自主レッスン振り返り②
前回のアップに続き自主レッスンについて、今日はレッスン1・3の定型文作成について振り返ります
ここで暮らす上でよく聞かれる質問(いつ引っ越してきたの?仕事してるの?趣味は?など)に対し、残念ながら私は定型文を持ち合わせておりません。毎回のように回答を考えながら話しています。辛いです。作ればいいのに面倒でずっとサボってきました。そこで今回、この状態の卒業に向け、自主レッスン1&3のワークを通して「お決まりの答え」を作ることにしました。
とりあえず作文するのがレッスン1。その後のレッスン3を、作成済みの文章を違う表現に書き換えるワークとしました。狙いは英作文をするに上で足りていない「英語らしい文章構成スキル(=シンプルな文章作成)」の練習です。いつもと違う文章構成を考える練習をしつつ、結果的に定型文がより英語的な表現になれば効率的、と考えました。
挑戦してみての感想ですが、このワーク、なかなかハードルが高かったです。主だった理由は以下の2つだと思いました。
・日本語→英語の翻訳作業をしている
(根本的な文章構成が違いすぎるから英語っぽくならない)
・「英語的な表現」を意識してこなかったので表現方法が分からない
(ストックがなさすぎる)
例えば「ここに引っ越してくる前に」というニュアンスを表現する際、私はあたまの中に「私がここに引っ越してくる前に」という文章を浮かべてしまいます。この場合、英語に直すと接続詞を使って次の文章とくっつけて、、、という感じで、自ずと文章は長くなります(Before I move to here,~)。しかしながら、こんな翻訳作業をしなければ、単純に「引っ越し前」(Before moving,~)と表現する事もできるのです。
今回、ワーク完了後にコーチからお手本をシェアしてもらいました。自分としてはどうにかシンプルにならないかと考えてみたはずですが、コーチのお手本と比べるとやっぱり表現が回りくどい。そもそも「この発想ない!」という表現方法もいくつかあり、今回の作業を通して、英語という言語の感覚と表現方法のストックが絶対的に足りていない事がよく分かりました。
この手のセンスがモノをいう領域は「足りないなぁ」と言っていても増えませんし、生み出そうと頑張っても生まれてきてくれません。ただ、今回コーチのお手本と自分の回答を見比べてみて、こういった比較の作業を繰り返すと自分の表現方法のクセや、回りくどくなる理由は見つけられそうな気がしました。
そして、無いものは拾ってくるしかありません。と言う事で、今まで聞き流していた、読み流していた情報を、情報のインプットとしてだけでなく「表現のお手本」としてもインプットする意識を持ちたいなと思いました。まさに小さい子どもが大人の言う事をマネして使ってみる感じですね。
ワークをやってみても、できないことはやっぱりできないです。ですが、できない上で、何でできないのか?どうしたらできるようになれそうか?という事に向き合い、考えられた事が大きな収穫だったように感じます。こういった小さな気づきを拾いながら、自分に必要な手当てを効率的に進めていける状態を目指して行きたいと思います。
ちなみに、先週コミュカレが新学期を迎えました。何人か新しい生徒がクラスに編入してきたため、学期始まり恒例の自己紹介タイムが!今回ワークで「答え方」にしっかり向き合ってきたおかげで、自分史上一番間を空けずに話せました!ワークやった早々、という絶好のタイミングではありましたが、こういう小さな成功体験が励みになります