ホンモノを真似る
ここまでのセッションと課題対応で自分の勉強方法に対してふと思う事がありました。それは子どもが言葉を覚えるようなやり方で英語を勉強していない、という事です。
ここまで、語学の勉強として単語や文法ルールを勉強してそれをあたまに蓄積して来ました。今の自分が何かしらのアウトプットする時は、これらの知識を元に単語を選び文章構成を考えて作文しています。
学校でも一通り文法ルールを勉強して来ているので、落ち着いて考えればそれなりに正しく文章構成はできるはずです。それでも自主レッスンで自分とコーチの作文を見比べてみた時に、「正しい」とは別の「表現方法」という面においては、もうちょっと実践的なやり方が必要なのかも、と感じました。そう、マネる、パクる、という方法です。
私の作文とコーチの作文、具体的にはこんな感じで違いました
<英訳前の文章>
・先週多めに作って冷蔵庫に入れといた料理を全部食べきった
<わたしの英訳>
・ I had eaten all the stewed tomato that I had cooked last week.
<コーチからのFBとお手本>
・1人で作って、だんなさんと一緒に食べたなら主語に注意
・「今日で食べきった〜!」を表現したいなら
We have (finally) eaten up the stewed tomatoes that I cooked last week.
・もう食べたけど「ずっと残っていた」を表現したいなら
We ate all the stewed tomatoes that had been in the fridge for a week.
こうやってお手本を見てみて、ようやく2つのclauseが同じ時制になってしまっている事や、それぞれの動詞の主語を意識してなかった事に気づきました。そして、完了形を使う部分を変える事で強調する軸を変えられるという事も具体的に例を並べてもらったらとても腑に落ちました。あぁ、こうやって文章構成に気を配る事で、伝えたいニュアンスが正しく伝わるんだな、と実感できた感じです。
今回作ってもらった例文を始め、勉強する上でたくさんの音源や英文と出会って来ました。ただ、それは文法の仕組みを理解したり、リスニング力を強化する事が目的であって、それを表現のお手本としていただいてくる、という発想はありませんでした。
自主レッスンで行った「定型文」の作成にも通じますが、子どもが大人の言うことを聞いて、それを実際にマネして使いながらピッタリな使い方を体感的に覚えていくように、今の私には手取り早く「お手本」を型として吸収する必要があるように感じます。
この辺り、やれるかどうかは自分の意識・意欲・クセづけ次第なところがあるので、次の課題である「Independent Study」の取り組みに取り込みつつ
ネイティブのアウトプットをインプット
↓
インプットしたものをアウトプット
といったサイクルを回してみたいとと思います。