Oculus版のバイオハザード4を全クリした
久々に新しいゲームに熱中できたので、感想を書こうと思います。
※ 記事中にはネタバレを含みますので、未プレイの方は注意してください。
公式サイト
バイオ初体験がVR版だった
これをやるまで、バイオハザードシリーズは未プレイでした。
Oculus Quest 2(※)を買ったのが2021年4月。そしてバイオ4を買ったのが同年10月。わりと発売してすぐに買ったみたいです。
(※)現在Meta Quest 2に正式名称が変わっていますが、どの程度浸透してるのか怪しいので、この記事ではOculusで通します。
バイオをやりたい、というよりかは、Oculusで楽しくできるゲームが欲しいということで買いました。
なので、完全にバイオ素人です。
VR酔いがキツすぎてプレイを断念した過去
2021年10月に買って、2022年7月に全クリ? という話なんですが、中断期間が相当あります。本格的にハマったのは7月入ってからです。
買ったとき、ウキウキでプレイしはじめたんですが、プレイして30分ほどで気持ち悪くなりまして、プレイをやめてからも1時間ほど酔いが続きました。
調べたところによると、VRで酔う原理というのは、本人は移動していないのに、VRマップ上で移動するので、脳が移動による感覚調整を行なって、そのズレで酔うそうです。
購入当初の僕の評価は、「このゲーム面白いは面白いけどめちゃ酔うからキツいな」でした。
せっかく買ったんで、VR酔いもそのうち慣れるかなと思って何回かやったんですが、やっぱプレイのたびに酔うのはキツくて、そのうち自然とやらなくなりました。
悠久のときを経てプレイ再開
特に明確なきっかけがあったわけじゃないんですが、今年7月あたりでなんとなくプレイ再開しました。
Oculusの左スティックで移動なんですが、これを歩行モードじゃなくて、投げ縄モードにすると酔わないことがわかりました。
昔は邪道だと思ってたんですが、VRChatとかやったら、投げ縄移動が普通だったので、VRの移動法はこっちをデフォに欲しいですね。
酔いさえなくなってしまえば、めちゃくちゃ楽しいゲームで、どんどんハマっていきました。
終わってみればプレイ時間24時間ぐらいでした。
バイオ4 x Oculus x 英語
あとOculusであることに加えて、英語でプレイしてみました。
設定で日本語に変えられたんですが、せっかくなら英語のお勉強にもなって良いかなと思いまして。
放置期間が長くなったのは、英語にしていて、ストーリーよくわかってなかったのも影響していると思います。
クリア後、狩野英孝のゲーム配信見てるんですが、日本語の方がゲーム的なヒントをわかりやすく表現してて、英語はちょっと遠回しな表現になっている気がしました。
洋ゲーの方が、さりげないヒントにした方が好まれるのを反映しているのかな、と感じたりしました(単に僕の英語力の問題かもしれませんが……)。
英語だと、タイトルもバイオハザードじゃなくて、Resident Evilで、ストアで探すときに戸惑った気がします。
Oculus特有の操作感
Oculusなんで、一人称視点のガンアクションになります。
操作慣れるまでは結構かかると思うんですが、序盤は丁寧めなチュートリアルがあります。
が、僕の場合、放置期間が長かったので、そこでチュートリアルの内容が全部記憶から飛んでしまって、プレイ再開してしばらくショットガンの存在を忘れてました。
なんならセーブするときのタイプライターの操作ができなくて、リアルに10分ぐらいかかりました。タイプライターが一番難しいかもしれないですね。
主人公レオンの選択できるものは、ナイフ、ハンドガン、大型武器、回復アイテムがあるんですが、
ハンドガン: 右手前
ナイフ: 左手前
大型武器: 右肩
回復アイテム: 左肩
にそれぞれあって、これをつかむことで武器を選択します。
弾が切れるとリロードするんですが、他のハードだと単にリロードボタンを押すだけのところを、Oculusだと弾を装填するアクションがあります。
武器ごとに弾の場所が違うので、はじめて買った大型武器だと、装填場所がわからないまま敵に襲われてゲームオーバーになったりしました。
一ヶ所攻略情報見たところ(ここからネタバレ激しくなります)
基本的に攻略情報見ずにプレイする方針にしました。ロードはアリ。
攻略情報見ないと時間はかかるんですが、その分ゲームとしては楽しいなと思いました。
しかし、一ヶ所謎解きができなくて、攻略情報見ました。それがChapter 3の3の、食堂の謎解きです。
内容を書くと、「パン」、「肉」、「デザート」、「ワイン」が描かれた絵画が出てきて、ワインを撃つと正解です。
ワインを撃てばいい、というのは食堂にある4つの謎メッセージがヒントになっていて、謎メッセージを読み解ければワインが正解とわかります。
この謎がわからずに、詰みました。
というのもですね……謎メッセージが英語だと、
となっていて、僕は普通に「化け物たちの食事に対する格言的なことなのかな?」と思って、深く考えませんでした。
またホールにある絵も、遠くてよく見えなかったので、そもそも「パン」、「肉」、「デザート」、「ワイン」が描かれた絵とは思わなかったんですよね。
肉があるから、「この絵画の状況をテーブルに再現するのかな?」と思って、近くのカラスを殺して、鶏肉取ればいいのかな? とか的外れなことを試したりもしました。
日本語だと、四つの格言は下記になります。
特に最後の格言なんですが……
よく読むと、「最後の一杯、そしてボトルが割れて、我々の来た塵埃の中に返ろう」的な意味だと思うんですが、breakって普通に休みの意味もあるんで、ゲームやってるときそっちだと思ったんですよね。「最後の一杯を飲んで一休みして、そして我々の来たところへ帰ろう」的な。
