壁
日柄も良いから昼間散歩に出た。
やはり今まで足を伸ばしてない横道を通ってみた。
かなりの坂道で恐る恐る降った。
今使っている車椅子、WHILLは急な坂だとどうも制動がかかるみたいでジョイスティックを入れ直さないと少しゆっくりになる。
この坂道もそうなった。
この街の坂はこういうところがある。
坂を下り切って振り返ってみたらこんな感じだった。
写真で見るとそこまでではないように感じるかもだが目の前にすると壁が立ち塞がったように感じる。
下りならともかく登りはつかわない。
この坂を後に散歩を続けた。
道すがら少し周りを見るとこんな感じだ。
見た目以上にキツく感じる。
車椅子も電動でも上りきらない坂に思える。
パワーが売りのWHILLだから何とか登れてる感じだ。
上り切るだけで結構疲れた。
上り切ったところに公園があったから行ってみた。
殿谷公園、こっちに越してきてから行こうと思ってた所だ。
今は時期柄緑しか見えない。
しかし、立地が国分寺崖線の際に作られているから遊歩道に階段が結構あり車椅子では全部を見て回るのは無理だ。
今はこんな感じだった。
藤棚もありじきによってはきれいな公園に思われる。
公園をあとに家路に着いた。
帰りは一番近い都道を走った。
しかし歩道もあるがいきなり隘路になるからあまり走りたくはない。
ダメなのはわかってはいるが車道の端を走ってしまう。
こんな感じで電信柱が道の邪魔をしている。
この隙間を通るのはキツく車椅子や身体をぶつけてしまうのもしはしばだ。
また、歩道は嵩上げされているから車道の方に降りるのもできない。
なら最初から車道の方を、と思い実行している。
また、こんな歩道もある。
この広さで歩道だ。右手に見えてる車道よりひろい!
ま、ここは中山道武蔵道の跡地らしくその名残を歩道にしてる感じだ。
歩道の横にある石碑が物語っている。
車椅子の走り易い道を!とは声高には言わないが車椅子が走り易い道はベビーカー間も走り易いんだろうな、と親子連れとすれ違うと思ってしまう。