注射
わたしは仕事として静脈注射をすることも業務の一つだった。
やはりされる方としたら苦痛なのは確かなので言葉遣いやら接遇、そして穿刺技術は磨いてきた。
その手段としてはやはり場数をこなすというのが一番になる。
やはりその場で誰もできない、というのは避けたいのもありその甲斐あって穿刺に対しては頼られるようにはなった。
そしてスタッフからだけではなく医師からも一目置かれるようにはなった。
しかし、今では遠い昔のはなしになってしまった。
先日わたしの元の職と同じ職業に就いた身内から連絡があった。
それは相談であり取り敢えずはアドバイスみたいなことはした。
最後に相談には言及がなかったのだが穿刺がんばれ!と激励はしておいた。
この職に関してはこの穿刺の時が一番対象者に密接に関わる一つだと思うからそれによって信頼を受けるのは大切だと思う。
確かに知識も大事だがそれだけでは足りなくてどう接するか、コミュニケーションを取るかが大切だと感じる。
わたしも仕事中患者さんといろんな雑談をしてはいた。
やはりこの仕事は、信頼が大切でそれを受けることに腐心はした。
技術を磨くのもその一つだし、コミュニケーションをとる、とりやすい雰囲気を作るのも大切だ。
ま、相談にはそんなことは言わなかったが。
頑張れ!