大長編ドラえもん
とっても大好きドラえもん
ドラえもん。
とっても大好きドラえもん。
小学3年生くらいからドラえもんを見始めました。
かなり遅いですね。
甥っ子なんて3才でめちゃくちゃドラえもんにハマってます。
映画のドラえもんは「大長編ドラえもん」を原作とされているのがほとんどです。
コミックスで読んでました。
皆さんも好きな話が一つはあるんじゃないですか?
マンガだけど非日常
ドラえもんはマンガです。アニメです。
現実にはドラえもんもいないし、ひみつ道具もありません。
既にマンガの時点で非日常です。
なのに、大長編ドラえもんは普段ののび太たちの生活では考えられない場所へ行ったり、悪者と戦ったりします。
その、非日常を日常と錯覚して、非日常を感じ取っていくのがたまらなく楽しいのです。
ドラえもんの焦ってポケットから「やかん」や「トイレットペーパー」が出る。
のび太は頭も冴えてて、射撃の腕前を披露できる。
しずかちゃんはかなりの頻度で連れ去られるか、オリジナルキャラクターと仲良くなります。
ジャイアンは頼りになる良いやつになります。
スネ夫はぐずってます。
そんなドラえもんの世界でいう非日常が楽しめます。
読みごたえも抜群です。
是非、読んでいただきたいですね。
好きな大長編ドラえもん①
「のび太と夢幻三剣士」
夢の世界でならかっこいいヒーローになれる。
なんともドラえもんらしいコンセプトですね。
途中で夢と現実の認識を入れ替えるスイッチが出てきます。
子供の頃は何とも思っていなかったですが、これって怖くないですか?(笑)
こちらは映画も良い感じなのでおすすめです。
好きな大長編ドラえもん②
「のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)」
この作品で特筆すべきは「のび太はいざとなったら強い」でしょうか。
途中でドラえもんが故障します。
手を繋いで、目を離せないくらい故障します。
のび太は手を繋いで、ドラえもんを直すために頑張ります。
その他にも、人間が機械に頼り続けて楽をしてきた結果、機械に反乱を起こされてしまうということを子供にもわかるようになっている点もメッセージ性の強い作品としておすすめです。
好きな大長編ドラえもん③
「のび太と鉄人兵団」
これは好きな人が多いのではないでしょうか。
宇宙の彼方から、人間を奴隷にするためにロボットの兵団が地球に来るという文字に起こすと「ドラえもんか?」と思うような内容です。
この作品はとにかく戦います。
ドラえもんのひみつ道具の中でも武器が全面に出てくることは少ないので珍しい作品です。
「ショックガン」「空気砲」「瞬間接着銃」「ヒラリマント」「スモールライト」などが一度に出てきます。子どものときはそれを喜んでました。
しかし、この作品はかなりメッセージ性が強いんです。
この鉄人兵団はなぜ地球に侵攻してきたのか。
それは、このロボットたちが一人の科学者から生み出されたときに、より良い文明を築いてほしいと「相手と競い合う」回路が埋め込まれました。それにより、文明は発達しましたが「格差」が生まれてしまったのです。
そして、その格差が行き切ったため、もっと下の存在を作るために「人間」を奴隷とすることにしたのです。
これって、「戦争」をテーマにしてるんです。
すんごく重いテーマですね。
この結末はどうなったか。
それは是非、ご覧になってください。
ドラえもんならではの解決法ですので(笑)
あぁ・・ドラえもんが観たくなりました。
甥っ子と一緒に観ようと思います。
皆さんももし観たら、感想を聞かせてくださいね。