8th Wall と Immersal で WebAR によるVPSアプリケーションのセットアップ方法
はじめに
WebARの体験アプリケーションが開発ができる8th Wall と VPS「ビジュアル・ポジショニング・システム(Visual Positioning System)の開発ができるImmersalを使ったWebAR VPS のセットアップ方法について説明します。
今回は8th Wallのホストでなく、使用しているパソコンをWebサーバにして動作を行います。
アカウントの登録
8th Wall と Immersal の各1つずつのアカウントが必要です。
まずは、8th Wall と Immersal のアカウントの登録を行なってください。
8th Wall
Immersal
Immersal Mapper のダウンロード
VPSのマップデータの作成に使用するスマホアプリ、「Immersal Mapper」 をダウンロードします。
iOS
Android
Mapの作成
Immersal Mapper を使って、マップデータを作成します。マップの作成は以下をご覧ください。
Immersal の Developer Token と Map IDを取得
Immersalの Developer Page にアクセスして Private developer token と スキャンしたMap id (以下の赤枠白いBOXの箇所)のテキストをどこかにメモします。
8th Wall のプロジェクト作成
8th Wall のプロジェクトを作成します。
8th Wall プロジェクトのアプリケーションキーを取得
作成したプロジェクトのSettingからMy App Keyを(以下の赤枠白いBOXの箇所)のテキストをどこかにメモします。
ホワイトリストにIPアドレスを追加
プロジェクトに移動して、Setup Domainsをクリック。Setup DomainsでPCのIPアドレスを入力します。
テンプレートの入手
Immersal社から提供しているimmersal-8thwallの開発プロジェクトは使用せず、今回はデザイニウム社のAlexさん提供しているimmersal-8thwall-template を使用します。このテンプレートをダウンロードします。
環境ファイルの作成
ダウンロードしたテンプレート配下に.env.localファイルを作成します。
上記でメモした8th Wall プロジェクのアプリケーションキー、Immersal の Private developer token、Immersal Mapper で作成したMap id を設定します。設定後、保存します。
VITE_8THWALL_APP_KEY=8th Wall プロジェクトのアプリケーションキー
VITE_IMMERSAL_TOKEN=Immersal Private developer token
VITE_MAP_ID=Immersal Map id
パッケージのインストール
以下のコマンドを実行して必要なパッケージをインストールします。
yarn
実行
以下のコマンドを実行して8thwall Immersalを動作してみます。実行するとアクセス先のURLが表示されます。このURLにアクセスすると8thwall Immersalのデモが起動します。
yarn dev
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