Photo by
fairview_square
最近気に入っている漫画
アプリで読んで気に入った漫画がある。
少年サンデーで連載している漫画なのだが。
龍と苺
将棋漫画なのだが正直なところ将棋漫画は現実が既に漫画過ぎてフィクションたる漫画がだいぶ夢を描けなくなっているように思う。
この漫画は多分最後の夢だろう女性の棋士を描いている、まだ劇中でも誕生していないが。
しかも主人公は中学生、昔ならどんな夢物語かよ⁈と言われる話だが今を見てるとそう感じられない舞台設定に思う。
この漫画、基本的に登場人物はどこかイカれている。とくに棋士はみんな人としてタガが外れている。無論主人公もどこかタガが外れているのだが先述の通り周りがみんな個性的すぎて主人公が浮いてない。
この漫画はこのイカれ具合を楽しむ漫画だ。
無論少年漫画らしく成長はきちんと描けているので読後の爽快感はある。
私は将棋は一般的なことしか知らないが、それでも楽しめる漫画になっている。
絵は上手いと言うわけではないが作品に合っている絵柄に見えて面白さを醸し出している。
また、どこからともなく感じる昭和臭、これが古い人間で古参の漫画ファンの私に突き刺さってしまった。
久しぶりに熱くなる漫画を見つけられた。
面白いと思ってアプリで読んでいたのだが、単行本を買おうと決めたのは64話を読んでからだ。
とあるページが直視できないくらい笑ってしまった。
ま、これまでの流れはあるのだがここまでシチュエーションで笑ったのは久しぶりというか初めてだったから。
一読をお勧めする。
サンデーうぇぶりで無料で読めるから。