時代がすぐそこまで来ています。
3Dプリンタを買ったものの使い道が無い方、売れそうなプロダクトのアイディアのあるデザイナーの方、いかがでしょうか。