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3Dヒューマンヘッドのための大規模合成データセット「VGGHeads」を試してみる

「VGGHeads」とは

VGGHeadsは3Dの人間の頭をモデル化するために作られたとても大きなデータセットですが、通常のデータセットと違って完全にコンピュータで作られた「合成データセット」で、100万枚以上の高解像度の画像が含まれているとのこと。
このデータセットを使って開発された新しいモデルは1枚の画像から頭の位置を特定しその頭を3Dで再構築することができます。しかも、これを1回の処理で同時に行うことができるらしいです。

従来のデータセットは写真のプライバシーや倫理的な問題から集めるのが難しかったり、特定の条件下でしか使えなかったりすることが多いのですが、VGGHeadsはそうした問題を気にせずに使える合成データセット。
どんな感じか気になったのでデモを試してみました!

🌐プロジェクトページ

💪さっそく試してみた

デモ画面

早速正面向いた女性で試してみましたが、もうすっかり綺麗に取得できました。

次は二人で。これも綺麗〜

3人でもしっかり取れています!

四人も大丈夫!

ということでちょっとシチュエーションを変えてみましたが、横顔もしっかり取れています。

精度だいぶ良いです!横を向いても、ぼかしていても人と認識してればきちんとメッシュを取ってくれました。

ちなみに猫ちゃんでも試してみたのですがさすがにダメでした🐱

👀まとめ

このVGGHeadsはこのように普通の写真から簡単に3Dの頭の形を作り出す技術を発展させるために作られたもので、これからのデジタル技術の進歩に大きく貢献していきそうですね!
すごく精度も良くて、計算も早くて一気にやってくれるのでバーチャルリアリティ(VR)、ゲーム、アニメーションなど、さまざまな分野で利用できそうだなと思いました。
VRの中でリアルなキャラクターの頭を作ったり、ゲームでキャラクターの表情をよりリアルにしたりするのに役立ちそうな気がします!
今日はここまで〜!!


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