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優先順位


 
 来週の8月6日は税理士試験です。ここ二週間は、それに向けて必死に勉強していました。
 していました、という過去形になったのは少し自分の体制が変わったからです。
 財務諸表論と消費税法の二科目受験をすると前の日記には書いたのですが財務諸表論だけの受験に変更したからです。
 消費税法は受験しません。
 このまま続けていてもおそらく合格点に届かないだろうと見込んだためです。今後のために勉強をしておく、という手もありますが消費税法に時間が取られて財務諸表論が不合格になってしまったらもったいないと思いました。今年は財務諸表論の一本に絞って、あと一週間集中的に勉強をしたいと思います。
 本来なら今日はTACのファイナルチェックといって消費税法の答練があるのですが受けないことにしました。その分、財務諸表論の復習に時間を回します。
 そもそも真剣に勉強をはじめたのが7月の3連休あたりでした。そこから大原の直前模試パックを購入しまあした。必死に勉強をすれば間に合うと思っていました。でも、その見込みは甘いなと感じました。ギリギリ間に合わせようと思っていましたが、消費税に時間をかけて財務諸表論が落ちてしまったらもったいないです。それに三年ぶりの受験です。まずは一科目合格することが重要だと思いました。
 ここ二週間は、消費税法ばかり勉強していました。なんとか間に合わせようとしていたからです。でも、優先順位を変えて財務諸表論の勉強をします。
 久しぶりに税理士試験の勉強をしていて思ったことがあります。それは、資格の勉強は小説を書くこととは違って自分の不出来が目に見えてわかる、ということです。解答が合っていれば○間違っていれば×になります。小説を書くこととは少し違います。小説を書くことは○×がありません。もしかしたら、文学賞をとることが○であったり評価が良ければ○悪ければ×ということといえるかもしれませんが、その評価も人によって全く違います。
 そういう意味では資格の勉強をしていると答えがはっきりしているので楽しいです。税理士試験は金額を合わせるのであって金額が間違っていると×になったり理論をしっかり書けていないと×になります。曖昧なところがないのです。だから、ここ三年間はずっと小説のことばかり考えていた自分にとって試験勉強は新鮮です。消費税法も勉強していって○が増えていくと興味を持つようになって真剣に取り組めるようになりました。 でも、このままだと不合格の可能性が高いと踏みました。奇跡を信じてやり続けるのもいいですが奇跡を信じるのではなく、現実を受け入れる方が重要だと思います。7月から勉強をはじめて1ヶ月でなんとかなるものではないなとわかりました。それでは、あと1週間、一生懸命にやりたいと思います。
 

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