これは英語力が問われるところでした。
ゲームバランスの話
弾が本当に大事なゲームだなと思いました。弾ゲーです。弾ゲー。
武器商人は、銃は売ってくれても、弾は売ってくれないんですね。一応救済要素として、弾切れになると、敵が銃弾ドロップする確率が上がるみたいですが、ただアイテムドロップする敵がいない/少ないステージもあるので、そういうところだと詰みます。
最初このことに気づかないで、銃バンバン撃ってたんですが、弾なくなってカツカツになったので、ちゃんと狙うようになりました。
難しいゲームというイメージがあったんですが、実際は絶妙に難易度調整されていて、頑張ればちょっとヘタでもなんとかクリアできるようになっている、ゲームバランスの良さを感じました。
武器何買って進めるかというのも個性出ると思うんですが、僕の場合、マシンガンは早い段階で買って、ライフルは買わないで最後まで行きました。後で攻略サイト見ると、マシンガンは有名な有能武器だったらしく、買ってよかったなと思いました。
ライフル、終わった後振り返るとほぼ必須武器だったんですが、遠距離狙撃のスコープ覗くアクションが苦手で、進行不可にならない限り買わない方針にしてました。
以下、やらかし集を書いていきます。
サーモグラフィー取り忘れ
Chapter 5以降で出てくる、Regenarator(日本語名わからない)っていうキモい敵がいて、サーモグラフィーを取得して弱点を狙撃しないと、倒すのが難しい(強力武器連打すれば一応は倒せますが、めちゃ弾浪費することになる)んですが、僕はなんとサーモグラフィー取らないままエンディングまで行きました。
サーモグラフィーがある部屋までは行ったんですが、凍ってたんで、ストーリーが進行しないと取得できないアイテムかと勘違いしたら、一向に取得する流れにならなくて、途中でミスったのに気づきました。
攻略見ると、サーモグラフィー取った後で、ライフルに装着しないといけないみたいだったので、どのみちアレでしたね。
Regenarator、その後ちょいちょい出てきたんですが、全部逃げました。最終章で出てくるところで、頑張って一体だけ倒したかな?
サラザールに大苦戦
ボス戦はどれも大変だったんですが、サラザール(なんか名前ずっと覚えられなくて何回も調べた。老婆かと思ったら、一応男らしい)が一番キツかったです。
この敵は目を狙うと、サラザール本体のガードが開いて、そこを狙撃するとやっとダメージが入るんですが、まずそこに気づくまでに1時間ぐらいかかりました。
最初、一階部分に落とされるので、そこでアイテム取りつつ、大量に湧く虫を撃ちまくってました。虫を撃ち続けていれば、いつか何か起こるかなと思ってました。
上の階にいると、サラザールが一撃即死の技使ってくるので、下にいるのが正しいのかと思っちゃったんですよね。
ギミックに気づいた後は、即ロケットランチャー使いました。
個人的にはラスボスより全然強かったです。
液体窒素に気づかず
Chapter 4-1でエレベーターに乗るところでボス戦になります。
調べたらヴェルデューゴっていうボスらしいです。急に襲ってくるので、名前わからないまま戦ってました。サラザールの側近だった奴みたいです。
液体窒素のギミックがあったんで、これ使うと凍らせることが可能だったみたいです。
めちゃくちゃ頑張って逃げてました。絶対こんなの倒せないだろと思いましたが、液体窒素と強力武器のコンボで一応倒せはするみたいです。
アシュリーがエルヒガンテ戦と相性悪い
Chapter 2-3でルートによってはエルヒガンテ(巨人)戦があるんですが、Oculus版だとアシュリーがプレイヤーの移動に追従するのが甘くて、たとえば壁際に移動すると、プレイヤーの前にアシュリーが立つことになります。
(投げ縄移動の副作用?)
この仕様のせいで、エルヒガンテ戦で岩を落とすとアシュリーが下敷きになります。
一回巨人倒した後で、良かった〜と思ったら、アシュリーが倒れる巨人の下敷きになってゲームオーバーになったときはキレそうになりました。
Chapter 2-3でルートが分岐になってるのも、クリアしてから攻略情報見て気づきました。直前にゲットできるメモの内容が全く理解できてなかったみたいです。
狩野英孝のバイオ配信が楽しい
バイオ4にハマってから、狩野英孝のバイオ4配信のアーカイブ見始めました。
元々存在は知ってましたが、そこまで面白いとは思ってませんでした。
自分が既プレイの状態で見ると、この配信がめちゃくちゃ面白くなりました。
この配信をネタバレの不安なしで見たいから、早めに全クリしたかった、まであるかもしれません。
狩野英孝、ヘタだヘタだ言われてますが、僕が取りこぼしたサーモグラフィーちゃんと取ってたので、僕より優秀だと思いました。
VRゲームをやるスペース
VRやるときは周りにモノないようにしてからプレイするんですが、それでもプレイしてるうちにちょっとずつ移動して、気づくと壁に手ぶつけます。
学校体育館ぐらいスペースがないと厳しいかもしれませんね……
まとめ
というわけで、感想記事でした。
新しいジャンルを開拓するというのは、年を取ると難しいし、寝食を忘れるぐらい熱中するとなると、尚更難しいものです。
Chapter 3あたりからハマりが加速してきて、夕食をすぐに食べて、深夜2時ぐらいまでプレイするという生活で、Chapter 4、5を終わらせました。
寝食を忘れることができる体験は久しぶりでした。
これからはゆっくり狩野英孝の配信を消化しようと思います。
(了)
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