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ある日の昼休み、 俺が友達と教室で昼飯を食べていると、 遥香さんが教室にやってきた。 遥香:お邪魔しますね。 ◯◯:あ、遥香さん、どうしたの？ 遥香:急に申し訳ないんだけど、レオンと話をさせて欲しいの。 ◯◯:そんなの全然お安い御用だよ。 遥香:あんまり人目につかない方が。 ◯◯:分かってるよ、屋上行こう。 男1:おい、◯◯。賀喜さんとどこいく気だぁ〜？ 男2:仲良いじゃねぇか、全く。 ◯◯:違うよ、そんなんじゃないってば。ごめんね？遥香さん。 遥香:あ
菜緒は七瀬に連れられ、 考古学研究室に来た。 そこには、蓮加が既に居た。 菜緒:蓮加さん？ 蓮加:急に呼んで、ごめんなさい。 菜緒:あの…話というのは… 七瀬:さっきも言ったけど、あなたに頼みたいことがあって。 蓮加:菜緒ちゃんには、私の祖母のところへ行って欲しい。 菜緒:蓮加さんの、おばあさん？それは調査ってことですか？ 七瀬:正確には調査ということではないよ。調査よりも優先的に、あなたにやり遂げて欲しいことが出来たの。 菜緒:もっとしっかりした人が良いと
魂の地は、辺りを森林に囲まれた 秘境の地であり、 外界からは完全に隔離されているような 雰囲気がある。 その地に降り立った岩本班は、 「知恵」の痕跡を調べ始める。 蓮加:ここは、基本的に統治機構から監視されている区域です。監視にバレないためにも隠密にかつ素早く、最小限のリスクで調査を終わらせよう。 史帆:りょーかーい。 遥香:では、二手に分かれますか？ 蓮加:そうだね、2年と3年で分かれるということで大丈夫？ さくら:はい。 蓮加:じゃあ私と史帆は、あっちを調
美月:あなたの目的な何なの？ 知恵:戦争を再び起こし、我ただ1人が力を掌握する。簡単な話だ…障害となる存在「四元徳」は、もうそやつ以外にいない。 ◯◯:じゃあ、俺を殺すつもりなんだな？ 知恵:違う、お前を利用する。 美月:利用？ 知恵:何も知らないのか。では、お前たちのために教えてやろう。知らずに死ぬのは惨めであろうからな。 ーーーーーー 原始の反転世界、 「四元徳」を中心とした 未曾有の大戦争の時代。 知恵と正義は、勇気を殺害し 勝利目前となっていた。
セイレーン:ほら、油断してるとすぐ死んじゃうよ？"風魔法〈流波〉" セイレーンが緑の翼を その場で羽ばたかせると、 風が螺旋を描きながら 高速で4人に迫る。 遥香:「絶晶氷壁」！はぁっっ！！ 遥香は前に出て大きな氷の盾を展開し、 膝を地面に突き立てる。 しかし高圧の風をまともに受ける氷に、 徐々にヒビが入っていく。 遥香:長くは持ちませんっ…今のうちに！ 蓮加:分かった、総員展開！ 号令がかかると、遥香を除く3人は それぞれ別の方向に移動を開始する。 セイレ
