仮想着せ替え&ポーズ変更AIツール「Leffa」で遊んでみる
Leffa(Learning Flow Fields in Attention)とは
最近、仮装着せ替え分野の生成AIはバーチャル試着やゲームキャラクター作成といった分野で活用が広がっています。
でも実は参照画像の細かいディテール(服の模様や柄)が歪んでしまうという課題がちょいちょいありました。
そんな中、最近発表されたこのLaffaは参照画像から色やテクスチャ、ポーズを高い精度で再現できると話題になっていましたので試してみました!
いままでの仮想着せ替えAIツール
仮想着せ替えAIツールは今まで「IDM-VTON」や「IMAGDressing」を試してみたことがありました。
2つともそれぞれよかったけれど、今回はどんな感じか楽しみです!
🌐プロジェクトページ類
💪試してみる
早速デモを試してみたいと思います。
Leffaはタブ切り替えで仮想試着と、ポーズ転送がありました。
まずは、前回の着せ替えツールでも試してみたこの女性に登場してもらいます。
この女性に白っぽいシャツに着替えてもらいたいと思いましたが、このLeffaは任意の服を着ている画像があればそれで良いっぽかったのでこのアジア系女性のシャツを着てもらおうと思います。
ということで着てもらった結果がこちら。
これは便利。服のほうも背景抜く必要もなく、そのまま思い通りに着てくれます!すごい!
Leffaはタブ切り替えでポーズのみ変更もできたので、試しに服はそのままでこの正面のポーズにしてもらいました。
これも精度良いですね!
しっかり前を見て腕を組んでくれました。ありがちな顔の崩れもありません。背景もグレーのレンガのままです!いい感じ!
ということで、これを組み合わせると、ポーズも服装も思いのままでした。
まったく便利な世の中です。
当たり前のように用意したモデルも生成AIで作られたもので、ポーズも服も思いのままです。何一つ真実がないという真実…笑
せっかくなので他にも試してみたものを載せておきます。
👀まとめ
「Leffa」はかなり精度が良くて驚きました。
今までの仮装着せ替えツールも結構よかったのですが、ストライプ柄の服やボタンの位置などで遠目にはきれいに見えても、よく見ると柄が崩れたり文字が読めなくなってしまうことが多々ありました。
Leffaはだいぶそこらへんの課題をクリアしているように感じます。
何より着せたい服の前処理なし(背景削除等がなし)で、画像を読み込みボタンを押すだけでできちゃうのが便利ですよね。
なお、Leffaは他のモデルにも簡単に組み込むことができるので、さまざまなプロジェクトに応用できる汎用性があるのもめちゃくちゃ良いところです!
こういうオープンなモデルが今後映画や広告制作、拡張現実アプリで使われるようになって、もっと便利でリアルな生活になるんでしょうね。いや、ほんとすごい。開発者のみなさまに拍手です!
今日はここまで〜!