発達障害なんてくそくらえ!
「10人に1人がADHD」。
ここ2~3年で「発達障害」と診断される人口が急増しています。
一時期は精神科の受診外来に診断希望の患者が殺到し、急激に関心が高まった印象的な出来事がありました。
”発達障害バブル”と呼ばれる現状を受け、服薬と通院が欠かせない私から
1つ言いたいことがあります。
結論、「日本人はみんな発達障害を持っている」のです。
大事なのは、障害というフレーズに惑わされないことです。
障害と呼ばれるカテゴリーに属する人たちは、心と身体が考える物事が一致せずに常に苦しんでいるのです。
私の場合は、WAIISの検査で混合型と判明したのが17歳の時。
当時はまだ「アスペルガー症候群」という病名でしたが、2013年に連続体という意味の「自閉症スペクトラム障害」に改名されました。
大切なのは、自分が苦手なことを公にして周りの助けを乞うこと。
得意と苦手の差が明確だからこそ、日本の”すべてを平等にする教育”では個性と才能が殺されてしまうのです。
しかし、ただ服薬をしていても副作用で発作が起きる場合もあります。
パニックになって奇声を上げたり、周りの音や景色に過敏になってしまったりとストレスを感じやすいので、私に限らず自分が落ちついて過ごせるアイテムを揃えると随分と気が楽になります。
これからも診断人口がより増加し、深刻な社会問題になるでしょう。
大切なのは、『個性』と捉えるか『障害』と捉えるか。
私にとってこの問題はタブーでTPOによりますが、現時点では障害と捉えています。
苦手なことをしたり初めての場所に行くと、金縛りに遭い全身が固まって喉がひっついて声が出ず、アンドロイド対応になってしまう。
無表情、無関心、そして無感情。
これが今の私を飾る3大アクセサリーです。
みなさんはこの3つを実感したことはあるでしょうか?
もしないなら、あなたは間違いなくユニークでチャーミングです。
決して障害と捉える必要はないのです。
自分を飾る宝石のように思えれば100点満点です。