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【Google広告】オークション分析と活用方法

皆さまこんにちは!
今回はGoogle広告の機能のひとつ、オークション分析についてお話しようと思います。

オークション分析は広告運用において欠かせない機能ですので、ぜひこの機会に覚えておいた方が良いでしょう。


■オークション分析とは

Google広告に限定して言うと「検索」「ショッピング」「P-MAX」のキャンペーンタイプで使用できる、入札に参加している他の広告主と掲載結果を比較できるツールになります。

大まかに言ってしまえば「競合企業との掲載結果が比較できる」と覚えておいていいでしょう。


■オークション分析の確認方法

Google広告の管理画面を開き、画面左の「キャンペーン」の項目から「オークション分析」の項目があるのでクリックすると確認できます。

大きい括りで見たい場合は上記で良いですが、「管理しているキャンペーン単位で確認したい」という場合もあるかと思います。そのような場合でもオークション分析が可能です。

その場合はまず左の項目の「キャンペーン」を選択した状態で、各キャンペーンが表示されている時にそれぞれのキャンペーンにチェックを入れます。

上記のようにキャンペーン名の左にあるチェックを入れると、上部に「オークション分析」と表示されます。これをクリックすると、下記のようなページに切り替わります。


なお冒頭で説明したキャンペーンを選択しない状態でのオークション分析でもこのようなページに切り替わります。


■各指標について

オークション分析では普段見かける「表示回数(インプレッション数)」や「クリック数」ではないのでここでは各指標について説明します。

●表示URLドメイン
どういったサイトが競合他社となっているかここで確認できます。
インプレッションシェア
広告が表示される可能性があった回数に対して、実際に広告が表示された割合です。100%に近ければ近いほどより多く広告が表示されています。
例えばインプレッションシェアが30%の場合、広告表示される機会が100回あった場合、30回表示できているということになります。
重複率
指標通りの意味で、自社が出している広告と競合他社が出している広告が同時に表示された割合です。
例えば重複率が50%の場合、広告が表示された回数の半分は競合他社と同時に広告表示されたということになります。
上位掲載率
競合他社と同じタイミングで広告表示されて、競合他社の広告が自社の広告よりも上位に表示された割合です。
●ページ上部表示率
検索結果のページ上部(オーガニック検索結果の上部)に表示された割合です。下記のような部分を指します。

例えば表示回数が1,000回で、ページ上部表示率が70%であれば700回はオーガニック検索の検索結果よりも上部に表示されたと考えて良いでしょう。
●ページ最上部表示率
先ほどの「ページ上部表示率」と同じ考え方ですが、この指標では検索結果のページ上部、1番上の位置に表示された割合を見ることができます。
●優位表示シェア
自社で出している広告が競合他社よりも上位に掲載されている、または自社の広告のみが表示されている割合です。この数値が高ければ高いほど良好な広告配信ができていると考えても良いでしょう。


■まとめ

オークション分析は「競合他社の広告出稿と比べて自社の広告出稿はどうか?」と自社の広告出稿を客観的に見ることができます。

「自社で広告を出しているけど、1日にどれぐらい広告出稿できているだろう?」「前月と比べるとクリック単価が上がった気がする…競合他社はどれぐらい広告出してるのか?」といった場合に有効です。

上記の観点からインプレッションシェアと重複率はぜひ目を通しておくと良い項目です。この機会にオークション分析を活用してみるとより良い広告運用ができると感じています。




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