初めてのバイト
アルバイト
前にフリーター時代に出会ったシゲさんの話を書きました。
今回は初めてアルバイトをした時のことを書きます。
高校生になり、いろんなことを経験していきます。
その中で自分が興味を持ったのが、
郵便局のアルバイト
年末年始に募集が出るやつです。
学校に許可を取りました。
「アルバイトを通じて社会で生きることを学ぶため」
みたいな理由を書いた気がします(笑)
最初は「小遣いの足しにするため」って書いて怒られたので(笑)
12月20日くらいから1月5日くらいまでの短期バイトです。
それでもドキドキですよ。
初めて働くんですもん。
面接も何を話していいのかわからず部活の話をしました(笑)
担当地域は、、、
バイト初日は、自分についてくれる上司と会いました。
そして、自分が担当する地域に行って回る順序を教えてもらいます。
自分の担当地域は、自宅の近所でした。
そりゃいきなり全く知らんとこ担当させるよりいいよね。
でも一気に気持ちが楽になりました。
子どもの時から走り回っていた近所ならどこに誰が住んでいるかがわかります。
はい、甘かったです。
全然知らない人ばっかりでした。
「こんなところに家が!?」もありました。
「え?ここって空き家だと思ってた・・・」もありました。
「近所なのに迷いそう」もありました。
特に困るのがアパートやマンションです。
部屋番号と名前が書いてあればいいですが、名前のみがしんどかったです。
わざわざポストに名前を書いてないのでそういうのは持ち帰りました。
ちなみに移動は自転車です。
原付の免許持ってなかったのでね。
自転車の前と後ろに鞄をつけて配達物を運びます。
元旦の年賀状配達に向けて、ルートと各家のルールを覚えます。
そして12月31日の夕方。
我が家に1月1日に配達する年賀状がでっかいケースに詰められて届けられました。
自転車では一度に運べない量です。
何回も郵便局へ戻らなくていいように自分の家に前日に運ばれてきました。
個人情報とかは当時はよかったのだろうか・・・(笑)
1月1日
朝から出発します。
親や近所の人が集まってきたのが妙に恥ずかしかったです。
自分の家にケースがあるので、ルートを設定して効率よく回れるようにしました。
気負って臨んだものの、お昼までに配達は終わりました。
上司の方も様子を見に来ていただきました。
その後は少なくなった年賀状を5日まで配達して終了しました。
あっという間でしたが、本当にいい経験になりました。
可愛い配達の子
ちょっとした出会いもありました。
夕方に終わってくると、はがきの仕分けをしている「内務」の人たちがいます。
その中に自分と同じ外回りの恰好の女の子がいました。
上司に聞くと、早めに帰ってきた人は時間まで内務の手伝いをするとのことでした。
自分はその子が可愛くて気になってました。
次の日から超高速で配達を終えて帰ってきました(笑)
なのでもちろん内務です。
その子もいます。
3日目くらいにその子に「いつも配達早いですね」と声をかけました。
そこからどんどん仲良くなり、仕事終わりに喋る仲になりました。
そしていよいよ1月5日の最終日。
連絡先を聞こう!と意気込んで出勤しました。
その子はいませんでした。
1月4日が最終だったそうです。
*自分は1月4日を休んでました。
儚い夢の終わりです。
しかし、冬休み終わりの自分はどこか一つ大人になった顔をして登校していました。