リスティング広告の予算の決め方_その1
リスティング広告をはじめようと思ったとき、どれくらい予算を考えるといいのでしょうか?闇雲にいくらと決めると、目標がぶれて無駄に予算をかけてしまうことになりかねないため、自社の目的に合った予算を決めることが大切です。リスティング広告の予算の決め方を初心者向けにわかりやすく解説します。いちばん簡単な考え方として、以下2パターンあると思います。
1.収益から逆算して決める。
2.クリック単価の相場から決める。
それぞれ説明します。
1.収益から逆算して決める。
例えば、リスティング広告の目的が商品の販売であれば、一つ購入されるといくら収益が出るか算出します。
商品が1つ売れると、2,000円の収益が出るとします。
商品を1つ売るのに、2,000円以上の費用をかけると赤字になってしまうので、この2,000円が損益の分岐点ということになります。
次に、1ヶ月にどれくらい売りたいかを決めます。
仮に100個と目標を決めます。
すると、2,000円(1個あたりの収益)✕100個(売りたい個数)=200,000円(予算)となります。
ただ、これだと収益が広告費で消えてしまう計算になるので、あくまでも予算は上限目安とし、実際広告配信する中で獲得単価を下げていく努力が必要になってくるかと思います。
2.クリック単価の相場から決める。
上記1のケースは物販なのではっきり収益がわかるパターンですが、事業によっては実際1件獲得した場合の収益がはっきりしていなかったり、目標獲得数も曖昧な状態ということがあるかもしれません。
その場合は、「平均クリック単価 × 想定されるクリック数」の計算式でおよその予算の目安を算出することができます。
平均クリック単価はGoogleのキーワードプランナーで確認することができます。
500円(平均クリック単価)✕200回(想定されるクリック数)=100,000円(予算)
想定されるクリック数については、クリック率にもよるので正確な数字は出ませんが、Googleのキーワードプランナーの月間検索ボリュームを確認し、
クリック率が1~5%くらいで見積もって計算してみましょう。
おわりに
上記のようにおよその予算を算出して、あとは運用しながら進捗を見て予算を増額したり減額したり調整していきます。
広告を出しっぱなしにするのではなく、3日、1週間、2週間、といったペースで進捗を確認することが大切です。
また、サプリメントや化粧品などリピートの見込めるものや、問い合わせや資料請求がCVになっている商材の場合は、今回ご紹介した予算の決め方とは違う考え方になりますので、後日書かせていただきたいと思います。
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