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 普通に生きていたら自分のボディイメージは大体わかっているはずだ。
 どんな形を今しているかなんて見なくとも感覚でわかると思う。
 位置感覚というのもわからないと生活はしずらい。
 普通に生活していればそんなことは思いもしないはずだ。
 この病気に罹って感じたことは今までの体では無いと感覚で思った。
 特に麻痺した手足はいつもと違った感覚がありはっきり言えば四角い立方体になった感じだった。
 発症直後は全く動かないから重たさだけが感じられる感覚だったんだろう。
 そして口の中も違った感じがあり物を食べる時に顕著だった。
 最近になって感じることはとくに足先が体の近くにある、言うなれば脚が短くなった感じがする。
 見れば普通の両足同じ長さの脚があるんだが、布団をかぶって寝ている時なんかは痛みを感じないところは感覚として存在がないように思えてその分短く思えてるのかもしれない。
 健側で麻痺側を触り動かすのを手助けさせると違いはないとかんじられるのたが。
 あと、位置感覚もかなり弱くてとくに麻痺側のでなんかは頭で感じているところに無いことはある。
 そんなだからよくぶつけてしまい生傷が絶えない。
 肘から先は感覚が薄くある時なんかは動いている感じがして見てみるのだが全く動いてはいない。
 普通でなくなってわかることなんだなと改めて感じてしまう。

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