【検索広告】キーワードの考え方。
今回は検索広告の肝となるキーワードの選定について一緒に考えていきましょう。
■自社ブランド・自社名などのキーワードを作る
まず第一に挙げるべきキーワードは自社ブランドです。いわゆる指名系と呼ばれるものですね。
「自社名」「自社サービス名」「自社ブランド名」「人名」などがこれに当たるでしょう。
■自社のサービス、自社の商品に関連する一般名詞のキーワードを作る
例えば資生堂だったら「化粧品」「コスメ」、トヨタなら「自動車」などがこれにあたります。
■一般名詞のキーワードを絞り込む・広げる
次に想起すべきキーワードは一般名詞のキーワードです。
「化粧品」で絞り込んでいくなら「化粧水」「乳液」「美容液」「化粧下地」などですね。
もっと絞り込むなら「敏感肌用 化粧水」などでも良いかもしれません。
こういった自社のサービスや商品に関連した、一般的に挙げられるであろうキーワードを拾い上げておきましょう。
■直接関係がないが、場合によっては有効なキーワード
これは少し考えないと中々出づらいキーワードのような気もしますね。
検索したら思っていたものとは違うけど、「あ、これもアリだな...」と思わせるやり方です。
例えば「賃貸物件」を検索したユーザーに「ホテルの30泊プラン」の広告を打ち出すなどでしょうか。
細かい点で「30泊だから次月は追い出されるじゃないか」などツッコミどころはありそうですが、場合によっては有効のような気もします。
■マッチタイプはフレーズ一致から
特にアカウントを立ち上げたばかりでどういう配信結果になるのか想定しづらい場合は、まずフレーズ一致から試した方が配信が広がりすぎず、配信結果を確認しやすいです。
そこで「もう少し配信を広げた方が良いな」となれば部分一致に変更してみても良いと考えます。
例えば「目黒区の賃貸サイト」に関する広告を打ち出す場合に「賃貸(部分一致)」を登録したとすると、
「賃貸 購入 どっち」や「賃貸 空室 どうする」などの検索語句に引き当たる可能性もあり、
「住む家に賃貸か購入どちらが良いか?」、「所有する物件の借り手がいない場合はどうする?」といったことを調べているユーザーにまでに広がってしまう可能性があります。
これを少し狭めるとしたら、
「目黒区 賃貸(部分一致)」とすればだいぶ絞り込めるような意味合いですが、「東京 賃貸」「品川区 2LDK 賃貸」などまで配信が広がる可能性があります。
もっと狭めるなら、
「学芸大学 賃貸(部分一致)」とすればさらに配信は絞れることになります。
ただし目黒区関連のキーワードであるものの、「三軒茶屋 ワンルーム」など別の広がり方をして出ることもあるので注意しましょう。
このように部分一致を最初から使うとどのように検索語句が出てくるのか予想しづらいです。
特にアカウントを立ち上げたばかりの頃に部分一致で登録してしまうと、検索語句の確認だけで時間がかかってしまいます。
ですので、「学芸大学 賃貸(フレーズ一致)」や「祐天寺 賃貸(フレーズ一致)」など、自社が提供できるサービスに近いキーワードをフレーズ一致で登録しておきましょう。
なおそれでも「学芸大学 賃貸 事故物件」など出てくる可能性もあるので、都度除外対応をしていくと良いように思います。
その上で「コンバージョン数が安定してつくようになった」など、
「もう少し配信を広げてみても良いかな?」と考えるようになった時に部分一致のマッチタイプを検討してみても良いと思います。
なお実際にどのような検索語句に広がるかは配信してみないとわからないところがほとんどかと思います。
そのため広告配信をしたら必ず3日に1回は検索語句レポートを作成するなど、都度検索語句を確認した方が良いように感じます。
Google検索広告やYahoo!検索広告を始めたての方に少しでもお役立てできれば幸いです。
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