年の差婚の、悪いこと
タイトルの答えは、年上のほうが先立たれる可能性が高い、ということ。
夫は48歳、わたしは26歳。22歳離れた、年の差夫婦。
歳の近い夫婦間ではあまり考えないことかもしれないけど、親子ほどの年の差があると、お互いいつまで一緒にいられるのか「終わり」を想像しやすい。
のんびりしたお茶タイムや、お互い仕事がおわってひと息ついている時。お互いなにも話さないけど、その沈黙すら心地よく、ゆっくり夕食をとっている時。
ふと、この時間は一体いつまで続いてくれるのだろうかと、頭をよぎる。
そんな話をわたしがボソっとふり、夫は「俺の方が先に死ぬわな」と、言う。
私は「あなたに先立たれるのは嫌だから、早死にする」と言い返すのは、いつもと変わらない会話。
ときどき胸がギュッとなって、夫にバレないように静かにホロリとする日も、たまにある。
こういう話をしていると、感動話を強調したいとか、夫婦愛をアピールしたいと思われるかもしれない。
でも、そうじゃない。
人間は、いつか必ず終わりがくる。「いつか」だから、その日を神さまは前もって教えてはくれない。
何十年後かもしれないし、もしかしたら明日かもしれない。だからこそ、突然大切な人を失って、急に幸せな日々が閉ざされるかもしれない「終わり」を想像するから、不安や恐怖が起きる。
人間、想定外のことが怖いもの。
どちらかといえばこの記事は、
いつか起こる「終わり」を想像して、恐怖や不安に「今」を左右されるのではなく、恐怖や不安を「今をよりよく生きるためのエッセンス」として使おう。
という、前向きなメッセージをのせた記事にしたい。
過去でも未来でもなく、目の前にくり広げられている「今」を大切に。
不安や恐怖にふりまわされない程度に、もしかしたら「今日わたしの人生、または夫の人生が終わるかもしれない」と、少し終わりを意識して、身を引きしめて今を生きる。
いつかあなたと離れなければならない、その時がくるまで。
さて、夕食の時間。
今日は夫が好きな、なめこのお味噌汁にしよう。
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