クロッキーとか絵の練習とか(3月9日より)
■前置き
キャラクターを、迅速に正確に魅力的にアウトプットしたい、そうすれば沢山絵が描けるようになる、という気持ちでクロッキー朝活はじめて10日くらい経ったのでまとめてみます。
私はクロッキーが下手な方で、正しくデッサンとして見た場合、正直あまりうまくありません。
ただ、これをやった後に描く自分の絵の表情や、形のとり方には確実に変化が生まれてきたので、経過残したいな、と思いました。
最初は形を取ることにただ必死でしたが、一応その日その日で見るポイントを決めていました。
人間の形状を迅速に捉えられるように、首の位置は?腕の関節はどう曲がっていくのか、手はどうなってる?ちゃんと空間に立てているか?重心は?かっこいいアクションができているか?など。
■■それをするうちに変化が出たかな、というもの
自分の絵は昔から体がぎこちなくなりがちで、それでも漫画なら許されるかな…という逃げのもとに絵を描いていました。
手も、ずっと苦手で避けてました。
でも手の表情を出せるとやっぱり絵の雰囲気がぐっと引き締まるので、最近は逃げないように気をつけています。
一次創作と二次創作ごっちゃですが比較絵として何点か置きます。
両方ラフですがアフターの方がより線画に近いかたちで出力できるようになって来ました。
クロッキー始める前はかがむとか、そういうポーズは積極的には描こうとしなかったんですが、この身長差ならこの方が自然…
全身イラスト。比較できるものが少なかったのでお絵かき復帰直後の10月に必死で描いたハロウィン絵。
なんとか一応は形になってるけど、細部や質感が怪しいです…。
3月後半。髑髏烏帽子。
ラフですがだいぶ安定したシルエットに感じました。
シルエットを取って、パースも引いてパニックにならないようにしながら描きました。
作画時間も、悩みに悩んで描いたハロウィン魔女と比較して10分の1くらいのコストでやれたと思います。
手も以前はこんな雰囲気は出せませんでした。クロッキーすごない…?
■■■経過観察中の所感ですが…
アクションポーズ集でコマ撮りの連続したシーンを模写していくのって、似たようなポーズを何回も描いていくのですがそれでもちょっとずつ動きが変わっていきます。
そこにシーンとしての流れが生まれるので、イラストというよりは漫画表現などに的確に還元できそう…と感じました。
これを続けていたら、クロッキー以前、以降で絵の描き方も明らかに変わってきたように思います。とても楽しいです。
またしばらく経ったら更に変化が出るかもしれないので、そのときは記事を書こうと思います。
■■■■おまけ
今回参考にした流れ。
まずさいとうなおきさんのこちらの動画を見て手持ちのポーズ集の模写を開始。
やってみたものの、うまくない…とってもうまくいかない…と
激しく悩んでしまい、次のステップに行く前に他のお絵かき系の動画をうろうろ。
こちらのアニメ私塾さんの動画がすごく刺さりました。
これだ…!この動画が今の私の全てだ…と。
「最初なんとなく雰囲気で描いて後で挽回しようとしてるでしょ?それだと全然うまく行かないよ?」
と、生放送でもないのに私の抱えていたモヤモヤを全て代弁してくれていました…。それはそうですよね…むしろなんでそこに気づかなかったのか不思議すぎますね…。
絵を描く際に、「シルエットを描いてからはじめた絵はそれなりに仕上がりの出来が良いことが多い」と感じていたのですが、理屈がわかりました。最初にこれが正解だ、という形がなんとなくですが形になっていたのです…。
シルエット、シルエットが大事。
そこを意識してから、少しずつ形のとり方が変わってきました。
次の日からは、かかげさんのおはようクロッキーを聞きながら自分はポーズ集を模写。
ワンアクションをやりきったら別の日はコスプレクロッキーも挑戦しました。
そして今に至る。
毎日クロッキー効くと思います!