見出し画像

予定ゼロの日が人生を整える:完全休息日のすすめ

こんにちは。Crossです。2025年あけましておめでとうございます。
今年初めての記事となりますが、今回は休息に関する記事を執筆したいと思っております。

私たちの生活は、常に何かに追われているように感じることが多いです。仕事、家事、プライベートの業務、友人との付き合いなど、やるべきことは山積み。その中で、休むことを忘れてしまい、気づけば心身ともに疲弊しているといったそんな経験はありませんか?そこで私は、「1週間に一度の完全休息日」を生活の中に取り入れることにしました。今回は、その効果や重要性についてお話ししたいと思います。


完全休息日とは?

 完全休息日とは、1週間のうち1日を、何の予定も入れず、自分の好きなように過ごす日にすることです。私の場合、日曜日を完全休息日と定めています。この日は、どんな行動をしても良いし、何もしなくても良いというルールを自分に課しています。このルールは決して破られることはなく、たとえどんなにやるべきことがあったとしても、必ず日曜日は自由に過ごせるようにしています。

 このアイデアは、借金玉さんの著書「発達障害サバイバルガイド」の内容から得たものです。この本には、発達障害を抱えている著者が日常生活を乗り切るための知恵が詰まっています。休息以外にも食事やファッション、お金の管理など様々な項目があるので、ぜひ一読してみてはいかがでしょうか?

完全休息日がもたらす効果

1. 自己選択の自由を体感できる

 完全休息日には、自分のペースで1日を過ごすことができます。好きなだけ寝る、気が向けば読書や映画鑑賞をする、あるいはただぼんやりと過ごすなど、その日の気分次第で行動を選べることが、ストレスを減らし、自己肯定感を高める要因となりました。また、何もしないという選択肢を取ることもあります。ソファやベッドに横になり、何も考えずに過ごす贅沢な時間は、普段の生活では味わえない癒しの瞬間です。この「何もしない自由」を味わうことも、完全休息日の醍醐味とも言えるでしょう。このように過ごすことで、心と体の緊張がほぐれ、リフレッシュできるだけでなく、翌週に向けた活力が湧いてきます。

2. 日常の余白が大きなアウトプットにつながる

 完全休息日を設けることで、日常の忙しさの中に貴重な余白が生まれました。以前は、休日でさえ何かを詰め込む習慣があり、時間に追われる感覚から逃れられませんでした。しかし、休息日を決めたことで、スケジュールに縛られない自由な時間を持てるようになりました。この時間には、好きな音楽を聴いたり、ぼんやりと窓の外を眺めたりと、自分だけのペースで過ごせます。その余白の中で、自然と新しいアイデアや次に取り組むべきことが浮かんでくるのを実感しています。

3. 緊迫感からの解放が自己肯定感を高める

 完全休息日を設けることで、何かをしなければならないという緊張感から解放されました。特にやるべきことや、やらなければならないことが生み出すプレッシャーがなくなり、休日が本来持つリラックスの意味を取り戻した気がします。完全休息日を過ごしていると、「自分にはこれだけ自由に過ごす権利があるんだ」と感じることができ、少しずつ自己肯定感が高まっていくのを実感しました。この解放感を通じて、自分を受け入れ、人生を楽しもうと思う気概が生まれました。その結果、翌日からの仕事や生活に対して前向きな気持ちで取り組むことができるようになり、日々の暮らしにより多くの満足感を感じられるようになったのです。

最後に

 忙しい現代社会だからこそ、意識的に「休む時間」を確保することが大切だと思います。1週間の中で1日だけでも、完全休息日を設けてみてはいかがでしょうか?予定が詰まった日常にひとときの余白を作ることで、きっと心身の健康を取り戻し、明日へ向かう新たなエネルギーを得られるはずです。あなたの人生が、少しでも豊かになることを願っています。

いいなと思ったら応援しよう!