オーディオブック
最近、オーディオブックを聞き始めた。時間があるときに本の内容を聞くことができる。
たしか以前は聴き放題ではなかったような気がする。だからそのとき僕はすぐに登録を辞めたのだが、いまは月額1500円でいろいろな本を聞くことができる。なので、とてもお得だ。隙間時間を利用して聞いている。
いまは、アーサーcクラークの「2001年宇宙の旅」を聞いている。隙間時間を利用するだけで、結構な時間を聞くことができる。
オーディオブックをやり始めたのは、スティーヴンキングの「書くことについて」という本を読んだのがきっかけだった。この本には、小説を上手くなることにつてのコツが、スティーヴンキングの考え方にもとづいて書いてある。
「作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことがふたつある。
たくさん読み、たくさん書くことだ。
私の知るかぎり、そのかわりになるものはないし、近道もない」
このように書いてあった。この一文を読んで、なるほどと思った。「小説家という職業」という本で森博嗣が小説家になるにはたくさん書くことが必要だとあったが、スティーヴンキングはたくさん読むということも必要とあった。
スティーヴンキングは、書くことは読むこともたくさんしているようだった。スポーツジムに行くときはオーディオブックを持って聞きながらウォーキングをするとあるし、年八〇冊くらいは小説を読むとあった。それも自分の楽しみのために読むとあった。書いている作品の参考にするためではなくて、純粋に小説を楽しむために読むようだ。
スティーヴンキングの言葉を受けて、僕はオーディオブックの登録をした。いままで移動する時間は、音楽を聴いていたが小説を聴く事に変えた。すると、自分の無意識下で物語が動き出している感覚がでてきた。
僕は、音楽が好きで移動時間はずっと聞いていた。でも、それはなくす。その代わり、執筆しているときに音楽を聴くことにした。スティーヴンキングは執筆中、ロックミュージックを聴いているようだ。なので、そのまねをして書くときに音楽を聴いて、移動中にはオーディオブックで小説を聞き流すことを習慣化していきたい。
小説を読むときも、音楽を聞き流そうと思っている。BGMとして音楽が流れると理由はわからないが気持ちがワクワクする。なので、執筆と読書の時に音楽を聴き、移動中にはオーディオブックを聞き流していこうと思う。