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【Microsoft広告】入稿したのにインプレッションされない…そんなとき確認すること。

Microsoft広告に入稿して準備万端なはずなのに、いつまで経ってもインプレッションがつかず困ったことはないですか?
そんなときのTipsをご紹介したいと思います。

Google広告やYahoo!広告に共通するもの、例えば広告が審査中、スケジュール設定が間違っていた、スケジュールがまだ配信前だった、などは今回ははずし、Microsoft広告ならではのもの(少なくとも筆者はそのように思ったもの)に限定してご紹介したいと思います。

特にGoogleからインポートしているとこのようなことが起きがちなので注意してみてください。

インプレッションされないあるある要因

1.キャンペーンの上限予算

Microsoft広告のキャンペーンごとの予算は(キーワードx入札単価)の合計を超えている必要があります。例えば、あるキャンペーンの1日の予算を10,000円に設定したとします。そのときそのキャンペーンに登録キーワードが100個、入札単価を150円に設定すると、100x150円=15,000円となり、これだと配信されません。この場合キャンペーンの一日の上限予算は15,000円以上に設定する必要があります。
予算の都合で上げられない場合はキーワードを減らして調整します。

そのキャンペーンにいくつキーワードが登録されているか一発で見るには、キャンペーンを選択してキーワードセクションへ入ると一番上にキーワードの合計数が表示されます。
(※下図では38個登録されていることがわかります。)

2.入札単価調整で”減らす”に"100%"と設定しているデバイスがある

Microsoft広告のデバイスごとの入札単価調整では、システム上”減らす”に設定する数値は99%までが上限になり、100%にするとそのデバイスのみならず他のデバイスも配信されなくなるということです(MS広告担当者談)。実際こちらを修正したところ配信が開始されるケースがありました。
Microsoft広告の管理画面、およびエディターでは-100%まで登録できてしまうのですが、そもそも登録できないようになっているといいのに…と思ってしまいますね。

※蛇足ですが、現在のところMicrosoft広告はスマートフォンにはほとんど表示されません。

3.登録キーワードの類似性

同じキーワード(フレーズ)を、絞り込み部分一致、フレーズ一致など同時に登録すると、配信されないことがあります。キーワードの前に「+」の文字が入るとフレーズ一致とシステムが判断します。マッチタイプでのキーワード判断方法を踏まえるとシステム上同じと判断され、キーワードではコンフリクトし配信が止まる可能性があるということです(MS広告担当者談)。実際こちらを修正したところ配信が開始されるケースがありました。
Google広告等と同じように、今現在Microsoft広告でも絞り込み部分一致は廃止の方向のためフレーズ一致と同じ扱いになっています。

ヘルプ「キーワードのマッチタイプと使い方」より抜粋


4.そもそも検索ボリュームが小さい

Google広告では問題なく配信されていたからと言って、Microsoft広告もそうだろうと考えるのは尚早です。
Microsoft広告のキーワードプランナーで確認してみてください。驚くほどボリュームが小さいことがあります。
この場合、なかなかインプレッションが付きにくいのは言うまでもありません。

管理画面右上「ツール」>キーワードプランナー>「検索ボリューム データとトレンドを取得する」からキーワードを入力する、またはファイルをアップロードして見ることができます。

おわりに

これらは2023年1月時点の情報になります。Microsoft広告は新しくできた媒体ですので変わっているところがあるかもしれませんが、なかなかインプレッションしないなと思ったときの参考になりましたら幸いです。


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