約25年イエベ秋だと信じていたアラフォーがパーソナルカラー診断に行ってきた話。
どうもこんにちは。しのみやと申します。
先日パーソナルカラー診断を受けたので、備忘録としてnoteを書くことにしました。
(noteデビューはSixTONES沼落ちブログにしようと思っていたのに……いずれ書きます。)
勘違いの歴史
パーソナルカラーの概念を知ったのは確か中学生のころ。
ファッション販売員向けの専門雑誌(諸事情で家にあった)で海外の記事が紹介されていて、それが出会いでした。
その時はチェックリストを参考に、
「私は肌色も黒いし血管も緑だし目も茶色いし日焼け跡は秋まで残るし、ゴールドが似合うしエスニックファッションも似合うし、パステルは顔が死ぬからイエベ秋って奴だろう。そんでもって黒もいけるし濃い紫とかもいけるから、ブルべ冬が2番目に来るんだな。」
って認識し、その後は濃い色の服ばっかり買う人生を送っていました。
その後社会に出たものの雑な服で許される文化の会社だった(注1)+見た目を取り繕うことに興味がなかった+左右のまぶたのデザインが違いすぎて、化粧をすればするほど差異が強調されるため化粧を諦めた(注2)ので認識はアップデートされませんでした。
イエベあるあるが当てはまらない。
そこに疑問を感じ始めたのは半年ほど前。
前述のとおり私は片目がかなり幅の大きな二重で、片目がアイプチ出来ないほどの重たい一重(しかもまつげが下向きに生えている)だったのですが、その一重のほうが『眼瞼下垂』だと指摘されたんですよね。それで躁状態の時に勢いでその手術をして、ついでに二重にしたんですよ。
二重自体はきれいに左右対称になったわけじゃなくって不満はあるんですけど、それでも人生に諦めがついたというか「まーこの程度の違いは仕方ないか。とりあえずまつ毛は上がるようになったし」と思えるようになったんですね。
それとジャニーズにはまって若いお友達が出来たりツアーに当選したり娘の七五三があったりした結果、お化粧をしてみたくなったんですよ。
で、アイテムを買い揃えるためにいろいろネットで調べて買ったり試し塗りをしてみたのですが、どうにもそこで推奨されているものに違和感がある。
例えば
・イエベ秋はマット肌のほうがいけるはずなのに、フェイスパウダーでマットにすると途端に顔が死ぬ。なんならクレンジングオイルを塗ってテカテカになった瞬間に生き返る。
→ただの老化なの?お化粧テクニックの問題なの?
・ブラウンのマットシャドウの存在価値がマジでわからない。
→塗っても塗っても消えちゃって見えないんだけど、ドラァグレース(注3)と宝塚の見過ぎで目がマヒしてるの?
・普通の人が着るとおしゃれなはずのベージュのトップスが、私が着た途端「ラクダ色のババシャツ」に変貌する。
→シンプルにBBAだから?
・ネットでは「黒は難しい」って書いてあるけど、私は試着の時「この黒似合わないなぁ」と思ったことが一回もない。
→私の感性が鈍くて、似合わないのに気づいてないだけ?
などなど。
これはどうするべきなの?
ちょうどその頃Twitterのスト担様たちがイメコン関係の話をしていたのもあって興味が出てきたのもあり、様々な疑問を解消すべく、パーソナルカラー診断とメイクレッスンが受けられるサロンを探した結果
横浜にある完全予約制のプライベートサロンhttps://fleurirpersonalcolor.jp/
で
・16タイプパーソナルカラー診断
・顔タイプ診断
・メイクレッスン
を受けてみることにしました。
(こちらのサロンでは7タイプの骨格診断もやっていますが、そもそも服の選択肢が無い体型なので受けませんでした。)
haru先生は丁寧に話を聞いてくれましたが、私の「オレンジとかテラコッタとかのメイクが好きです。」という発言にはちょっと首をかしげていました。
既に不穏な気配がしますね。
ひとまず診断をしてみよう。
まずは自然光の中でホワイトシルバーとシャンパンゴールドの布を当ててみます。
「シルバーがお似合いになりますね。多分ブルべだと思いますよ。」
「でも何だかゴールドのほうがしっくりくるんです。」
「それはシルバーよりゴールドのほうが色が暗いから、暗さが重要なタイプなのかもしれませんね。」
と言って次はイエローゴールドの布を当ててみました。
明らかに皮膚が老化しました。
私、イエベじゃないのかもしれない。
その後いろいろ布を当てていった結果、とにかく深みが重要なブルべで、イエベ要素はブラウンやグリーンだったらギリいけるけどキャメルやマスタードまでくるともう無理、というタイプであることがわかりました。(1stディープウィンター2ndディープオータム)
「いやぁ、推しのメンカラが黄色じゃなくてよかったです。」
「何色ですか?」
「黒ですねー。」
「なら絶対に似合うからよかったですねー。」
というやり取りがありました。
閑話休題
そんなメンカラ黒の推し松村北斗さんが所属する、SixTONESの新曲『ABARERO』のMVが絶賛公開中です。
https://www.youtube.com/watch?v=jEHYWTcIpmg
ぜひ一度ご覧ください。
さて本題に戻ります。
本能に従うほうがいい
ベストカラーを並べていただいた時の感想は、「この色の服だいたい持ってる」でした。
パーソナルカラーを考えず、試着して気に入って購入していた服はだいたいベストカラーと合致していたんですね。
それに「イエベ秋の色じゃないけどなんだか気になる」と衝動買いして死蔵していたアイカラーペンシルがことごとくディープウィンター色だったんですよ。
本能って怖いですねー。
だけどひとまず足掻いてみたい。
でもおよそ四半世紀イエベだと信じて生きてきたわけで。
「先生、私目の色が茶色だと思うんですけど」
「しのみやさんは目の中は赤みの強い茶色ですけど、縁はしっかりと黒くてはっきりしていますよね。これはブルべ冬です。」
「先生、血管も緑に見えます。」
「ディープウィンターさんの中には、肌の厚みとか日焼けとかの影響でグリーンに見えやすい方もいるんですよ。(注4)」
「でも先生、私ゴールドのガチャガチャしたエスニックなデザインのピアスとか、色とりどりのビーズで編んだくそでかピアスとか異常に似合うんです。」
「それはたぶんパーソナルカラーじゃなくって、顔タイプに似合ってるんだと思いますよ。」
顔タイプに似合ってる?何それ????
顔タイプの謎。あるいは次回に続く。
注釈
(注1)実際は許されていなかったのかもしれませんが、空気は読まないことにしているので何も言われていません。
(注2)今になって考えるとその分リップとかに手を掛ければよかったのではとは思いますが、まつ毛さえバサバサになっていれば他はおざなりでもいい、みたいな時代を生きてきたのでそこに価値を見出せなかったんですね。
(注3)「ル・ポールのドラァグ・レース」見てると、化粧って自由だなって思いますよね。
(注4)それでも納得いっていなかったのですが、帰宅後脱衣所で鏡を見たとき横乳に透けた血管が青を通り越して紺だったので納得せざるを得ませんでした。みんな困ったらおっぱいで判別しようね☆(台無し)