画像から高速で3D生成するAIのStable Point Aware 3D (SPAR3D)を試してみる
Stable Point Aware 3D (SPAR3D)とは
先日行われたCES 2025でStability AIとNVIDEAとの提携で発表されたStable Point Aware 3D (SPAR3D)。
RTX AI PCでの実行に最適なSPAR3Dは、1枚の画像から1秒以内に3Dオブジェクトを生成するとのこと。これはえらいことです!!
早速いじってみたいと思います!
🌐プロジェクトページ類
💪遊んでみる
ということで、猫ちゃんの画像を用意しました。
こちらを使ってみたいと思います。
早速読み込んでApplyすると背景が透過されました。
そのままRunさせます!すると…
まさに1秒で生成されました!はやい。そして精度も高いです!
右上にはPoint表示、右下に3Dモデルが表示されて動かせるようになっています。
みてください、髭もこんなに立派に作られています。
もちろんデータはDLできたので見てみましょう。
DLしたものをBlenderで見てみたいと思います。
メッシュは多いので実際に使うときは面数は減らさなきゃですが、これは即戦力だなと感じました。
実はこの猫ちゃんの画像は、Stable Fast 3Dでも試してみたことがありました。下記がその時の動画です。
この時も相当に生成は早かったのですが、比較するとディテールがかなり上がっています。リアルタイム編集機能がついたことも大きいな変更点です。
ちなみにStable Fast 3Dの記事は以下になります。参考までに。
🎺その他にも試してみる
すぐ3Dが生成されるので試すのも簡単!
ということで他にも試したものを載せておきます。
⚖️TRELLISとの比較
たまたまXにSPAR3DのDEMOの使用動画を載せたらTRELLISとの違いを聞かれたので、そちらも検証してみました。
TRELLISの記事は以下になります。このモデルもすごく精度が良かったです。
ということで、同じドラゴンとイチゴのキャラクターの画像で比較したものがこちら。
それぞれの癖があるので、好みによると思いますが、個人的にはわたしはSPAR3Dのほうが元画像に忠実なような気がして好きでした。
👀まとめ
生成速度は本当に驚異的ですね。
SPAR3Dはリアルタイムでの編集が可能で、ポイントクラウドを使って削除や複製、拡張、色の変更などを即座に行える点が他にないすごいところです。
またStability AI Community Licenseの下で、商用・非商用を問わず無料で利用可能とのことで本当にありがたい限りです。
ゲーム開発者やデザイナーにとって、これまでにないスピードと自由度を提供するこの技術、要注目ですね…!
今日はここまで〜!!